マニカ・スタッカビーレ
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基本形は二の腕の途中から手首までを覆うまっすぐな袖。
15世紀ごろの神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世妃ビアンカ・マリア・スフォルツァ(ミラノ大公ガレアッツォ・スフォルツアの息女)の肖像には、変形マニカ・スタッカービレが見られるが、これは袖の上腕部と前腕部を切り離して仕立て刺繍を施し紐でつづり合わせた手の込んだものである。
袖なしの胴衣(ボディス)に左右の袖にそれぞれ縫い付けられた紐を結びつけて、肩口から肌を露出させたり下着(シュミーズ)を覗かせるなどする。
胴衣と袖は共布で仕立てることが多いが、ラファエロの『一角獣を抱く貴婦人』の女性のように別布で仕立てることもあった。どちらにしても美しい刺繍をふんだんに施すなどして装いのアクセントになるように仕立てられる。