マッキンゼーの7S
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マッキンゼーの7S(McKinsey 7S framework)とは、組織を考える上で必要な7つの要素(経営資源)である[1]。マッキンゼー・アンド・カンパニーが開発した。ハードのSとソフトのSに分類される。
ハードのS
以下の7つの要素は互いに影響しあう。企業の競争優位の確立には、そのビジネスに合わせて、これら7つをバランスよく備えることが重要であるとされる。
経営者が比較的短期間に変更可能でコントロールしやすいもの。
- 組織構造 (Structure) - 企業がどのように組織化されているか。たとえば、組織階層と上司部下の関係はどうなっているか、次組織が職能別か、事業部制になっているかなど。
- システム (System) - 管理システムや情報システムなどの仕組み、管理手続きがどうなっているか。たとえば給与制度、インセンティブ制度、業績評価システム、資源配分システム、経営管理システムなど
- 戦略 (Strategy) - 競争優位の源泉は何か、戦略の優先課題は何か、どの分野にどのように経営資源を配分するかなどの戦略。
ソフトのS
その会社で働く人々によって決まるものであり、通常、簡単には変更できずコントロールしにくいもの
- スキル (Skill) - 社員や企業が持っている特定の能力。おこなっているビジネスに重要で、しかも競合他社にないスキルがあれば、競争優位を確立することができる。
- スタイル (Style) - 組織の文化や経営スタイル
- 共有価値 (Shared value) - 会社のよりどころとなる経営理念や価値観が浸透しているか。
脚注
- ↑ 板倉宏昭『経営学講義』勁草書房、2010年、94-96頁。ISBN 978-4-326-50334-6。
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