ルパン三世 コロンブスの遺産は朱に染まる
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| ジャンル | シネマティックアクションアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation 2 |
| 開発元 |
バンプレスト ネクステック |
| 発売元 | バンプレスト |
| プロデューサー |
三浦慎太郎 青山勝治 寺岡大介 |
| ディレクター | 鈴木裕明 |
| シナリオ |
小沢俊介 柏原寛司(監修) 飯岡順一(監修) |
| プログラマー | 近藤知生 |
| 音楽 | 大野雄二 |
| 美術 | 平山智 |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 | 2004年11月28日 |
『ルパン三世 コロンブスの遺産は朱に染まる』(ルパンさんせい コロンブスのいさんはあけにそまる)は、2004年11月28日にバンプレストから発売されたアニメ『ルパン三世』を題材にしたPlayStation 2用ゲーム。
『ルパン三世 魔術王の遺産』に続く「シネマティックアクションアドベンチャー」第二弾である。
基本システムは前作を踏襲しており、服を奪い変装が可能。アイテムを掏り取る事も出来る。一方、変装可能な服は少なくなっており、主観視点の射撃など前作から削除されたシステムもある。
前作同様、仲間や一般市民、逮捕しようと向かってくる警官など殺意のない相手にワルサーP38を撃つと即ミスになる。
ストーリーの途中で次元か五ェ門を操作するミニゲームが発生する。全部で6種類だが、ストーリー中にミニゲームが発生する機会は4回であり、うち2回はそれぞれ担当キャラが固定。残る2回は次元か五ェ門か選択する。今作ではこの二人はミニゲーム専用キャラクターであり、前作のように探索パートでは使えない。ゲームをクリアするとミニゲームだけ個別にプレイ可能。
今回は不二子を操作するパートも存在する。「魅了」で男性職員から情報を聞き出しながら探索を進める。ルパンと違い、警備員に銃を突きつけられるだけでミスとなってしまう(終盤の銃撃戦を除く)。ルパン同様に人形がコンティニューアイテムとなっており、ミスからの復帰時にはアニメ版のCMアイキャッチの不二子バージョンが見られる(ゲームオーバーも同様)。
機動隊の見張っているエリアでは専用のゲージが出現し、発見される度に上昇し、満タンになると銭形が出現する。ゲージが上昇する「発見」とは、逃走中に新たな敵に見つかった場合も含む。ただし、ゲージに関係なく銭形が強制的に出現するマップもある。
ゲームクリア時には、プレイ成績に応じてタイプ診断が行われ、登場人物に当てはめたプレイヤーのタイプが表示される。
ストーリーや雰囲気はテレビスペシャルにより近いものとなっている。
ストーリー
プロローグ
ルパンは「預けてもない貯金」を下ろす(要は泥棒)べく連邦銀行に忍び込むも、マクリード警部にあっさり捕まって連邦刑務所に放り込まれてしまう。しかしルパンの本当の目的は連邦刑務所に収監されている「不死身のゴマー」と呼ばれる囚人だった。彼は世界的警備保障会社が所有する「ゲーブルタワー」という高層ビルに潜入したのだが、完璧な作戦とチームワークにもかかわらず何故か捕まったという。尋ねてきたルパンにゴマーはその理由は告げず、ただヒントを渡した。用を済ませたルパンは次元、五ェ門の支援によって連邦刑務所を軽々と脱獄する。
前編
