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阪急7300系電車

阪急電鉄の通勤電車(1982-) From Wikipedia, the free encyclopedia

阪急7300系電車(はんきゅう7300けいでんしゃ)は、阪急電鉄(阪急)が1982年(昭和57年)より導入した通勤形電車である。

運用者 阪急電鉄
製造所 アルナ工機
製造年 1982年 - 1989年
製造数 83両
概要 基本情報, 運用者 ...
阪急7300系電車
阪急7300系7323F
(2022年3月7日 西京極駅)
基本情報
運用者 阪急電鉄
製造所 アルナ工機
製造年 1982年 - 1989年
製造数 83両
運用開始 1982年[1]
投入先 阪急電鉄
京都本線・千里線
Osaka Metro
堺筋線
主要諸元
編成 2両(1M1T)
3両(2M1T)
6両(3M3T・4M2T)
8両(4M4T)
軌間 1,435 mm(標準軌)
電気方式 直流1,500 V(架空電車線方式)
最高運転速度 阪急線内:115 km/h[2]
堺筋線内:70 km/h
設計最高速度 未更新車:120 km/h[3]
機器更新車:130 km/h
起動加速度 1M1T・4M4T編成:2.6 km/h/s[4](45 km/hまで)
2M1T・4M2T編成:2.6 km/h/s[4](50 km/hまで)
減速度(常用) 3.7 km/h/s
減速度(非常) 4.2 km/h/s
車両定員 先頭車:140(座席50)人[4]
中間車:150(座席56)人[1][4]
7307F・7327F
先頭車:133(座席48)人
中間車:144(座席54)人
リニューアル車
先頭車:126(座席43)人[3]
中間車:136(座席49)人[3]
全長 18,900 mm[1][5][2]
車体長 先頭車:18,350 mm[3]
中間車:18,300 mm[3]
全幅 2,800 mm[1][5][4][2]
車体幅 2,780 mm[4][3]
全高 4,040 mm[1][4][3]
パンタ折畳み高 4,095 mm[1][5][4][2]
車体 7301F以前:普通鋼[1][5][2]
7302F以降:アルミニウム合金[1][4][2]
台車 S形ミンデンドイツ式ダイレクトマウント空気ばね台車
M車:FS-369A[4][3][2]
T車:FS-069A[1][4][3][2]
主電動機 未更新車:直流複巻電動機TDK8580-A[4][3][2]
機器更新車:全閉内扇式かご形三相誘導電動機TDK6128-A[6][2]
主電動機出力 未更新車:150 kW×4[1][4]
7310号車:180 kW×4[2]
機器更新車:190 kW×4[1][6][2]
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式[4]
歯車比 16:84(5.25)[4][3]
制御方式 未更新車:界磁チョッパ制御[4][3][2]
機器更新車:IGBT素子VVVFインバータ制御[2]
制御装置 東洋電機製造製[5]
未更新車:ES773-C-M・ES773-E-M(1C8M)
機器更新車:RG6021-B-M(1C4M2群)・RG6026-A-M(1C4M1群)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ(HRD-1R)[1][3][2]
1985年度建造分以降:電力回生優先ブレーキ付き電気指令式ブレーキ(HRDA-1)[1][2]
保安装置 ATS・WS-ATC・デッドマン装置
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本項では解説の便宜上、大阪梅田方先頭車+F(Formation=編成の略)を編成名として記述する(例:7303以下8両編成=7303F、7326以下2両編成=7326F)。

概要

7000系の京都線仕様で、7000系と同等の性能を有し、京都線用で初の界磁チョッパ制御が採用された。計83両が建造された。京都線初の115 km/h対応車。7000系同様、製造時期の違いから内装のグレードアップ、新機構の搭載など仕様に差が見られる。

車両概説

車体・車内

車体寸法は後に登場する9300系以降の京都線各形式と同様に、将来の神宝線の車両限界拡張を見込んだ新しい標準車体仕様を採用した[5]。最大幅は2,800 mm、連結面間距離は18,900 mmとしており[5][4][2]、車体長は中間車で18,300 mm、先頭車で18,350 mmである[3]。

7300F・7301Fの6両編成×2本は普通鋼製車体で[5][2]、7302F以降の全車両はアルミ車体となっている[4][2]。なお、落成時はアルミ車両には車内連結部の上部にHマーク+アルミ車両と記された青色の銘板が取り付けられていた。

