ラブレス (2017年の映画)
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- アンドレイ・ズビャギンツェフ
- オレグ・ネギン
- アレクサンター・ロンダヤスキー
- セルゲイ・メルクモフ
- グレブ・フェティソフ
| ラブレス | |
|---|---|
| Нелюбовь | |
| 監督 | アンドレイ・ズビャギンツェフ |
| 脚本 |
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| 製作 |
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| 出演者 | |
| 音楽 | |
| 撮影 | ミハイル・クリチマン |
| 編集 | アンナ・マス |
| 製作会社 | |
| 配給 |
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| 公開 |
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| 上映時間 | 128分 |
| 製作国 | |
| 言語 | |
| 興行収入 |
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『ラブレス』(ロシア語: Нелюбовь、「無愛」)は、2017年のロシア・フランス・ドイツ・ベルギーのドラマ映画。監督はアンドレイ・ズビャギンツェフ監督、出演はマリヤーナ・スピヴァクとアレクセイ・ロズィンなど。離婚協議の中で12歳の一人息子を互いに押し付け合っていた夫婦が、その息子の突然の失踪という事態に直面する姿を描いている。
第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、審査員賞を獲得した[2]。
キャスト
※括弧内は日本語吹替[注釈 1]。
- ジェーニャ: マリヤーナ・スピヴァク(木下紗華) - 美容室を経営。
- ボリス: アレクセイ・ロズィン(山本格) - 一流企業に勤務。ジェーニャの夫。
- アレクセイ: マトヴェイ・ノヴィコフ(おまたかな) - ジェーニャとボリスの12歳の一人息子。
- マーシャ: マリーナ・ヴァシリヴァ(清水はる香) - ボリスの恋人。妊娠中。
- アントン: アンドリス・ケイス(志賀麻登佳) - ジェーニャの恋人。
- イワン: アレクセイ・ファティーフ(長谷川敦央) - アレクセイ捜索チームのリーダー。
- 刑事: セルゲイ・ボリソフ(佐々木薫)
- ジェーニャの母: ナタリア・ポタポヴァ(伊沢磨紀)
- 日本語吹替版その他:水野ゆふ、中林俊史、渡辺広子、平修、関雄、きそひろこ、庄司まり、下田屋有依
製作
プロデューサーのアレクサンター・ロンダヤスキーは「この映画が『ロシア人の生活、ロシア人の社会、ロシア人の苦悩』の反映を目論まれているが、ほかの国々との関係を意味している」と語った[3]。またロンダヤスキーはこの物語の発想の出発点は家族を観察するという願望であり、監督・脚本のアンドレイ・ズビャギンツェフが2015年に米国を訪れた際に物語の形成を始めたと述べた[4]。ズビャギンツェフはまた当初はイングマール・ベルイマンの1973年のミニシリーズ『ある結婚の風景』のリメイクを目指していたことを明かした[5]。
ズビャギンツェフは政治にはあまり関心がないと主張しているが、一方で彼の物語には「現代の警察は人々を気にしない」という彼の考えが反映されている[6]。彼はロシア人が有益な政治改革に期待した2012年10月に物語が始まり、失望した2015年に締めくくられることに決定したと語った[7]。また映画は2014年のウクライナへの軍事介入にも言及されている[6]。『ラブレス』はロシアの汚職を描いたズビャギンツェフの前作『裁かれるは善人のみ』をロシア文化省から否定されたため、同国政府からの財政支援無しで製作された[8]。代わりにロンダヤスキーはロシアの富豪のグレブ・フェティソフやフランスのホワイ・ノット・プロダクションズ、ベルギーのLes Films du Fleuveといた国外企業から資金を集めた[9]。
公開
『ラブレス』は2017年5月に第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、パルム・ドールを争った[11]。その後は7月のニュージーランド国際映画祭[12]、8月のサラエヴォ映画祭で上映された[13]。
ロシアでは2017年6月1日に封切られた[4]。北アメリカでの配給権はソニー・ピクチャーズ クラシックス[14]、中国では北京芸術技術が獲得した[15]。
批評家の反応
Rotten Tomatoesでは51件のレビューで支持率は92%、平均点は8.2/10となった[16]。またMetacriticでは加重平均値は90/100となった[17]。
受賞とノミネート
カンヌ国際映画祭の審査員賞は審査員賞を授与した[18]。ロシアでは政治評論家からの反発を受けたが、審査員獲得や米国での高評価を受けてロシアのオスカー委員会はアカデミー外国語映画賞のロシア代表の候補作とした[7]。9月、ロシアは正式にこの映画を第90回アカデミー賞外国語映画賞に出品した[19]。
| 賞 | 授賞式 | 部門 | 候補 | 結果 | 参考 |
|---|---|---|---|---|---|
| アジア太平洋映画賞 | 2017年11月23日 | 監督賞 | アンドレイ・ズビャギンツェフ | 受賞 | [20] |
| カメリメージ | 2017年11月18日 | 銀蛙賞 | ミハイル・クリチマン | 受賞 | [21] |
| カンヌ国際映画祭 | 2017年5月28日 | 審査員賞 | アンドレイ・ズビャギンツェフ | 受賞 | [18] |
| ヨーロッパ映画賞 | 2017年12月9日 | 作品賞 | ノミネート | [22] | |
| 監督賞 | ノミネート | ||||
| 脚本賞 | オレグ・ネギン、アンドレイ・ズビャギンツェフ | ノミネート | |||
| 撮影賞 | ミハイル・クリチマン | 受賞 | [23] | ||
| 作曲賞 | エフゲニー&サーシャ・ガルペリン | 受賞 | |||
| ユニバーシティ賞 | アンドレイ・ズビャギンツェフ | ノミネート | [24] | ||
| ゴールデングローブ賞 | 2018年1月7日 | 外国語映画賞 | ノミネート | [25] | |
| インディペンデント・スピリット賞 | 2018年3月3日 | 国際作品賞 | ノミネート | [26] | |
| ロンドン映画祭 | 2017年 | 作品賞 | 受賞 | [27] | |
| ロサンゼルス映画批評家協会 | 2017年12月3日 | 外国語映画賞 | 受賞[注釈 2] | [28] | |
| ミュンヘン国際映画祭 | 2017年 | 国際作品賞 | 受賞 | [29] | |
| ナショナル・ボード・オブ・レビュー | 2017年11月28日 | 外国語映画トップ5 | 受賞 | [30] | |
| サテライト賞 | 2018年2月10日 | 外国語映画賞 | ノミネート | [31] | |
| ザグレブ映画祭 | 2017 | Together Again Best Film | 受賞 | [32] | |