三國志曹操伝
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| ジャンル | シミュレーションRPG |
|---|---|
| 対応機種 | Microsoft Windows |
| 発売元 | コーエー |
| プロデューサー | フクザワ・エイジ |
| シリーズ | 英傑伝シリーズ |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 | 1998年12月 |
『三國志曹操伝』(さんごくしそうそうでん)は、1998年12月にコーエー(現・コーエーテクモゲームス)から発売されたMicrosoft Windows用ゲームソフト。「英傑伝シリーズ」の第5作であり、「三國志シリーズ」にも分類される。
本作は、小説『三国志演義』を題材にしており、プレイヤーは魏の太祖武帝曹操となって中国の統一を目指す、ターン制のシミュレーションRPGである。後に廉価版シリーズ「コーエー定番シリーズ」、『三國志VI』とのツインキャンペーン版がそれぞれ発売されているが、他機種への移植は行われていない。2017年にスマートフォンアプリ『三國志曹操伝 ONLINE』として復刻したが2020年6月11日でサービス終了。
本作の特徴として、曹操の評判を表す「アライントメーター」が搭載されている。これは、ストーリー上で発生する選択肢によって青と赤のゲージ比率が変化し、それによって後半のストーリーが大きく変化する。ゲージによっては、魔王に取り憑かれた諸葛亮の打倒を目指すという史実の三国志とは大きく離れたシナリオとなる。また、他のリコエイションシリーズ同様、プレイの仕方によっては史実で死亡する曹操配下の武将を生存させることも可能。
次に、装備品の育成要素がある。ユニット以外にも武器や防具にも個別にレベル制が設けられ、装備者が戦闘時に攻撃や防御を行うことで経験値が蓄積し、レベルアップによって装備品の数値効果が向上する。また装備品を上限まで育成した上で売却すると、種類に応じたアイテムが入手できる特典もある。なおレベルの上限は、通常の装備品は3、「宝物」に属する特殊な装備品は9と分かれている。
ユニット
本作でもシリーズ同様、「部隊」と呼ばれる多様なユニットが登場する。しかし、『英傑伝』『孔明伝』と違って戦闘前にクラスチェンジができない上、アイテムを使ってユニットの種類を変更するシステムが存在しない。またクラスチェンジはレベル15以上で印綬を使うとクラス2に、レベル30以上で印綬を使うとクラス3になる。
また、騎兵系、弓兵系、歩兵系にはじゃんけんのような強弱関係がある。それぞれ、騎兵系は歩兵系に強く弓兵系に弱い、弓兵系は騎兵系に強く歩兵系に弱い、歩兵系は弓兵系に強く騎兵系に弱い、となっている。
ユニットのレベルの上限は99から50に変更されている。また、これまでのシリーズにあった一騎討ちイベント後に勝敗に関係なくレベルが1上がる仕様が変更され、一騎討ちイベント内で勝利した時のみ通常の敵を倒した時と同じ経験値が獲得できるだけになった。他にも退却システムが撤廃されたことにより、わざと退却しレベル上げができなくなった。
基本的なユニット
- 君主系(群雄→英雄→覇王)
- 武器は剣。バランスのとれたユニットで、攻撃系(旋風)、回復系、向上系(覇気)など策略も多様である。またクラスが上がると攻撃範囲が広くなる。
- 主人公の曹操のクラスであり、敵軍の劉備・孫権・袁紹らもこのクラスである。
- 騎兵系(軽騎兵→重騎兵→親衛隊)
- 武器は槍。移動範囲が広く攻撃が高いユニットだが、険しい道(山地や水路)には弱い。4方向しか攻撃できないが、親衛隊になると8方向に攻撃が出来る。
- 自軍では夏侯惇、張遼、曹仁、曹彰がこのクラスである。
- 弓騎兵系(弓騎兵→弩騎兵→連弩騎兵)
- 武器は弓、騎兵系の移動範囲の広さと弓兵系の間接攻撃の特性を併せ持つユニットである。
- 反面、弓兵系よりも攻撃範囲が狭く、弓騎兵の時は2マス離れた4方向しか攻撃できないため接近戦に非常に弱い。
- 夏侯淵、張郃、曹丕がこのクラスである。
- 歩兵系(軽歩兵→重歩兵→近衛兵)
- 武器は剣。攻撃力は平凡だが、防御とHP(耐久値)が高いユニット。また軽歩兵の時から8方向攻撃が可能である。
