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ジャパンスネークセンター

日本の群馬県太田市にあるヘビ類の動物園 From Wikipedia, the free encyclopedia

ジャパンスネークセンターは、群馬県太田市藪塚温泉に位置するヘビ類を専門的に展示する動物園である。一般財団法人日本蛇族学術研究所が所有、運営管理を行っている。

専門分野 ヘビ
所有者 日本蛇族学術研究所
管理運営 日本蛇族学術研究所
面積 50,000 m2[1]
概要 ジャパンスネークセンター, 施設情報 ...
ジャパンスネークセンター
ジャパンスネークセンターおよび三日月村入口
ジャパンスネークセンターおよび三日月村入口
施設情報
専門分野 ヘビ
所有者 日本蛇族学術研究所
管理運営 日本蛇族学術研究所
面積 50,000 m2[1]
頭数 10,000 [1]
主な飼育動物 ヘビ
開園 1965年5月[2]
所在地 379-2301
群馬県太田市藪塚町3318[1][4]
位置 北緯36度21分44.6秒 東経139度19分19.9秒
アクセス 藪塚駅から徒歩10分[1]
岩宿駅からタクシーで7分[1]
太田藪塚ICから車で10分[1]
公式サイト snake-center.com/
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概要

毒蛇の研究及び利用を主目的としている他、飼育する蛇類を展示・公開している。日本で唯一、ヤマカガシの毒に対する血清を製造・保管しており[5]咬症が発生した際は空路・陸路で搬送を行う体制が取られている。

大量のマムシ(中国産のタンビマムシ)やシマヘビの屋外飼育をはじめ、世界各地の毒蛇・大蛇を飼育展示している。かつては天然記念物である岩国のシロヘビを多数飼育及び繁殖していたが、山口県岩国市の保護施設完成に伴い、大半がそちらへと譲渡された。

近年では警察(特に警視庁や大阪府警など)に押収及び保護された蛇類の引き取り手となっており、結果として種類・個体数がさらに増加している。1例としては、2008年に原宿で生じたトウブグリーンマンバなどの毒蛇の無許可飼育事件の引取先となったことで話題となったことがあり、事件の新聞記事と実際に飼育されていた個体が展示されている[6]。また事件がきっかけで芋づる式に埼玉県北海道からブラックマンバドクフキコブラ数種を含めた80匹以上の爬虫類が押収され、センターに引き取られた。2012年には神奈川県セイブグリーンマンバの咬傷事故により、警察の家宅捜索でブラックマンバやマンシャンハブなど24匹が押収されセンターへ。同年に大阪府警からガボンアダーパフアダーなどが押収されてセンターに引き取られている[7]叶姉妹が飼っていたニシキヘビアルビノ)を飼いきれなくなったということで寄付したことがある。

2024年12月には書籍「ヘビ学」を出版し、飼育するヘビの写真掲載や生態の解説をしている。[8][9]

主な施設

野外放飼場(屋外飼育施設)
ヘビとカメの野外飼育場があり、アオダイショウシマヘビタンビマムシケヅメリクガメを露天の囲い内で飼育している[10]
毒蛇温室
主に毒蛇を中心として飼育されている温室棟。ガラガラヘビ、キングコブラ等が居る[10]
大蛇温室
ニシキヘビボア等、大型の蛇を中心に飼育されている温室棟。かつては海蛇も飼育されていた。
熱帯蛇類温室
最も新しい施設。原宿北海道で発生した毒蛇事件で押収された蛇が飼育されている。猛毒のグリーンマンバブラックマンバ等。
資料館
収蔵した骨格標本や透明標本、剥製などが展示してある。白蛇や海蛇、大型のボアアナコンダ等。変わったところではツチノコ関連の資料も含まれている。
採毒室
毒蛇の血清を作成するための採毒を行う施設。見学者向けに、ハブの採毒の実演が行われる他、繁殖させたヘビの幼蛇も展示されている。
毒蛇咬症国際研修センター  
毒蛇110番活動や研修生の受け入れを行う。
その他
敷地の端に1971年(昭和46年)建立・開眼した「白蛇観音」がある。これは飼育、採毒実験等で死亡した蛇の供養を目的としたものである。売店では蛇製品が販売されており、かつて蛇料理も提供した旧食堂は現在[いつ?]、土日祝日に限り休憩所として開放。飲食物の持ち込みも可能。
大洞窟(閉鎖)
1960年代に敷地内にあった採石場跡を利用して設け、恐竜古代生物の模型、アナコンダを飼育する水槽などが展示された。当時は人気の展示だったが、1990年代に落盤の恐れがあるとして閉鎖された。現在[いつ?]は資料の一部を熱帯蛇類温室で公開している。