1985年(昭和60年)に製造された7320F(2両編成)からは、運転室直後の側面の小窓設置、冷房吹き出し口の連続化、車内放送装置の改良、座席袖仕切の形状の変更、車内貫通扉のガラス寸法の拡大などの変更が見られる。それ以前の増備車である7300F - 7305Fの各編成の先頭車にも小窓が改造設置された。

8300系の投入より後である1989年(平成元年)に落成した、本系列の最終増備車である7327Fの2両編成と7307Fの6両編成では、車内化粧板の色調が8000系と同じ濃度となり、客室側窓は自動昇降式となり、車椅子スペースが設置されるなど、8300系とほぼ同様の車内設備が採用されている[2]。

機器類

制御方式は界磁チョッパ制御である[4]。1987年(昭和62年)から製造された7306・7323・7906以降の車両は制御装置がマイナーチェンジ型のES773-E-Mとなっている。

1985年(昭和60年)度以降に建造された車両については、ブレーキに遅れ込め制御が追加され、省エネ率が向上している。

1987年(昭和62年)に製造された7310は東洋電機製造GTOサイリスタ素子VVVFインバータの試験車[2][7]であり、7324Fの大阪梅田側から3両目に連結されていたが、2018年(平成30年)度のリニューアル工事により電装解除された[2]。

形式

2017年(平成29年)9月に形式呼称が変更された。右が変更後の形式である[8]。細かい区分けは、各形式の項目内で記述する。なお、新形式呼称でのハイフン以下の枝分けは、2021年(令和3年)以降は廃止された[9]。

新造車

7300形/Mc7300形(Mc、7300 - 7307・7310・7320 - 7327:17両)
大阪梅田・天下茶屋方の制御電動車。主電動機・制御装置・集電装置(下枠交差式)2基を搭載し、7800形(増結編成用の車両は7450形)とユニットを組む。
  • 先頭部の連結器は当初は自動連結器だったが、現在は7300 - 7302を除き密着連結器・電気連結器を装備している。
  • 20番台車は7450形との2両増結編成用に製造された車両で1C4M制御[注 1]、製造当初から電気連結器を装備している。
  • 7310はVVVFインバータ長期実用試験車(1C4M制御)で7990とユニットを組んでいたが、後述のリニューアルにより7890に改番された。
  • 新形式呼称ではアルミ車はMc7300-1形、7310(VVVF試作車)はMc7300-2形(リニューアル時に電装解除され区分消滅)、VVVFインバータ制御化された車両はMc7300-3形と呼称していた。
7400形/Mc7400形(M'c、7400 - 7407・7410:9両)
京都河原町・北千里・嵐山方の制御電動車。主電動機・補助電源装置(電動発電機、7406・7407は静止形インバータ)・空気圧縮機を搭載し、7300形または7900形とユニットを組む。
  • 新形式呼称ではアルミ車はMc7400-1形、VVVFインバータ制御化された車両はMc7400-2形と呼称していた。
7450形/Tc7450形(Tc、7450 - 7457:8両)
7300形または7900形とユニットを組む京都河原町・北千里・嵐山方の制御車。補助電源装置(電動発電機、7455・7456は静止形インバータ)・空気圧縮機・電気連結器を搭載する。
  • 7454 - 7457は後述のリニューアルにより、それぞれ7954 - 7957に改番された。
  • 新形式呼称では7450 - 7452はTc7450形、それ以外はTc7450-1形と呼称していた。
7900形/M7900形(M、7900 - 7907・7910:9両)
7400形または7450形とユニットを組む中間電動車。主電動機・制御装置(界磁チョッパ)・集電装置(下枠交差式)2基を搭載する。
  • 新形式呼称での枝分けの区分(ハイフンを付ける基準)はMc7400形と同じ。
7800形/M7800形(M'、7800 - 7807:8両)
7300形とユニットを組む中間電動車。主電動機・補助電源装置(電動発電機)・空気圧縮機を搭載する。
  • 新形式呼称での枝分けの区分はMc7400形と同じ。
7850形/T7850形(T、7850 - 7856・7860 - 7867・7960・7870 - 7877・7970・7880 - 7885・7990:32両)
中間付随車。特別な機器は搭載していない。
  • 7990はインバータ長期実用試験車で7310とユニットを組み、補助電源装置(静止形インバータ)・電動空気圧縮機を搭載していたが、後述のリニューアルにより7840に改番された。
  • 新形式呼称ではアルミ車はT7850-1形と呼称していた。

