広島電鉄800形電車 (2代)

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製造所 アルナ工機
製造年 1983年 - 1997年
製造数 14両
軌間 1,435 mm
広島電鉄800形電車
相生橋を走る807号
基本情報
製造所 アルナ工機
製造年 1983年 - 1997年
製造数 14両
主要諸元
軌間 1,435 mm
車両定員 91(着席37)人(801-802)[1]
69(着席37)人(803-814)[1]
車両重量 21.00t(801-802)[1]
21.30t(803-814)[1]
全長 13,500(801-802)[1]mm
13,680(803-814)[1] mm
全幅 2,450(801-814)[1] mm
全高 3,820(801-814)[2] mm
台車 シェブロン式コイルばね台車
FS83(801-802)[3]
FS88(803-814)[3]
主電動機 MB-3279-A(801-802)[2]
MB-3279-B(803-814)[2]
主電動機出力 60kW[2]
搭載数 2[2] / 
駆動方式 WNカルダン駆動方式[4]
歯車比 85:14=6.07(801-802)[4]
制御装置 電機子チョッパ制御[5]
ハイブリッドSiC適用IGBT素子-VVVFインバータ制御(機器更新車)
制動装置 HRDA-1 電磁直通空気制動(801-802)[4]
備考 全金属製
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広島電鉄800形電車(ひろしまでんてつ800かたでんしゃ)は、1983年(昭和58年)に登場した、広島電鉄路面電車である。

1983年に700形(2代)に次いで登場した路面電車[6]1997年(平成9年)までに14両が製造された[6]。製造当初の車体は、同時期に製造された700形(2代)と殆ど同じだったが、集電装置をZパンタに変更[7]三菱電機[8]回生制動電機子チョッパ制御に変更[7]、駆動系を平行カルダン駆動に変更し[7]、台車の軸バネにシェプロンゴムを採用[7]した。最初の2両のみ700形と同時期の製造となったが、以降の12両は700形の製造終了後に増備を開始しているため、後述するように各所が異なっている。

製造期間が長期にわたったため、時代時代の連接車のデザインを取り入れ変化しているが、駆動系の機器などに大きな変更はされていない[6]。2025年現在、700形とともに市内線の主力車両として市内線全線で使用されている。(運用の都合で2009年に白島線での運用実績はある。後に900形1900形に変わった)。

広島電鉄は新造車に軌道線・鉄道線ともども連接車を積極的に導入しており、単車体のボギー車の新形式は2022年現在、本形式が最後である。

2018年より機器更新が開始されており、施行車はVVVFインバーター制御方式に改められている。

2025年12月現在、2018年より805号から始まった機器更新及び方向幕LED化は812号まで施行済み。VVVFインバーター制御化も814号まで完了しており、800型の原型の姿を保つのはいよいよ801〜804号のみとなっている[6]

各車概要

801, 802
1983年に2両が製造された[8]。デザインは700形(2代)の流れを汲むが[8]前照灯尾灯が縦に並ぶ3700形の単車版と言えるものである。塗色は700形に準じ、他の800形に比べ緑帯が太いものになっているが、700形に比べると側面幕板部にラインがある点が異なる。方向幕周辺も700形同様白地であり、以降の車輌と異なる。また運転台周りも異なり、速度計の最高指示速度が60km/hとなっている(他の800形は速度計が80km/hタイプ)。800形に後付の速度制御装置はこの2両のみ設置されていない。
803, 804
1987年(昭和62年)に2両が製造された[8]。前回の製造から間が空き、700形製造終了後の製造となった。3800形前期型に準じたデザインに変更され[8]、前照灯・尾灯が横に並んだデザインに変化した。
805 - 808
1990年(平成2年)に4両が製造された。前照灯・尾灯が角形となり、3800形後期型に類似しているが、ワイパーは3900形と同様のものが使用されている。このグループ以降は側面の窓サッシが黒色となっている。
809 - 812
1992年(平成4年)に4両が製造された。デザイン的には805 - 808とほぼ変わらないが、前面方向幕下にあった横桟と方向幕左右にあった縦桟が廃止され、フロントガラスが完全な1枚構造になっている。バックミラーの取り付け位置は側面に移った。運転台仕切板の遮光カーテンが左右スライド式のアコーディオンカーテンから上下スライド式の幕式カーテンに変更となっている。810のみ、緑帯が側面のみやや太くなっており、側面の両端で細くすぼまる形になっている。また、この車両から車内の車両番号銘板文字体が変更となっている。
813, 814
1997年に2両が製造された。デザイン的には3900形に近く、ライトケースが車体と同色となり、外板と面一になった。なお、運転台周りがそれまでの805 - 812とは多少異なり、運転台デスクが同じ茶色となっているものの、それまでのレザー張りではなくなっている。

運用

801 - 805・807・810 - 814は千田車庫に配属され、1号線・3号線・5号線・7号線・循環線に、806・808・809は江波車庫に配属され、6号線・8号線・平日朝のみ9号線で運用されている。しかし、他の車両の整備時や運用に大幅な乱れが生じた際には融通する場合がある。江波車庫配属の車両は定期整備明けには1週間程度、足慣らしとして千田車庫管轄内の1・3・5・7号線で運用される。また、以前では江波車庫配属の700形・800形が定期整備に入ると千田車庫配属の800形が貸し出され、6号線・7号線(2019年3月まで江波車庫管轄内)・8号線の運用に就く例がよくあったが、近頃では少なくなっている。尚803号と804号は長らく江波所属だったが705号と707号が江波に再転属する形でトレードとなり千田へ転属している。


各車状況

脚注

参考文献

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