パンチート

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初登場 三人の騎士(1944年)
作者 エルネスト・テラサス
フレッド・ムーア
日本語版声優 古川登志夫
パンチート
Panchito Pistoles
初登場 三人の騎士(1944年)
作者 エルネスト・テラサス
フレッド・ムーア
原語版声優 ホアキン・ガライ(オリジナル)
カルロス・アラズラキ(2001年 - 現在)
ロブ・ポールセン(『ハウス・オブ・マウス』「グーフィー大変身?」歌唱部分)
ハイメ・カミーユ英語版三人の騎士の伝説
アルトゥーロ・デル・プエルト英語版ダックテイルズ
日本語版声優 古川登志夫
詳細情報
別名 パンチート・ロメロ・ミゲル・ジュニペロ・フランシスコ・キンテロ・ゴンサレス3世ハウス・オブ・マウス
パンチート・ロメロ・ミゲル・フランシスコ・キンテロ・ゴンサレス3世三人の騎士の伝説
パンチョ・エル・チャロ
種族 ニワトリ
性別
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パンチートPanchito Pistoles)は、フレッド・ムーアによって創作された擬人化された雄鶏のキャラクターである。1944年のディズニー映画『三人の騎士』で、ドナルドダックホセ・キャリオカと共に初登場した。その後、1944年から1945年にかけて日曜版コミックストリップ『シリー・シンフォニー英語版』に1年間登場したほか、ドン・ローザによるコミック作品『The Three Caballeros Ride Again英語版』(2000年)や『The Magnificent Seven (Minus 4) Caballeros英語版』(2005年)にも登場している。スペイン語をメキシコ訛りで話す。

パンチートは、ドナルドダックホセ・キャリオカの友人であり、メキシコに住んでいる。彼はセニョール・マルティネスという名のに乗っている。テレビシリーズ『ハウス・オブ・マウス』や『ミニーのリボンショー』では、メキシコの祭りの司会者として登場したことがある。漫画での初登場は1943年の自身のタイトルストーリーであり、この中でクララ・クラックと出会い、恋に落ちた。それ以前の1943年には、テキストストーリー「ラ・ピニャータ」にも登場している。

1944年から1945年にかけて、パンチートは日曜版コミックストリップ『シリー・シンフォニー英語版』の1年間のシリーズに登場。このストーリーはビル・ウォルシュが執筆し、ポール・マリー英語版がペンシル、ディック・ムーアズがインクを担当した。

パンチートのフルネームは「パンチート・ロメロ・ミゲル・ジュニペロ・フランシスコ・キンテロ・ゴンザレス三世」である[1]。「パンチート」は「フランシスコ」の愛称であり、フルネームの中の5番目の名前でもある。この異常に長い名前は、多くのスペイン語圏の国で二つの姓(場合によっては複数の単語から構成される)と複数のミドルネームを用いる習慣を皮肉ったジョークである。このフルネームはアニメ『三人の騎士の伝説』でもほぼ維持されているが、「ジュニペロ」は省略されている。

「ピストレス」という姓に関する言及がないため、一部の人々はこれを別の愛称であると推測している。「ピストレス」という言葉はスペイン語には存在しないが、「ピストラス(Pistolas)」は、特に拳銃を意味する。実際、スペイン市場では「パンチート・ピストレス」として知られている。

セニョール・マルティネス

セニョール・マルティネスは、パンチートの擬人化された馬である。初登場は1944年の新聞連載ストリップで、ビル・ウォルシュが執筆し、ポール・マリー英語版が作画を担当した[2]。その後、ドン・ローザが執筆・作画した『The Three Caballeros Ride Again英語版』および『The Magnificent Seven (Minus 4) Caballeros英語版』にも登場している。ただし、ドン・ローザはセニョール・マルティネスをより現実的な馬として描き、初期の漫画的なデザインとは異なるアプローチを取った。

作品

ディズニーパークでの登場

ウォルト・ディズニー・ワールドディズニー・コロナド・スプリングス・リゾート英語版内にある商品販売店「パンチートズ・ギフト&サンドリー」は、パンチートの名前とイラストを看板に採用している。

2007年4月、ウォルト・ディズニー・ワールドのエプコットメキシコ館」にあるアトラクションがリニューアルされ、パンチートとホセ・キャリオカが再登場した。このアトラクションは「グラン・フィエスタ・ツアー英語版」と名付けられ、新たなアニメーションとストーリーが加えられた。ストーリーでは、三人の騎士がメキシコシティでショーを行う予定だが、ドナルドダックが行方不明となり、ホセとパンチートがメキシコ各地を巡りながらドナルドを探す内容になっている。このアニメーションはエリック・ゴールドバーグ英語版が監督を務めたとされる[3]

パンチートは、2008年4月28日にオープンした香港ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」や、同年1月から11月に改修されたディズニーランドカリフォルニア)の「イッツ・ア・スモールワールド」、さらに2017年3月から2018年4月にかけて改修された東京ディズニーランドの同アトラクションにも登場している。

ディズニーランド・リゾート(カリフォルニア)では、2011年までにホセとパンチートは姿を消していたが、「ミッキーのサウンドセーショナル・パレード」に合わせてリニューアルされた。このパレードでは、ドナルドダックがピニャータを叩こうとする場面に、ダンサーたちと共にホセとパンチートが登場する。

2012年末からは、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのホリデーシーズンイベント「ビバ・ナビダー!」で、ホセとドナルドと共にパンチートも出演している[4]

航空機における表現

現在のパンチートのノーズアートを持つB-25J

第二次世界大戦中、メキシコ空軍の第201飛行中隊英語版(エスクアドロン201)は、パンチート・ピストレスをマスコットとして使用していた。

アメリカ陸軍航空軍は、ノース・アメリカン B-25 ミッチェル(シリアルナンバー43-28147)を運用し、機体のノーズアートとしてパンチートのイラストを描いていた。この航空機は、1943年12月から1944年10月まで中部太平洋戦域で第41爆撃群英語版と共に運用され、1949年にスクラップ処分された。

また、スウェーデン空軍もパンチートを装飾したP-51(スウェーデンではJ26と呼ばれる)を運用していた。この航空機「レッド・エリック(Röd Erik)」は、ウプサラ郊外の第16航空団第3飛行中隊に所属し、1946年にスチューレ・マットソンによって装飾が描かれた[5]

現在、別のB-25J ミッチェル(シリアルナンバー44-30734)が、オリジナルのパンチートのレプリカとして飛行している。この機体は1945年2月に納入され、1959年に民間へ売却されるまでアメリカ陸軍航空軍で運用された。1986年に修復され、現在は「ラグウィングス&ラジアルズ」の航空ショーで飛行している[6]

その他のメディアでの登場

声優

脚注

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