恐ろしき四月馬鹿
From Wikipedia, the free encyclopedia
『恐ろしき四月馬鹿』(おそろしきエイプリル・フール)は、1921年(大正10年)に横溝正史が発表した短編探偵小説で、処女作である。雑誌『新青年』に懸賞小説として応募し、一等に当選、同誌1921年4月号に掲載された。
執筆時の横溝の年齢は18歳という若さであったが、この時点では専業作家になる気はなく、大阪薬学専門学校に入学して、卒業後は実家の生薬屋で働くなど文筆業からは距離を置いていた。横溝は後に江戸川乱歩に引き立てられて『新青年』の編集者や、自ら探偵小説家として活躍することになるが、実は乱歩よりデビューが早かった(乱歩の処女作『二銭銅貨』は1923年)。