舞台はサンフランシスコ。飛行船「キング・ジョンソン号」で開催される「サンタ・マリア・チャリティーオークション」。出展される品は発起人である石油王ドリー・ジョンソンの所有物であり、中でも「コロンブス直筆の航海日誌」は一千万ドルもの高額で落札されると予測されていた。そしてそのオークションの警備担当はゲーブルタワーを所有する警備会社であり、キング・ジョンソン号はゲーブルタワーの屋上に停泊した。ルパンが狙うのは当然コロンブスの航海日誌だが、その為にはゲーブルタワーを突破してキング・ジョンソン号に潜り込まなければならず、しかも不二子が関わっている事や獲物がチャリティー品である事から次元も五ェ門も乗り気ではない。しかし先日、大統領官邸のシェルターをミサイルが突き破る事件が起きており、そのミサイルにはコロンブスの航海日誌と全く同じ紋章が刻まれていた。オークションがただのチャリティーではないと睨んだルパン一味は、まずはゴマーのヒントを元に調査を始める。一方、銭形もオークションに現れるであろうルパンを捕まえるべく息巻いていた。
街にはジョンソンが建てた「ジョンソンハウス」という福祉施設があった。ルパンはゴマーのヒントがここを指していると考え、里子探しを装って内部を探り、ゴマーが隠したゲーブルタワーの地図を回収。帰り際にジョンソンの娘にしてオーナーであるナディア・ジョンソンと出会うも、銭形とマクリードに見つかってしまう。次元と五ェ門の活躍で難なく警官隊を振り切ったルパンは、次はゲーブルタワーの警備を管理するコントロールセンターを探る。そこで職員に変装して調べていた不二子と再会。いつものように言いくるめられて協力体制を取る。しかしゲーブルタワーに入るにはセキュリティカードが必要であり、手掛かりを求めてルパンはゴマーのアジトであった孤児院跡に向かう。そこでナディアが怪しい黒服の集団に狙われている場面に遭遇し、これを撃退。アジトでセキュリティカードも入手する。
いよいよ準備が整い、ルパンは不二子と協力しながらゲーブルタワーの強固なセキュリティと銭形の包囲網を突破していく。110階まで到達したルパンは、ゲーブル社長が警備会社を装いながら「セイント」と呼ばれる兵器の研究開発を行っていた事を知り、再び黒服の集団とも交戦する。少々混乱したルパンはうっかり銭形と出くわしてしまったが、ナディアに助けられ、彼女から航海日誌の在処を教えられる。ルパンはキング・ジョンソン号に乗り込み、とうとう航海日誌に手を伸ばすもそれは偽物であり、ゲーブルがナディアを使って仕掛けた罠だった。ゴマーも同じ手口で捕まったのだ。絶体絶命の危機に陥ったルパンだったが、次元と五ェ門に助けられ、一時撤退。銭形の機動隊もゲーブルによって追い出されていたが、銭形は執念でタワーへと舞い戻っていた。
後編
飛行船にて、またもナディアが黒服の集団に狙われる場面に遭遇したルパンは彼女を助ける。彼等は大量破壊兵器撲滅を目指すテロ集団「サビオラの戦士」であり、セイントを狙っていた。セイントとは超合金ドリルで地中から攻撃するミサイルであり、オークションで競売されるのはその素材である鉱石「クリストファーX」であった。ナディアから情報を得たルパンは展示室の鍵となる宝石を取りにゲーブルタワーに戻るが、ゲーブルから不二子を捕らえたという連絡が入り、ルパンは誘いに乗って屋上へと向かう。そこには不二子と銭形を拘束したゲーブルが待ち構えており、ルパンを標的としてクリストファーX製ミサイルのデモンストレーションを行おうとしていた。しかしルパンはナディアから預かった装置でミサイルを躱し、逆にゲーブルを追い詰める。そこに黒幕であるジョンソンが私兵部隊と二人の側近を伴って現れ、ゲーブルを始末し、キング・ジョンソン号で国外逃亡を図った。ルパンはキング・ジョンソン号に乗り込み、銭形もその後を追う。
