火星20
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| 火星20 (Hwasong-20) | |
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| 種類 | 大陸間弾道ミサイル (ICBM) |
| 原開発国 |
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| 運用史 | |
| 配備期間 | 開発中 (2026年4月現在) |
| 配備先 | 朝鮮人民軍戦略軍 |
| 諸元 | |
| 重量 | 60トン以上 (推定) |
| 全長 | 25 m (推定) |
| 直径 | 2.1 m 以上 (推定) |
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| 最大射程 | 15,000km (推定) |
| 弾頭 | MIRV核弾頭(推定) |
| 炸薬量 | 2000 kg (推定) |
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| エンジン | 固体燃料エンジン3段式(詳細不明) |
| 推力 | 2500.0 kN (2026年3月現在) |
| 誘導方式 | 慣性誘導 + GNSS (推定) |
発射 プラットフォーム | 11軸22輪 輸送起立発射機 (TEL) |
火星20(かせい20、朝鮮語表記:화성포-20、Hwasong-20、ファソン20)は、朝鮮民主主義人民共和国が開発中(2026年4月現在)の大陸間弾道ミサイル (ICBM) である [1]。
2025年9月に、北朝鮮国営メディアが「最も強力な戦略核兵器」として、初めてその存在を明らかにし、2025年10月10日に行われた朝鮮労働党創建80年を記念する軍事パレードで、初めてその姿が公開された。 [2] [3]
| 画像外部リンク | |
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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、火星20を「次世代」ICBMと呼んでいる。 [4] 詳細なスペシフィケーションについては、ごく少数の情報しか明らかにされていないが、 [5] 火星20は3段式固体燃料ミサイルと推定されており、火星19よりも胴体直径は大きいと考えられている。 [6] 火星20の輸送起立発射機 (TEL)は11軸(火星19と同じ)であり、ミサイル・キャニスターのノーズキャップの形状は火星19のものより鈍角である。 [7] 北朝鮮の報道によれば、火星20は火星19(改良型)と同じ、推力1,960-1971 kNのエンジンを使用することが確認された。 [8] [7] このエンジンはカーボンファイバー複合材料を使用しており、 [9] 火星18より40%増しの推力を持つ。アナリスト達は、このエンジンは偵察衛星打上げ用にも改造可能であると主張している。 [10] なお、火星20は、2026年3月末の地上テストで、2500kNの推力を記録した改良型エンジンも実装可能と考えられている。 [11]
射程距離は15000kmに達すると考えられており、 [12] 理論上はアメリカ合衆国の全ての領土に到達可能である。 [13] しかし、朝鮮中央テレビのコメンテーターは、火星20の射程距離は無制限であると主張している。 [14] このミサイルの最高速度はマッハ22と推定されており、これは合衆国本土の全都市に、25分から40分で到達可能であることを意味する。 [15] このミサイルの先端部は鈍角の丸い形状であり、 [16] これは合衆国のミサイル防衛システムを回避可能にする、MIRV (複数個別誘導再突入体)弾頭の搭載が可能であることを示唆している。 [17] [18] ペイロード容量は2トン以上と推定されており、 [6] 6から8個の再突入体が搭載可能である。 [19]
このミサイルは先進的誘導システムを使用しており、慣性誘導(INS)とGNSSあるいは他のセンサーの組み合わせ使用で着弾精度を高めており、 [20] 平均誤差半径 (CEP) は3~5kmと推定されている。 [21] 韓国合同参謀本部は、北朝鮮は火星20を開発する上で、ロシアから技術サポートを受けていると主張している。 [22] [23]
アメリカ合衆国のシンクタンク、スティムソン・センターが運営する情報分析サイト「38ノース」によれば、火星20は政治的プロパガンダの目的で、火星19の名前を付け替えただけのものである可能性があるとしている。 [7]
2026年3月29日に朝鮮中央通信 (KCNA) は、金総書記の立ち会の元で、炭素繊維複合材料を使用した固体燃料新型改良エンジンの地上試験を実施し、最大推力2500kNを達成したと報じた[24]。 朝鮮中央通信は、試験がいつ、どこで行われたかについては具体的に報じていない。このエンジンは火星20などへの搭載に向けた改良型とみられ、韓国・統一研究院の洪珉(ホンミン)先任研究委員は、今回のエンジン開発により「3~6個」の小型核弾頭が搭載される可能性があるとの見方を示した[25]。