下之郷駅
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年表
- 1921年(大正10年)6月17日:上田温泉電軌により、川西線の駅として開業[1]。
- 1926年(大正15年)8月12日:依田窪線が開業、同線の起点駅となる。
- 1939年(昭和14年)
- 1943年(昭和18年)10月21日:合併により、上田丸子電鉄の駅となる。
- 1961年(昭和36年)6月29日:西丸子線が同月25日の梅雨前線豪雨被害により休止となる。
- 1963年(昭和38年)11月1日:西丸子線が廃止となる。
- 1969年(昭和44年)5月31日:社名変更により、上田交通の駅となる。
- 1986年(昭和61年)10月1日:車両基地・車両工場が上田原より移転[1]。
- 2005年(平成17年)10月3日:鉄道部門子会社化により、上田電鉄の駅となる。上田電鉄の本社が置かれる。
- 2016年(平成28年)8月:駅ナンバリングが導入され、使用を開始[2][3]。
- 2019年(令和元年)
- 2025年(令和7年)12月20日:終日無人化[4]。
- 12月22日~翌2026年2月末まで:駅舎改修工事。
- 2026年(令和8年)2月:駅舎改修工事終了。
上田丸子電鉄 下之郷駅
| 下之郷駅 | |
|---|---|
|
西丸子線のプラットホーム | |
|
しものごう | |
| 所属事業者 | 上田丸子電鉄 |
| 所属路線 | 西丸子線 |
| キロ程 | 0.0 km(下之郷起点) |
| 開業年月日 | 1926年(大正15年)8月12日 |
| 廃止年月日 | 1963年(昭和38年)11月1日 |
現在の駅から少し南、留置線部分に設置されていた。
上田温泉電気軌道依田窪線として開業した西丸子線の下之郷駅は、上田駅から直接丸子町を結ぶ路線として計画されていたという事情から、現在の駅の直前付近に西丸子線ホームへつながるポイントが設けられており、上田駅から西丸子駅へ行く場合はポイントを介して西丸子線ホームへ入る構造であったという。
しかし上田丸子電鉄となって以降は上田駅から西丸子線を介して丸子町を結ぶ便が運行されなくなり、もっぱら上田原駅にあった電車区への回送に使われるのみだった。西丸子線の電車は別所線同様上田原電車区所属であった。
西丸子線廃止後は物置として使用されていたものの、無人駅時代から上田交通時代の間は荒れ放題だった。現在は改装され、上田電鉄直営の鉄道資料館として使用されているが、イベントが開かれている時期のみの営業である。2025年12月から2026年2月の駅舎改修工事に伴い別所線ホーム上の待合室が一時閉鎖されたため、工事完了まで上記建物が仮待合室として開放された[5]。
駅構造
島式1面2線のホームを持つ地上駅であり、駅前のロータリー状の広場より構内踏切を通って入構する。ホーム上にはトイレは無く、西丸子線の旧駅構造物横に設置されているが、深夜から早朝にかけては施錠されて利用できない。2025年12月20日の無人化までは別所線の中間駅では最後の駅員配置駅であった。以前配置されていた駅員は切符販売等の窓口業務と降車時の運賃収受を行い、乗車時の改札は行っていなかった。そもそも当時の駅舎は改札を行う前提の構造として設計されておらず、改札口はない。駅員が配置されているにもかかわらず乗車駅証明のための整理券発行機(1機)がホーム出入口に設置されており、"駅員の居る無人駅"といった扱いであった。また駅員配置時は運行管理業務も担っていた。なお駅舎無人化工事に伴い整理券発行機は機能を終了した。当駅構内が上田電鉄の登記上の本社所在地となっているほか、車両基地・留置線・変電所があり、当駅を発着の列車が始発・最終を中心に設定されている。上田電鉄唯一の夜間滞泊設定駅である。上田丸子電鉄時代からの設備を改修した駅舎があり、過去は駅事務室と待合室があった。現在は駅事務室を改装した待合室のみとなり、旧待合室は解体されてしまった。それより前はホームから構内踏切を渡った場所に改札口を備えた駅舎があり、ホーム上には屋根と待合室しかなかった。西丸子線廃止後、別所線についても一時当駅での列車交換がなくなり、1970年代には構内踏切を廃止。線路はそのままに島式1面1線とし、現在の下り方ホームと駅舎の間に渡り板を置いて下り線路上に通路を造り使用していた。間もなく無人駅となったが、1980年代に駅員が再配置され、駅舎を解体し、ホーム上の待合室を改装・増築し新しい駅事務室を設けた。