ギャラリー

飼育動物

ヘビ類

ヘビ以外の飼育動物

過去にいたヘビ類や飼育動物

交通アクセス

日本蛇族学術研究所

日本蛇族学術研究所(にほんへびぞくがくじゅつけんきゅうじょ)は、文部科学省管轄の一般財団法人1968年6月1日設立[11]公益法人制度改革により2014年4月1日付で一般財団法人となった[12]。主としてヘビ類の研究を行い、公益教育事業として付属施設のジャパンスネークセンターを公開している。また「毒ヘビ110番活動」として、毒ヘビに関する外部からの問い合わせや協力要請にも対応している[12]

在籍した主な研究者は年代順に次のとおり。CiNiiに収録のデータに基づく。

  • 江田 孝志、蛇毒研究室、研究員(1985時点)KAKEN プロジェクト1件。
  • 沢井 芳男、所長(1985時点)KAKEN プロジェクト1件。
  • 森口 一、その他部局等、研究員(移行)(2026-03時点)、KAKEN 論文3件 プロジェクト1件。
  • 外間 安次、蛇毒研究室、主任研究員(1994時点)、KAKEN 論文8件、プロジェクト3件。
  • 川村 義治、所長(1995時点)、KAKEN 論文3件、プロジェクト4件。
  • 鳥羽 通久(MICHIHISA TORIBA)(2011年時点)、KAKEN researchmap 論文54件、プロジェクト8件

主な研究助成事業

  • 外間 安次[※]、金田 斉「生体内の血液線溶系に及ぼす蛇毒脱フィブリノーゲン剤の影響」当財団、1985年-1987年、日本学術振興会(JSPS)、CRID 1040000782344300416
  • 外間 安次[※]「蛇毒に含まれている線維素溶解因子(線溶因子)に関する研究」当財団、1994年-1995年、日本学術振興会(JSPS)、CRID 1040282256608853504
  • 林 良博「ネパールにおける毒蛇咬症調査」京都大学、1995年-1996年、JSPS、CRID 1040282256615336576
  • 森田 隆司「コブラ科とクサリヘビ科蛇毒の新規神経毒および血栓毒蛋白質の探索とその生化学的研究」明治薬科大学、2000年-2003年、JSPS、CRID 1040282256721961472
  • 稲垣 英利「ナトリウムチャネルのE3領域をターゲットにしたペプチド系鎮痛剤の開発」産業技術総合研究所、2009年-2011、JSPS、CRID 1040000782088561536
  • 鳥羽 通久[※]「Identification and functional characterization of Kunitz-type toxins from New Guinean Pseudechis australis」『Peptide Science』2010:66、当財団、2011年、CRID 1010000782088561665
  • 森 哲「ヘビ類における頚背腺の進化:形態・行動・生理からの統合的アプローチ」京都大学、2011年-2013年、JSPS、CRID 1040282257140487424

主な出版物

発行年順。 書籍

定期刊行物または雑誌

著者の変遷あり。
  • 日本蛇族研究会(にほん へびぞく けんきゅうかい、[01035170])
  • 日本蛇族学術研究所(にほん へびぞく がくじゅつ けんきゅうじょ、[01020740])1巻1号-22巻2号[14]。 論

論文 「※」印は研究員(当時)。

脚注

関連項目

外部リンク

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