ヴァルトガイスト
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| ヴァルトガイスト | ||||||||||||||||||||||||
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2018年BCターフ出走時 | ||||||||||||||||||||||||
| 欧字表記 | Waldgeist[1] | |||||||||||||||||||||||
| 品種 | サラブレッド | |||||||||||||||||||||||
| 性別 | 牡[2] | |||||||||||||||||||||||
| 毛色 | 栗毛[2] | |||||||||||||||||||||||
| 生誕 | 2014年2月17日[2] | |||||||||||||||||||||||
| 父 | Galileo[2] | |||||||||||||||||||||||
| 母 | Waldlerche[2] | |||||||||||||||||||||||
| 母の父 | Monsun[2] | |||||||||||||||||||||||
| 生国 |
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| 生産者 | The Waldlerche Partnership[2] | |||||||||||||||||||||||
| 馬主 | Gestut Ammerland & Newsells Park[2] | |||||||||||||||||||||||
| 調教師 |
アンドレ・ファーブル( | |||||||||||||||||||||||
| 競走成績 | ||||||||||||||||||||||||
| タイトル | ワールドベストレースホース(2019年) | |||||||||||||||||||||||
| 生涯成績 | 21戦9勝[2] | |||||||||||||||||||||||
| 獲得賞金 | £4,298,561[2] | |||||||||||||||||||||||
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ヴァルトガイスト (Waldgeist[1]) はイギリス生産、フランス調教の競走馬である。主な勝ち鞍は2016年クリテリウムドサンクルー(GI)、2018年サンクルー大賞(GI)、2019年ガネー賞(GI)、凱旋門賞(GI)。
2014年2月18日にイギリスで誕生。フランスの名門アンドレ・ファーブル厩舎から2016年9月にデビュー。3戦目のクリテリウムドサンクルーで2着ベストソリューションを破ってG1初制覇[2]。
2017年はジョッケクルブ賞(仏ダービー)での僅差の2着に入るなど善戦を続けたものの、年間を通して未勝利に終わった[2]。
2018年5月のエドゥヴィユ賞で2歳戦以来となる久々の勝ち星を挙げると、続くシャンティイ大賞も3馬身差で快勝。迎えたサンクルー大賞で2着コロネットとの争いをハナ差制して2度目のG1タイトルを手にした。秋は日本からクリンチャーも出走していたフォワ賞で鋭い瞬発力を発揮し、2馬身半差で完勝。これで4連勝とし、主戦のピエールシャルル・ブドーも「今年になってフィジカルもメンタルも非常に成長して、足りなかった小さなパーツたちが集まってきた」と成長ぶりを讃えた[4]。本番の凱旋門賞では牡馬の大将格としてエネイブルに次ぐ2番人気に推されたが、後方から差を詰めたものの4着に敗れた。その後はブリーダーズカップ・ターフ、香港ヴァーズと世界を転戦したが、それぞれ5着、4着に終わった[2]。
2019年始動戦のガネー賞で前年の仏ダービー馬スタディオブマンに4馬身半差をつけて圧勝し、3度目のG1制覇を飾った。その後はイギリスに遠征し、プリンスオブウェールズステークスでクリスタルオーシャン、マジカルに次ぐ3着、キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスではエネイブルとクリスタルオーシャンの壮絶な叩き合いに食らいついて約2馬身差の3着と善戦を続けた[2]。フォワ賞では直線で逃げたキセキを交わして先頭に立つと、ウェイトゥパリスに2馬身差を付ける完勝で連覇を達成した[5]。
続く本番の第98回凱旋門賞は重馬場での開催となる。ヴァルトガイストは陣営からも速い馬場が得意と評されており[6]、エネイブルのジョン・ゴスデン調教師からもライバル視するのは「雨が降らない場合」とされていた[7]。しかし当日は重い馬場を苦にせず、史上初の凱旋門賞三連覇を狙ったエネイブルをゴール前で差し切り、JRAオッズ9番人気、現地オッズでも5番人気タイの評価を覆して優勝[8]。フォワ賞の勝ち馬としては1984年のサガス以来、5歳以上の馬としては2002年のマリエンバード以来の優勝となった。そしてこのレースを最後に現役を引退した。
種牡馬入り後
競走成績
以下の内容は、Racing Post[2]の情報に基づく。
| 出走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離 | 着順 | 騎手 | 着差 | 1着(2着)馬 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016.9.8 | シャンティイ | 未勝利 | 芝8f | 1着 | P.ブドー | 2馬身 | (Called to the Bar) | |
| 10.8 | シャンティイ | コンデ賞 | G3 | 芝9f | 3着 | P.ブドー | 1/2馬身 | Frankuus |
| 10.30 | サンクルー | クリテリウムドサンクルー | G1 | 芝10f | 1着 | P.ブドー | 1馬身 | (Best Solution) |
| 2017.5.8 | サンクルー | グレフュール賞 | G2 | 芝10f | 2着 | P.ブドー | 2馬身1/2 | Recoletos |
| 6.4 | シャンティイ | ジョッケクルブ賞 | G1 | 芝10.5f | 2着 | P.ブドー | 短頭 | ブラムト |
| 7.1 | カラ | 愛ダービー | G1 | 芝12f | 4着 | P.ブドー | 2馬身 | Capri |
| 10.7 | アスコット | カンバーランドロッジステークス | G3 | 芝12f | 2着 | V.シュミノー | クビ | Danehill Kodiac |
| 11.1 | ミュンヘン | バイエルン大賞 | G1 | 芝12f | 4着 | P.ブドー | 2馬身 | Guignol |
| 2018.4.8 | パリロンシャン | アルクール賞 | G2 | 芝10f | 5着 | P.ブドー | 2馬身1/2 | Air Pilot |
| 5.6 | パリロンシャン | エドゥヴィユ賞 | G3 | 芝12f | 1着 | P.ブドー | 1馬身1/2 | (Way To Paris) |
| 6.3 | シャンティイ | シャンティイ大賞 | G2 | 芝12f | 1着 | P.ブドー | 3馬身 | (Dschingis Secret) |
| 7.1 | サンクルー | サンクルー大賞 | G1 | 芝12f | 1着 | P.ブドー | ハナ | (Coronet) |
| 9.16 | パリロンシャン | フォワ賞 | G2 | 芝12f | 1着 | P.ブドー | 2馬身1/2 | (Talismanic) |
| 10.7 | パリロンシャン | 凱旋門賞 | G1 | 芝12f | 4着 | P.ブドー | 1馬身3/4 | Enable |
| 11.3 | チャーチルダウンズ | ブリーダーズカップ・ターフ | G1 | 芝12f | 5着 | P.ブドー | 13馬身1/2 | Enable |
| 12.9 | 沙田 | 香港ヴァーズ | G1 | 芝12f | 5着 | P.ブドー | 4馬身1/2 | Exultant |
| 2019.4.28 | パリロンシャン | ガネー賞 | G1 | 芝10.5f | 1着 | P.ブドー | 4馬身1/2 | (Study Of Man) |
| 6.19 | アスコット | プリンスオブウェールズステークス | G1 | 芝10f | 3着 | P.ブドー | 4馬身1/2 | Crystal Ocean |
| 7.27 | アスコット | キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス | G1 | 芝12f | 3着 | P.ブドー | 2馬身 | Enable |
| 9.15 | パリロンシャン | フォワ賞 | G2 | 芝12f | 1着 | P.ブドー | 2馬身 | (Way to Paris) |
| 10.6 | パリロンシャン | 凱旋門賞 | G1 | 芝12f | 1着 | P.ブドー | 1馬身3/4 | (Enable) |