- 李典、楽進、曹洪、龐徳がこのクラスである。
- 弓兵系(弓兵→弩兵→連弩兵)
- 武器は弓。間接攻撃が可能なユニット。攻撃範囲が広く、クラスチェンジをするごとに射程が増えるのが強みだが、隣接する敵には攻撃できないため接近戦には弱い。
- 苦手な地形適正が無いのも特徴といえる。自軍では于禁と徐晃がこのクラスである。
- 賊兵系(山賊→義賊→豪傑)
- 武器は剣。林や山地での地形適正が高く、地系の攻撃系策略を使えるユニット。
- 士気が高いため会心の一撃が発生しやすいが、精神が低いため策略には弱い。自軍では許褚のみがこのクラスである。
- 武道家系(武道家→拳法家→拳聖)
- 武器は棍。瞬発が高いため連続攻撃が発生しやすく回避率も高いユニット。水上の地形適正が高いのも特徴といえる。
- また、毒煙系や気合の策略も使える。自軍では典韋のみがこのクラスである。
- 踊り子系(踊り子→舞姫→巫女)
- 武器は棍。状態異常になった味方ユニットと隣接すると踊りで回復させる特徴を持つユニット。能力的には武道家系と似ているが、HPは低い。策略は味方のユニット性能を上げる向上系や、敵のHPを奪う誘惑、敵ユニットを退去させる幻惑も使用できる。
- 自軍では貂蝉がこのクラス。また、敵軍では祝融もこのクラスである。
- 砲車系(軽砲車→重砲車→霹靂車)
- 武器は砲車。全ユニットで最も広い射程を持つ間接攻撃が出来るユニットだが、命中率は低く移動範囲も狭い。
- クラスチェンジすると狙った相手と隣接した敵にもダメージを与えられるので、敵にいると厄介である。自軍では劉曄のみがこのクラスである。
- 騎馬策士系(騎馬策士→騎馬参謀→騎馬軍師)
- 武器は扇。騎兵系の移動範囲の広さと策士系の多彩な攻撃系策略の特性を併せ持つユニット。策略は風系を中心とした攻撃系、天候変化系の使用が可能である。
- 自軍では司馬懿のみがこのクラスである。
- 策士系(策士→参謀→軍師)
- 武器は扇。火系、水系、地系などの攻撃系策略のエキスパートといえるユニット。他にも小補給や瞑想など若干の回復系策略も使用できる。
- 自軍では荀彧と程昱がこのクラスである。
- 道士系(道士→妖術士→幻術士)
- 武器は宝剣。毒煙や誘惑など追加効果のついた攻撃や敵のユニット性能の低下や状態異常を起こさせる妨害系策略を操るユニット。また大補給も使える。
- 自軍では郭嘉と賈詡がこのクラスである。
- 風水士系(風水士→方術士→仙術士)
- 武器は宝剣。HP・MPや状態異常の回復など回復系、味方のユニット性能を上げる向上系の策略を操る支援的なユニット。
- 自軍では荀攸と満寵がこのクラスである。
敵や友軍専用のユニット
- 黄巾賊
- 黄巾賊討伐と黄巾賊残党討伐のみ登場。見た目は山賊と似ているが4方向にしか攻撃が出来ない。
- 西涼騎兵
- 防御と移動が高く8方向に攻撃が可能な攻撃性の高い戦車風のユニットだが、策略には非常に弱い。主な該当者は呂布や馬超。
- 皇帝
- 献帝の専用ユニットで、戦闘能力は無い。
- 海賊
- 大河や浅瀬などの水上の地形適正が高いユニット。水系の攻撃系策略も使える。主な該当者は甘寧、周泰。
- 呪術士
- 策士系、道士系、風水士系の全ての策略が使える最強の文官ユニット。該当者は諸葛亮のみ。
- 提督
- 海賊同様、水上の地形適正が高いユニット。水系や火系の攻撃系や妨害系の策略を使用し、文官ユニットながら攻撃力は高め。周瑜と陸遜がこのクラスである。
- 木人
- 呪術によって動く人形系ユニット。4方向にしか攻撃できず策略に弱いが、術者を倒さなければ何度でも復活する。また、攻撃を受けると毒状態になることもある。
- 土偶
- 木人と同じく呪術によって動く人形系ユニット。攻撃を受けると混乱状態になることもある。
- 食料隊
- 木牛を押しながら進むので、戦闘能力は無く移動力は遅い。敵の食料隊を倒すと回復アイテムが出てくる。
- 民衆
- 戦闘能力は無いユニット。長坂の戦いに登場する劉備と共に逃げる。
- 虎使い
- 虎に攻撃させるユニット。4方向にしか攻撃出来ないが、貫通攻撃が可能である。策略には非常に弱い。主な該当者は孟優。
- 熊使い
- 熊に攻撃させるユニット。攻撃したユニットを動けなくする特性を持つ。虎使い同様、策略には非常に弱い。主な該当者は孟獲。