国鉄DB10形ディーゼル機関車
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| DB10形ディーゼル機関車 | |
|---|---|
|
DB10 7 | |
| 基本情報 | |
| 運用者 | 鉄道省 |
| 製造所 |
川崎車輛 日本車輌製造 日立製作所 |
| 製造年 | 1932年 |
| 製造数 | 8両 |
| 引退 | 1948年 |
| 主要諸元 | |
| 軸配置 | B |
| 軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
| 全長 | 6,000 mm |
| 全高 | 3,635 mm |
| 運転整備重量 | 10.5 t |
| 動力伝達方式 | 機械式 |
| 機関 | 池貝製作所製4HSD12形または神戸製鋼所製4Z12形直列4気筒2サイクルディーゼル機関1基 |
| 制動装置 | ドラム式ブレーキ |
| 最高速度 | 25 km/h |
| 出力 | 50 PS / 1,000 rpm |
DB10形ディーゼル機関車(ディービー10がたディーゼルきかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が設計したディーゼル機関車の一形式である。
構造
エンジンは、池貝製作所または神戸製鋼所製のディーゼルエンジン(直列4気筒 50馬力 / 1,000 rpm)[注釈 1]を使用し、川崎車輛、日本車輌製造、日立製作所が車体および組み立てを担当した。鉄道省初の純国産ディーゼル機関車であり、実用化までには多くの改良を必要とした。
動力伝達方式は、4段変速の機械式を採用した。変速機から床下の逆転器に動力を伝達、ここからスプロケットで出力し、台枠内側にローラーチェーンを通して片軸を駆動。更に車輪外側のロッドでもう1軸を連動させている。
ブレーキ装置は、一般的な踏面にシューを当てる方式ではなく、ドラム式ブレーキを採用。床下逆転機軸の片側にブレーキドラムを装着し、これを手動ブレーキてこからの連動で作用させている。
製造
運用
その後、各鉄道局へ1 - 2両単位で分散して配置され、駅構内及び工場内の軽入換作業に使用された。しかし、1938年(昭和13年)にはDB10 5が 釧路機関区厚岸駐泊所で休車となり、燃料統制もあって1943年(昭和18年)以降はほとんど運用からはずれるに至った。[注釈 2]戦時中は、DB10 1が若松検車区の入換、DB10 5が函館機関区の入換、DB10 6が盛岡工機部の入換、DB10 8が福井機関区の入換として働いていた以外は全て休車となった。なお、札幌鉄道局の1948年(昭和23年)4月1日現在の機関車配置表ではDB10 5が函館機関区で第一種休車になっている。また、DB10 3とDB10 4が小山機関区で1948年(昭和23年)9月に廃車となったのを最後に8両全て廃車となった。
配置
| 年度 | 東京鉄道局 | 名古屋鉄道局 | 大阪鉄道局 | 広島鉄道局 | 門司鉄道局 | 仙台鉄道局 | 札幌鉄道局 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1931(昭和6) | 1 | 1 | 1 | 3 | ||||
| 1932(昭和7) | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 8 | ||
| 1933(昭和8) | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 8 | ||
| 1934(昭和9) | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 8 | ||
| 1935(昭和10) | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 8 | |
| 1936(昭和11) | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 | 8 | ||
| 1937(昭和12) | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 | 8 | ||
- 鉄道統計資料各年度版(省有機関車現在表)より。1938年以降は未調査