広島電鉄1100形電車
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| 広島電鉄1100形電車 | |
|---|---|
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現役時代の1103号 | |
| 基本情報 | |
| 製造所 |
神戸市交通局長田工場(1101-1103号) 川崎車両(1104,1105号) |
| 主要諸元 | |
| 軌間 | 1435 mm |
| 車両定員 | 80(着席36)人 |
| 車両重量 |
16.20t(冷房改造後) 15.00t(冷房改造前) |
| 全長 | 12,700 mm |
| 全幅 | 2,438 mm |
| 全高 |
3,650(1101-1102号)mm 3,684(1104,1105号) mm |
| 台車 |
FS62形(1101-1103号) H2105形(1104,1105号) |
| 主電動機 | SE-133 |
| 主電動機出力 | 38kW×2 |
| 駆動方式 | 吊り掛け式 |
| 制御装置 | KR-8 直接式 |
| 制動装置 | SM-3 直通制動 |
| 備考 |
半鋼製 スペックデータ、各車状況は『ローカル私鉄車両20年 路面電車・中私鉄編』P.157及び『私鉄の車両3 広島電鉄』、『いこま 16 広島電鉄』P.31、『鉄道ファン』1989年3月号に基づく |
広島電鉄1100形電車(ひろしまでんてつ1100かたでんしゃ)は、1971年に神戸市電(神戸市交通局)より広島電鉄に移籍し、以前在籍していた路面電車車両である。神戸市電時代は神戸市交通局1100形電車を参照。
1971年3月の神戸市電(神戸市交通局)廃止に伴い、1100形全車を広島電鉄が購入。
廃止翌日から570形及び1150形の譲受車とともに順次輸送されて整備を行った。同年11月にワンマンカーとして工事終了車より順次竣工。営業運転を開始した。
運用開始当初は、神戸時代の前乗り中降り方式を、広電方式の中乗り前降り方式に改めた程度で、外部塗装などはそのままで運用された。
特に、1104・1105号に関しては、神戸市電独特の菱形の行灯式系統版・方向指示器は当面は存置され、他の同型車よりも神戸市時代の面影を色濃く残していた。その後、方向指示器は塗りつぶされ、のち撤去。系統版も他車と同じものに統一され[注釈 1]、台車も神戸時代のFS62形から旧型のH2105形に交換された[注釈 2]。
1975年11月1日の千田車庫火災で1101号は、900形902号・550形552号とともに被災したが、翌1976年1月20日に復旧した[注釈 3]。
1978年5月より1105号は、同年にハノーバーと姉妹都市になったことを記念して初代のハノーバー号になった。
1981年に方向幕の電動・大型化が全車に行われた。1982年に1103号が、1983年に残りの全車が三菱電機の直流交流変換駆動方式(三菱MDA方式)CU77A集中型(21,000kcal/h×1)で冷房改造され、全車冷房装置を一基乗せた形状になった。1980年代ごろには正面灯周辺に、他車と同様に黄色の菱形の警告マークが書かれたが、90年代ごろに消去された。また、そのころは広告電車としても多く用いられていた。
しばらくはこの状況で運用されたが、1997年にプリペイドカードの機械を設置した際、出口が狭いため乗降に時間がかかることや、他の車両に比べて収容力が劣りパワー不足でもあったことから廃車対象車種となり、急速に数を減らした。
2000年3月に1101・1102・1104号が廃車。その時点で唯一営業運転に使われていたハノーバー号として使用されていた1105号も、まもなくトラックと事故を起こし、塗装を1150形1156号に移し、2001年2月に廃車された。最後まで在籍し、長期休車で倉庫代用として使用された1103号は神戸に里帰りすることが決まり、2003年3月に廃車され、形式消滅した。