手回しオルガン (シャルダンの絵画)

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製作年1751年
寸法50 cm × 43 cm (20 in × 17 in)
『手回しオルガン』
フランス語: La Serinette
英語: The Serinette
作者ジャン・シメオン・シャルダン
製作年1751年
素材キャンバス上に油彩
寸法50 cm × 43 cm (20 in × 17 in)
所蔵ルーヴル美術館パリ

手回しオルガン』(てまわしオルガン、: La Serinette: The Serinette)、または『気晴らしをする女性』(きばらしをするじょせい、: Dame variant ses amusements)は、18世紀フランスロココ期の巨匠ジャン・シメオン・シャルダンが1751年にキャンバス上に油彩で制作した絵画である。1751年にサロン・ド・パリに出品されており、シャルダンが国王ルイ15世から直々に依頼された最初の作品である[1]。より詳細には、王の宮廷画家シャルル=アントワーヌ・コワペルの仲介で、建築監督官であったシャルル・フランソワ・ポール・ル・ノルマン・ド・トゥルヌエム英語版から依頼されたと思われる[2]。作品は1985年に個人所有者から購入されて以来[2]パリルーヴル美術館に所蔵されている[1][2]

ヴェルサイユ宮殿で華麗なロココ趣味の世界が展開されていた時代に、シャルダンは生涯パリの町をほとんど離れず[3]、流行を追うようなこともなかった[4]。そして、市民の間で毎日繰り返される、平凡で慎ましい日常生活を暖かい眼で観察し続けた[3]

1730年代の初め、シャルダンはおそらく肖像画ジョセフ・アヴェドの勧め応えて、小画面の人物画を手掛けるようになる[5]。17世紀のオランダフランドルの画家たちから影響を受け、台所の女中や下男が働く姿を描いた素朴な作品の成功に自信を得た彼は、続いてブルジョワ階級の家庭の台所から彼ら自身の生活の場へと舞台を移した[5]

本作の画面中央には、花模様のついた優雅な銀のドレスを纏って腰かけている若い女性の姿が表されている[1]。彼女は机に向かっているものの、縫い物は脇に置いている。志やう団は、裁縫用具の入った大きな袋に眼を引く赤色を用いた。婦人は、画面左側の籠の中にいる小鳥に歌を教えている。彼女が手にしているのは手回しオルガン (セリネット) で、上流階級の家庭で小鳥に歌を教えるためによく使われていた。オルガンの音が画面全体を満たし、小鳥は今にも鳴きだしそうである[1]

脚注

参考文献

外部リンク

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