また中塩田駅での列車交換・折り返しを廃止して当駅にて列車交換・折り返しを行うことになり、ホームを島式1面2線に戻し、構内踏切を再置して上下線を使用するようになった、その後の駅舎改修工事に伴い構内踏切に遮断機が設置され第3種から第1種乙(遮断機は該当列車運転士が扱う為)になった。また遮断機の設置位置が少し特殊なものとなっている(片方が下り線と上り線の間に設置されている)。現在構内は上り線と下り線の他に構内側線(留置線)が3本ある(上り線側2本、下り線側1本)。生島足島神社の最寄り駅であることから、その後ホーム上の駅舎建物外壁には同神社旧斎館「報恩殿」(2014年解体)の朱塗りの柱と漆喰の壁を模した装飾塗装が施された。2000年代にホームをかさ上げしている。旧駅舎があった場所は舗装され駐車スペース・駐輪場となっている。かつて二路線の分岐駅であったため駅構内は広く取られており、資材なども置かれている。
西丸子線廃止後、一旦は無人駅となっていたが、西丸子線を引き継いだバスの起点となっていたことや当駅にて列車交換・折り返しを行うことになった事情などにより再び駅員が配置されたという珍しい経歴を持つ。その関係で現在は別会社になった上田バスの回数券などの取扱いを行っていた。上田原駅構内から車両基地が当駅構内に移転した後は車両整備担当社員等が常駐している。かつては上田駅構内にも車両基地・留置線があったが、1997年の北陸新幹線長野先行開業に伴う上田駅改築・別所線高架化工事の際、当駅構内に統合され、以後別所線唯一の車両基地となっている。
2025年12月の再無人駅化に伴い翌2026年2月にかけて駅舎改修工事を行った。駅事務室・窓口を撤去し待合室のみの駅舎となった。
当駅から別所温泉方向には交換施設がないため、当駅から先は1列車のみ入れる(中塩田駅は過去交換設備があったが、現在は別所温泉方の転機機が撤去され留置線となっている他、中野駅は交換施設が設置できる構造であるが、現時点では着工されていない、また、八木沢駅も交換設備が設置できる広さがあるが、着工されておらず地域住民によって花壇が設置されている)。
- 駅名標(2026年3月)
- 構内上田方、1番左側の線路はここから更に2線に分岐する(2026年3月)
- 改装後のホーム(2026年3月)
- 改装後の待合室(2026年3月)
のりば
| ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 南側 | ■別所線 | 下り | 別所温泉方面 |
| 北側 | 上り | 上田方面 |
- 案内上ののりば番号は設けられていない。
その他の駅構内施設
- 上田電鉄本社(登記上の所在地。本社機能は上田交通本社内にある)
- 上田電鉄別所線技術区
- 上田電鉄下之郷変電所
利用状況
近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり[6]。
| 年度 | 一日平均 乗車人員 |
|---|---|
| 2010年 | 143 |
| 2011年 | 148 |
| 2012年 | 154 |
| 2013年 | 151 |
| 2014年 | 160 |
| 2015年 | 159 |
| 2016年 | 168 |
| 2017年 | 160 |
駅周辺
バス路線
- 下之郷駅バス停発着
- 下之郷バス停・生島足島神社バス停発着
- 上田バス オレンジバス 東塩田コース(大学前駅~下之郷~生島足島神社~下組~富士山~東塩田小学校~塩田町駅~神畑~創造館前~アリオ上田入口~上田駅お城口~アリオ上田入口~アリオ上田前~高齢者福祉センター~アクアプラザ上田)火・金曜日1往復のみ運行、祝日及び12/31~1/3全便運休
- 生島足島神社前バス停発着
- 千曲バス 上田 - 松本線(上田駅お城口~生島足島神社前~鹿教湯温泉~松本バスターミナル)
- 土曜日・日曜日・祝日のみ運行。2往復。乗合。生島足島神社前バス停は「上田発松本行き」は乗車のみ、「松本発上田行き」は降車のみ取り扱い。1月1日から3日については生島足島神社前バス停を経由しない(両方面行きとも乗降取り扱いなし)。
- 千曲バス 美ヶ原高原観光バス(上田駅お城口~生島足島神社前~武石地域自治センター~武石観光センター~道の駅美ヶ原高原)
- 7月下旬から9月中旬の期間限定。土曜日・日曜日・祝日のみ運行。2往復。乗合。生島足島神社前バス停は「道の駅美ヶ原高原行き」は乗車のみ、「上田駅お城口行き」は降車のみ取り扱い。
- 廃止路線