改造車

7850形/T7850形(To、7890・7954 - 7957:5両)
Mc7300形またはTc7450形の乗務員室を撤去し、中間付随車とした形式。7890・7954以外は補助電源装置(電動発電機、7955・7956は静止型インバータ)・電動空気圧縮機を搭載し、7300形とユニットを組む。
  • 新形式呼称での枝分けの区分はT7850形と同じで、同車独自の区分はされていなかった。

製造

凡例
  • CHOP:制御装置(界磁チョッパ制御)
  • VVVF:制御装置(VVVFインバータ制御)
  • MG:補助電源装置(電動発電機)
  • SIV:補助電源装置(静止型インバータ)
  • CP:空気圧縮機
  • ◇:集電装置(下枠交差型)
  • c:中間運転台の位置

7300F・7301F

当初の2編成は鋼製車体(太字)で登場し、6両編成を組成した[5][2]。1983年(昭和58年)以降にアルミ車体の付随車を新造・増結し、8両編成となっている。

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河原町 →
形式
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7300
(Mc)
 
7850
(T)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 ◇
◇ 

7900
(M)
 
7850
(T)
 
7400
(M'c)
竣工
搭載機器 CHOPMG
CP
CHOPMG
CP
車両番号 7300-7800786078707900-7400 1982/02/17[10]
7301-7801786178717901-7401 1982/03/09[10]
-7850----7880- 1983/02/01[10]
-7851------ 1983/12/20[10]
------7881- 1985/04/01[10]
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7302F - 7305F

第3編成の7302F以降はアルミ合金製となる[5][4][11][2]。

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形式
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7300
(Mc)
 
7850
(T)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
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7900
(M)
 
7850
(T)
 
7400
(M'c)
竣工
搭載機器 CHOPMG
CP
CHOPMG
CP
車両番号 73027852780278627872790278827402 1982/06/16[10]
73037853780378637873790378837403 1982/06/30[10]
73047854780478647874790478847404 1982/11/25[10]
73057855780578657875790578857405 1983/07/14[10]
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7320F - 7326F

1985年(昭和60年)の10両編成運転開始に伴い、増結車の2両編成が製造された。7320F・7321F・7322Fは7450-7320のように連結し8両編成に組み込み、10両編成を組成した[11][12]。

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7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
竣工
搭載機器 CHOPMG
CP
車両番号 73207450 1985/04/22[11]
73217451
73227452
73237453 1986/11/10[11]
73247454 1987/04/06[11]
搭載機器 CHOPSIV
CP
竣工
車両番号 73257455 1988/11/22[11]
73267456
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7306F・7310F

7306Fからは両端にMM'を配し、既存編成も組み替えられる[11]。7310Fの付随車の7990は、電動車化を見越して付番している[11]。

7306Fの7両編成は7321Fから7881を編入して8両編成化された。

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形式
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7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
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7900
(M)
 
7400
(M'c)
竣工
搭載機器 CHOPMG
CP
CHOPSIV
CP
車両番号 7306780678567866787679067406 1988/03/31[11]
形式
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7300
(Mc)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 ◇
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7900
(M)
 
7400
(M'c)
  竣工
搭載機器 VVVFSIV
CP
CHOPMG
CP
車両番号 731079907960797079107410  1987/01/20[10]
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7327F・7307F

1989年(平成元年)には、同年12月16日のダイヤ改正に合わせて最終増備の7327F・7307Fが製造された。8000系・8300系登場後の製造であり、パワーウインドウも設置された[13][2]。また、阪急ではマルーン一色で製造された最後の編成でもある。

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形式
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7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
 ◇
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7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
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7900
(M)
 
7400
(M'c)
竣工
搭載機器 CHOPMG
CP
CHOPMG
CP
CHOPSIV
CP
車両番号 73277457 cc 730778077867787779077407 1989/11/28[11]
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改造工事

方向幕交換

急行の表示幕については、2200系・6000系・6300系・7000系初期車の白地に赤文字で「急行」の表示(特急の反転)とは異なり、登場時から全車黒地にオレンジ文字の「急行」であった。しかし、黒地に白文字の「普通」表示と区別しにくいとの苦情を受け、「急行」表示は1992年(平成4年)から順次快速急行と同じオレンジ地に黒文字の「急行」変更された[注 2]。