出航を止めるべく機関室に向かったルパンは、同じ目的でそこにいたナディアと再会する。しかし直後にナディアは養父ジョンソンに撃たれ、戦闘サイボーグの正体を表した側近が襲い掛かる。危機に陥るルパンだったが、駆け付けた次元と五ェ門によってサイボーグは倒された。実はナディアもサビオラの戦士であったが、ジョンソンによって孤児院の子供達の命を盾に脅迫され、ゴマーと仲間を裏切る格好になっていたのだった。ナディアにジョンソンを止めるように懇願され、ルパンは現れた銭形にナディアの救助を託して飛行船を駆け上がる。飛行船上部でジョンソンを追い詰めたルパンだが、切り札とばかりにもう1体のサイボーグが現れ、最後の戦いを演じる。激闘の末にサイボーグを倒し、ルパンは航海日誌の入った鞄をジョンソンから奪い取る。ジョンソンは渡すまいと鞄の持ち手を引っ張るが、持ち手が千切れてそのまま遥か地上へと転落していった。サイボーグの爆発でキング・ジョンソン号は墜落し、ルパンは仲間のヘリで脱出する。
コロンブスの航海日誌に填まっていたエンブレムこそが、クリストファーXだった。待ち受けていた銭形はナディアの無事を伝え、ルパンは航海日誌から取り外したクリストファーXを銭形に投げ渡す。しかし軍部の思惑など知ったことではない銭形はクリストファーXをあっさり噴水に投げ捨て、ルパンを逮捕するべく手錠を取り出した。直後、飛行船のオブジェが落下し、銭形と手錠で繋がれてしまう。その隙にルパン一味は逃走を図るのだった。
エンディング
本作はマルチエンディングとなっており、ある二つのアイテムを入手したか否かで三種類に分岐する。
- バッドエンド
- 退散しようとしたルパン一味だが、航海日誌を手にした不二子が「歴史の勉強は一人でする」と言って一足先にヘリで逃走してしまう。結局今回も不二子に持って行かれたルパンだった。
- 二つのアイテムのどちらも入手しなかった場合のエンディング。
- ノーマルエンド
- 事件から数日後、ルパンは入院中のナディアの見舞いに訪れる。しかし病室には特赦として釈放されたゴマーが来ており、ルパンはそっと立ち去る。
- 二つのアイテムの一方だけ入手した場合のエンディング。
- グッドエンド
- クリストファーXは失われたが、ルパンは途中で手に入れた白地図と望遠鏡で本物の宝島を発見する。その後、ルパンに呼ばれたナディアとゴマーは宝島を訪れ、洞窟の中でクリストファーXの鉱脈と大量の財宝を発見する。それはゴマーの特赦とナディアの退院を祝うルパンからの「ささやかなプレゼント」だった。その反対側では、ルパン一味が夕日に美しく照らされた滝を眺めていた。船乗りにとって水は何よりも貴重であり、これこそがコロンブスにとっての本当の宝だったのだ。そこにイカダで追ってきた銭形が現れ、またいつもの追いかけっこが始まった。「朱に染まるコロンブスの遺産」を背にしながら。
- 二つのアイテムのどちらも入手した場合のエンディング。
登場人物
- ルパン三世
- 声 - 栗田貫一
- 主人公。アルセーヌ・ルパンの孫。コロンブスの航海日誌を奪う為、銀行強盗を装い(ただし、強盗自体は徹底してやった)わざと捕まり、ゴマーに情報を聞き、途中で再会した不二子と手を組むことになる。本作ではピッキング行為で他人の別荘を一時的にアジトにしている。
- 峰不二子
- 声 - 増山江威子
- 今作のもう一人の主人公。ルパン一味の紅一点の美女。本作ではニュースキャスターをしており、オープニングでは銭形にルパンが脱走したことを伝えた。途中でコントロールセンターに忍び込んだルパンに再会して手を組むことになるが、危険なゲーブルタワーはルパンに任せて自分は安全なコントロールセンターを担当した。バッドエンドを除いてルパン達を裏切ることはしない。
- 前作では直接操作する機会が無く、ストーリーからも終盤で退場していたが、今作では潜入・戦闘の両方で操作キャラクターとなり、最後まで関わる。通常は対ルパン用のパンチガンを使い、終盤の銃撃戦ではワルサーPPKを使用。色仕掛けによる魅了で男性職員から情報を聞き出したり、警備員の無力化が可能。ただし、魅了は4回行うとお色直し(リロードに相当)が必要になる。
