広島電鉄200形電車 (2代)
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| 広島電鉄200形電車 「ハノーバー電車」 | |
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イベントで運用される200形238号 | |
| 主要諸元 | |
| 軌間 | 1435 mm |
| 車両定員 | 46(着席24)人 |
| 車両重量 | 10.1t |
| 車体長 | 11,100 mm |
| 車体幅 | 2,280 mm |
| 車体高 | 3,750 mm |
| 主電動機出力 | 46kw×2 |
| 駆動方式 | 吊り掛け式 |
| 備考 | 半鋼製 |

広島電鉄200形電車(ひろしまでんてつ200かたでんしゃ)は、広島電鉄が保有する路面電車車両。半鋼製の2軸単車で、1950年西ドイツ・デュワグ(DUEWAG)製。1928年製で第2次大戦で被害を受けた車輛の部品を利用して車体を新造したもので、1988年に姉妹都市の西ドイツ・ハノーバー市より寄贈された。導入の経緯から、「ハノーバー電車」と呼ばれる。
第二次世界大戦時に開発され、ドイツ及びその支配下にあったオーストリア、ポーランド等に向けて大量生産されたKSW型(kriegsstrassenbahnwagen:戦時型路面電車)を基本に改良した戦災復旧車にあたり、ドイツではaufbauwagen(復興車)と呼ばれる。同型車はドイツ各地で事業用車として残存、もしくは動態保存されている。
全長11mの車体を持ち、客用窓は固定式の大型窓で、窓配置はF1-1D4D4、ドアは2枚引戸である。室内は固定式のロスシートで、出入口附近と客室の間には仕切りがある。電装品はAEG製で、屋根上中央にパンタグラフと抵抗器を備える。
台車は無骨な板台枠式。制御方式は直接制御だが、制御器は1台を床下に水平に装備しており、運転台から延びたシャフトによって操作する。主電動機の出力は46kW×2と、日本製の2軸単車よりも高出力なものとなっている。これは元来、一般的にドイツの路面電車は表定速度が日本よりも高いうえ、いわゆるデュワグカーまでの旧型車の場合、付随車を常時1両から2両程度牽引して運行することを前提にしていることによる。
車歴
1950年に製造後、1976年までハノーバー市電(ハノーバー都市交通事業 üstra Hannoversche Verkehrsbetriebe)において使用され、その後はハノーバー市にあったドイツ路面電車博物館(DSM:Deutschen Straßenbahnmuseum)で保存されていた。
1988年、広島市はハノーバー市に姉妹都市提携5周年記念として茶室を寄贈した。その返礼として、ハノーバー都市交通事業に戻っていた当車が広島市に寄贈され、広島電鉄に入線した。
広電入線時に大きな改造は受けておらず、木製ベンチシートの難燃化、ワンマン運転設備の新設、連結器の撤去と排障器、エアブレーキの新設等が行われた程度である。また、ハノーバー市から広島市に向けての礼文が側面に書かれている。
なお、ハノーバーに所属していた同型車は、236がハノーバー路面電車博物館(ドイツ路面電車博物館を引き継いだもの)で、239がハノーバー市電で、それぞれ動態保存されている。
運用
各車状況
- 238:江波車庫所属