自動放送装置設置

1990年代に大阪市営地下鉄(現:Osaka Metro)堺筋線用の自動放送装置を搭載する改造がなされた。

塗装変更

1998年(平成10年)より、7301Fを皮切りに検査の再塗装の際に6300系・8300系列と同様に屋根肩部分のアイボリー色の塗り分けがされるようになった。現在は全車完了している。

リニューアル

7320Fのリニューアル

大規模なリニューアル工事が施された7320F
(2025年8月21日 南茨木駅 - 茨木市駅間)

5000系に対して施工が進んでいたリニューアル工事は7000系列にも及ぶこととなり、第一陣として7320Fが2007年(平成19年)11月から2008年(平成20年)8月までリニューアル工事が施工され[2]、同年9月1日付けで竣工[16][17]、同年9月8日より営業運転を開始した[18]。

外装
  • 先頭車前面の形状が9000系列とほぼ同様のものとなり[注 3]、前面窓は種別幕・方向幕まで上方に拡大された[19][2]。
  • 前面貫通扉はガラス部分が9300系や8300系と同じ位置まで下方に延長され、周囲は6300系および8000系列と同様のステンレス製の飾り板が取り付けられた。
  • 9000系列と同様の大型足掛け板が設置され、それまで2000系(初代)より設置されていた小型の足掛け板は撤去された。
  • 車両番号の掲出位置が貫通扉部分から左側の窓下に変更され、それに伴い同部分の標識灯・尾灯の位置が若干下げられた。
  • 標識灯は9000系などと同様のものに、前照灯は8000系などと同様の角型のものにそれぞれ交換された[2]。
  • ワイパーは銀色のものから黒色のものに交換され、貫通扉のワイパーは電動化された。
  • 乗降扉(客用扉)はドアエンジンが改良され、従来と比較して静粛なものとなった。また、5000系リニューアル車と同様、窓ガラスがUVカット複層ガラスに交換され、下方に拡大された。1300系(2代)登場後も、ドア窓の大型化は継続している[注 4]。
  • 前面・側面の種別幕・方向幕はフルカラーLEDに交換された(9000系列以前の車両では初採用)[2]。同時に前面の表示窓が大型化され、表示窓の固定方法も押さえ板式から内側からの接着式に変更された。
  • 側窓の窓ガラスは全て緑がかったUVカットガラスに交換され、窓枠も交換されている[19][2]。側窓は8000系同様、ドアに隣接するものはパワーウィンドウ化、それ以外は固定窓化された[19]。
  • 社章が1992年(平成4年)9月制定以来のステッカー式からステンレス切抜き式に変更され、掲出位置が側面窓下に移動した。
機器類
  • 空気圧縮機の低騒音化対策がなされ、低騒音タイプのHS-20に交換された[19]。
  • クーラーが東芝製RPU-4018に交換され、リニューアル未施工車も順次交換された[19]。
  • 車端部のベンチレーターが撤去された。
接客設備
  • 化粧板の全面貼り替えが行われ、側面の化粧板は中濃度の木目調で8300系の化粧板や9000系列の側面化粧板と同じものに貼り替え、妻面や乗降ドア部分の化粧板の色は、5000系リニューアル車や9000系列と同じこげ茶色のものに変更された。床材は他の床材更新車と同じ石畳状の模様が入るものとなった[19]。
  • 妻部貫通扉は窓を下方に拡大したものに交換された。
  • 座席は9000系と同じ仕切り板付きのロングシートに変更され、袖仕切りは、5000系リニューアル車と同じく腰部分が板状になったものに変更された[19][2]。なお、1300系(2代)で採用された大型の袖仕切りは採用されていない。
  • 荷棚はパイプ式から9000系列と同じ棒状のものに変更された。
  • 日除けが阪急伝統の鎧戸型からフリーストップ式カーテンに変更された[19]。
  • LCD式車内案内表示装置がドア上部に2基千鳥配置で設置された[19][2]。なお、9000系列とは異なり、枠が黒色となっている。
  • 冷房吹き出し口・スイープファンは9000系列と同様、車内放送スピーカーを内包したものとなった。
  • 蛍光灯カバーも従来の角張った形から丸みの帯びた形に交換された。
  • バリアフリー対応として、扉開閉予告灯とドアチャイム、各車両に車椅子スペースが設置された[19][20]。
  • 非常通話装置が貫通扉部分に設置された。
  • 非常ドアコックがドア横の壁に取り付けられた箱式から座席下へ移動された[注 5]。
  • 車内の製造銘板が貼り替えられ、製造年の記載のない「アルナ工機」のみのものとなった。