- 次元大介
- 声 - 小林清志
- ルパンの相棒。本作では4インチモデルのS&W M27を使用。当初は不二子絡みと知り、五ェ門共々抜けようとするもコロンブスの航海日誌がミサイル事件と関係があることを知り、力を貸す。
- 石川五ェ門
- 声 - 井上真樹夫
- 石川五右衛門の末裔。ルパンの脱走時に飛行機の運転をし、斬鉄剣でルパンのピンチを何度も救う。本作では心眼を使うことで敵を動きを遅くすることができる。
- 銭形幸一
- 声 - 納谷悟朗
- ルパン逮捕に燃える銭形平次の子孫。コロンブスの航海日誌を狙ってくるであろうルパンを捕まえるべく、ゲーブルタワーの警護に就く。物語中盤からほぼ退場状態だった前作と異なり、不二子同様に今作では最後までストーリーに関わる。終盤にはルパンの頼みを聞き入れて協力する一幕もある。
- 『魔術王の遺産』に引き続き、警官系最強の敵として物語前半に登場。無条件で銭形が登場する場所もあるが、銭形ゲージがある時に警官系の敵に見つかるとゲージが増え、MAXになっても登場する。前作に比べて驚異度が格段に増しており、変装しても即座に見破られ、身を隠してもルパンが隠れた所から離れず、眠らせる攻撃も効かない。さらにロッカーなどルパンが隠れられる場所から出てくることがある神出鬼没な一面を見せる。倒す必要はなくなったがそもそも耐久力も非常に高く、倒すのは至難の業である。倒すと入手出来る「銭形の服」は変装効果はあまり無い。
- ジオ・マクリード警部
- 声 - 水野龍司
- テレビアニメ第2シリーズ第94話「ルパン対スーパーマン」に登場した刑事。ルパンを敵視しており、ゴマーに会う為にわざと捕まったとは知らず、麻酔銃を使用した。その後、ルパンに遭遇する度に出し抜かれ、挙句は部下達に見捨てられるなど散々な目に遭い、結局ゲーブルタワーにすら入れずこれといった活躍はすることはなかった。本作では馬には乗らない。
オリジナルキャラクター
- ゴマー
- 声 - 黒田崇矢
- 大量破壊兵器の撲滅を目的としたテロ集団「サビオラの戦士」のリーダーで「不死身のゴマー」の異名を持つ。かつて完璧な計画によってゲーブルタワーに侵入したが、本人曰く「つまらんミス」によって捕まり、連邦刑務所に収監されていた。そのミスとは、ナディアを脅してジョンソンとゲーブルが仕掛けた罠であったが、仲間がナディアを裏切り者として処刑しようとする一方、ゴマー自身はナディアを恨んでおらず独房にも彼女の写真を飾っていた。
- ドリー・ジョンソン
- 声 - 北川米彦
- ジョンソン財閥の総帥で、石油王としても知られる人物。サンタ・マリア・チャリティオークションの発起人の一人であり、自身の所蔵する歴史的貴重品を出展する。病院や孤児院が併設された複合福祉施設「ジョンソンハウス」を建てるなど、慈善活動にも力を入れる。
- 表向きは穏和な人物だがその本性は冷酷な死の商人でもあり、一部の人間に揶揄されている通りの「偽善者」。二人のサイボーグを護衛にしている。配下であるゲーブルと共謀してクリストファーXの競売を行うべくオークションを開催した。
- ゲーブル社長
- 声 - 郷里大輔
- 世界的警備保障会社のオーナーで、「キング・オブ・セキュリティ」と呼ばれる。サンタ・マリア・チャリティオークションの発起人の一人でもある。最新鋭のセキュリティを張り巡らせた超高層ビル「ゲーブルタワー」を保有する。
- 警備保障会社の実態は民間軍事会社で、ジョンソンに出資してもらい地中を進むミサイル「セイント」を自社で研究開発し、それで自社の顧客を増やそうとしている。しかし実態はジョンソンの手下に過ぎない。
- ナディア・ジョンソン
- 声 - 桑島法子
- ジョンソンの娘で、孤児院も含まれた総合福祉施設「ジョンソンハウス」のオーナー。街に古くからあった孤児院で育ったが、12歳の時に新しく出来たジョンソンハウスに他の子供共々引き取られ、そのままジョンソンの養子となった。
