中国神話における半神英雄の一人で、周族の伝説における人文始祖、周人の建国神話の中心的な創造者である。後世において次第に華夏の重要な祭祀神に格上げられ、農神、稷神として尊ばれ、社神と合わせて「社稷」と称され、国家の象徴となった。
その出自については複数の文献に記載があり、諸説存在する。一説によれば、父は周人の礼制における最高神である昊天上帝であり、姜嫄が天帝の足跡を踏んで感応受胎したとされる。一方、『史記』においては、帝高辛の子と位置づけられている。また、『山海経』の神話体系においては、父が帝俊であるという説も存在する。