アルミ車のリニューアル

VVVFインバータ制御に変更された7306F(前面は大幅に変更されなかったが車番の移設や足掛け板の設置、貫通扉の窓面積拡大が行われている)
(2022年5月31日 南茨木駅 - 茨木市駅間)

7320Fがリニューアル工事を受けて以降、数年間工事は中断していたが、2014年(平成26年)7月14日付けで7303Fのリニューアル工事が完了し、リニューアル工事が再開された[21][2][22]。7000系も含めて工事メニューは変更が繰り返されていたが、以降のリニューアル工事は7000系も含めて7303Fの仕様が基本となった。同年8月1日付けで7322F[21]、同年11月28日付けで7305Fのリニューアル工事が完了した[21]。

外観(変更点)
  • 外観の改造は抑え目になり[2]、車両番号の移設、足掛け板の設置や貫通扉の窓面積の拡大が行われており、前面貫通扉以外は7000系7010F以降と同様の外観となった。
  • 標識灯は丸型で白色のものに、前照灯はLEDに更新されており、のちに7320Fや非リニューアル車へも波及した。
  • 種別幕・方向幕は幕式のままとされた。
  • 側窓はパワーウィンドウ化されていない[注 6]。
機器類(変更点)
  • 機器の共通性を確保することを目的として、1300系(2代)とほぼ共通のVVVFインバータ制御を搭載した[2][6]。
  • 空気圧縮機の低騒音化対策は、HB-2000装備車については低騒音化改造で対応した。
接客設備(変更点)
  • 車内のLCDが1300系(2代)に準じた32インチハーフサイズのフルハイビジョン対応の大型液晶ディスプレイに変更された。
  • 車内の製造銘板の名義が「アルナ車両」に変更された。
  • 初期に改造された7322F・7303F - 7306Fは、車椅子スペースの設置が1・3・5・8号車の1編成あたり4か所とされた。[要出典]

2015年(平成27年)6月2日付けで7304Fのリニューアル工事が完了した[23][24]。本編成は近畿車輛でリニューアル工事を施工した[24]。同年9月11日付けで7306Fのリニューアル工事が完了した[23][25]。

2018年(平成30年)10月16日付けで7324F・7310Fのリニューアル工事が完了した[26][27]。VVVF化を含むリニューアルのほか、7454・7310の中間車化と7990の電動車化などの改造が行われ、7454は7954に、7310は7890に、7990は7840にそれぞれ改番された[26][27]。阪急での中間車化改造は2007年(平成19年)の5000系5002F以来で、アルミ車・ワンハンドル車では初の施工となる[28]。なお、5000系とは異なり乗務員室撤去跡に座席は設置されていない[28]。

2021年(令和3年)11月15日付けで7327F・7307Fのリニューアル工事が完了した[29][30][31]。VVVF化のほか、7457の中間車改造が施され、7957に改番されたが、前面窓にワイパーが残された[28]。また、7307は中間車改造は行われず、運転台が残されている[29][30][31]。

2024年(令和6年)2月21日付けで7325Fのリニューアル工事が完了した[32][33][34][35][36]。VVVF化のほか、7455の中間車改造が施され、7955に改番された[32][33][34][35][注 7]。同年10月11日付けで、7326Fが7325Fと同様のリニューアル工事が実施され、7456は7956に改番された[37][38][39][40][41][注 8]。

変遷

7300F・7301Fは当初は各停用で6両編成であった。それぞれ後にアルミ車体の中間車2両が挿入されて8両化されている。

もともと7320・7321・7322は7450・7451・7452と組む1M方式の2両編成であったが、それぞれ7300・7301・7302と交換されている。梅田寄りに増結2両を連結する際に、相互に密着連結器・電気連結器が必要となるため組み替えされた[11][12]。

2007年(平成19年)より7両編成だった7321Fが8両編成に組み替えられ、7851が休車となった。

2024年(令和6年)6月、7323Fの京都河原町側先頭車7401が、2023年(令和5年)4月より休車中であった7302Fの7452に差し替えられ、運用に復帰した[42]。また、同年7月には増結車の7300F・7301Fと7302・7401、さらに長期休車だった7851で7両編成を組んで運用に復帰[2]、本系列およびワンハンドル車の7両編成が17年ぶりに復活した[43][44][45][46]。

運用

2026年(令和8年)4月1日現在、8両編成×7本、7両編成(2両+2両+3両編成)×1本、6両編成×2本、2両編成×4本の合計83両が正雀車庫・桂車庫に配置されている[47][48][49][50]。