- 実は「サビオラの戦士」の一員。3年前にゴマーに誘拐された際にジョンソンの真の姿を知らされ、自ら仲間に加わった。その後はゴマーと両想いとなったが、ジョンソンの策略によりジョンソンハウスの子供達を守る為、ゴマーを差し出すような形となってしまった。道徳観念の発達した人物で、世界中の恵まれない子供達を救いたいと心から願っており、自身の裏切り行為にも罪悪感を抱いているが、「サビオラの戦士」からすればリーダーを売った裏切り者であり、命を狙われている。
- 黒服の男
- 声 - 谷昌樹
- 「サビオラの戦士」の一人。正確には「黒服」ではなく「黒いバラクラヴァ」の男。裏切り者であるナディアを仲間と殺そうとするが、ルパンにことごとく返り討ちにされる。最後はキング・ジョンソン号でジョンソンの私兵との銃撃戦の末に倒れ、ルパンにクリストファーXの弱点を教えて力尽きる。
- サイボーグ
- ジョンソンの護衛。大柄と痩身の二人で、サイボーグと表現こそされるが言葉を発さず頭の形が人間のそれではなく、ロボットと言う方が正しい。普段はスーツ姿だが戦闘時には武装を開放し、ミサイルやビームソードなどで攻撃する。大柄のサイボーグは次元か五ェ門が戦う。痩身のサイボーグは最終局面でルパンと対決し、ラストボスとなる。
キーワード
- コロンブスの航海日誌
- クリストファー・コロンブス直筆とされる航海日誌。黄金の在処を記しているともされ、オークションに出品した際の落札額は一千万ドルに達すると予想されている。
- ゲーブルタワー
- ゲーブルの警備保障会社が本社を置くビル。110階に及ぶ超高層建造物であり、その内部は最新鋭の警備システムが張り巡らされている。システムは近くにあるコントロールセンターが管理しており、セキュリティを破るとしたらタワーとコントロールセンターの両方を同時に攻略しなければならない。
- サンタ・マリア・チャリティーオークション
- ジョンソンが主催するチャリティーオークション。会場は飛行船キング・ジョンソン号。しかし参加者は「現代史を飾る悪党オールスター」と表されるような顔ぶれであり、チャリティーはカムフラージュに過ぎず真の目的はクリストファーXの競売であった。
- 偽善の館
- ジョンソンが建てた福祉施設「ジョンソンハウス」を揶揄した言葉。住民からの施設の評判は良く、この言葉は一部の心無い人間による「偽善的な金持ちが建てた」という中傷とされていたが、その実態はジョンソンの本性を知るサビオラの戦士がその本質を指した言葉。ジョンソンハウス自体はナディアがオーナーを務める真っ当な福祉施設である。
- サビオラの戦士
- 大量破壊兵器の撲滅を掲げ、世界中でテロ行為を行っている組織。リーダーはゴマー。理念自体は平和目的で、邪魔立てするルパンに一度は引き下がるように警告するなど、無差別なテロ行為を行っている訳でもない模様だが、ゴマーを引き渡したナディアを裏切り者として白昼堂々容赦無く殺そうとしたりと、本質的には過激派であることが窺える。
- クリストファーX
- コロンブスの航海日誌の表紙に填められた青い鉱石。コロンブスが航海中に発見した新種の鉱石だが、水に溶けるという性質から当時は全く注目されなかった。しかし合金化することによって、熱に強くダイヤモンドよりも硬くなる事が判明してから兵器転用の研究が行われるようになり、世界中の軍事国や悪党が狙っている。
- セイント
- ゲーブルの会社が開発したドリルミサイル。地中を進むため防ぎようがなく、クリストファーX製のドリルによって大統領官邸のシェルターをも豆腐(次元談)のように貫けるという恐るべき兵器。物語開始前に前述の事件を起こしたが、これはセイントの性能を世界中の地下組織にアピールするための宣伝であった。