8両編成(2両+6両編成を含む)は京都本線の特急・準特急・急行・準急・普通と千里線・Osaka Metro堺筋線の堺筋準急・普通に、7両編成は京都本線の準急・普通と千里線(北千里駅 - 淡路駅間)の普通に使用されている。

行楽期には、6両編成が嵐山線に直通する臨時快速特急・直通特急や嵐山線内で運用される。

7006F「京とれいん 雅洛」が検査期間中の代走として、土休日に運行される快速特急で6両編成が運用されることがある[51]。

当初から堺筋線への直通運転も考慮して製造されたが、7300系の堺筋線直通開始は1989年(平成元年)11月からである。当時の堺筋線でのMT比規定により、MT比1:1の本系列は堺筋線に乗り入れができない状態が続いていたが、堺筋線側で66系の導入を機に規定が見直され、7300系と8300系の乗り入れが可能となった。

2022年(令和4年)12月までは、平日朝に8両編成の大阪梅田側に2両編成を増結した10両編成が運行されていた[15][52]。

特別装飾・ラッピング

2003年(平成15年)に8300系8311Fと共に、当時7両編成だった7321Fに、洛西口駅開業記念のラッピングが施工された。外観は8311Fと同一のものである。2026年(令和8年)現在、本系列のラッピングはこれが唯一の事例となっている。

車歴表

凡例
  • ◇:集電装置(下枠交差型)
  • c:中間運転台の位置
  • o:運転台撤去跡の位置
  • 太字:鋼製車体(その他はアルミ車体)
  • ()内:旧車両番号

1999年

1999年(平成11年)10月1日現在[53]

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8両編成(2両+6両編成)
← 梅田・天下茶屋
河原町・北千里 →
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 ◇
◇ 

7900
(M)
 
7400
(M'c)
備考
73207800785078607870788079007400
73227802785278627872788279027402
73037803785378637873788379037403
73047804785478647874788479047404
73057805785578657875788579057405
73067806785678667876788179067406
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 ◇
◇ 

7900
(M)
 
7400
(M'c)
備考
73247454 cc 731079907960797079107410 7310はVVVF試験車
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
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◇ 

7900
(M)
 
7400
(M'c)
備考
73277457 cc 730778077867787779077407
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7両編成
← 梅田
河原町・北千里 →
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◇ 

7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
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7900
(M)
 
7400
(M'c)
備考
7321780178517861787179017401
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2両編成
← 梅田
河原町 →
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
備考
73007450
73017451
73027452
73237453
73257455
73267456
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2018年

2018年(平成30年)4月1日現在[8][54]

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8両編成(2両+6両編成)
← 梅田・天下茶屋
河原町・北千里 →
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◇ 

7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 ◇
◇ 

7900
(M)
 
7400
(M'c)
リニューアル備考
73207800785078607870788079007400 2008/09/01[16][17] リニューアル編成
(9000系顔)
73227802785278627872788279027402 2014/08/01[21] VVVF化編成
73037803785378637873788379037403 2014/07/14[21]
73047804785478647874788479047404 2015/06/02[23]
73057805785578657875788579057405 2014/11/28[21]
73067806785678667876788179067406 2015/09/11[23][25]
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 ◇
◇ 

7900
(M)
 
7400
(M'c)
リニューアル備考
73237453 cc 732178017861787179017401
73277457 cc 730778077867787779077407
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 ◇
◇ 

7900
(M)
 
7400
(M'c)
リニューアル備考
73247454 cc 731079907960797079107410 7310はVVVF試験車
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
 ◇
◇ 

8300
(Mc1)
 
8850
(T1)
 
8950
(T2)
 
8850
(T1)
 ◇
◇ 

8800
(M1)
 
8400
(Mc2)
リニューアル備考
73257455 c c 8311 8861 8961 8981 8811 8411
73267456 c c 8304 8854 8954 8874 8804 8404
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2両編成
← 梅田
河原町 →
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
備考
73007450
73017451
73027452
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休車
 
7850
(T)
備考
7851
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2022年

2022年(令和4年)4月1日現在[55][30][56]

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8両編成(2両+6両編成)
← 大阪梅田・天下茶屋
京都河原町・北千里 →
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◇ 

7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 ◇
◇ 

7900
(M)
 
7400
(M'c)
リニューアル備考
73207800785078607870788079007400 リニューアル済 リニューアル編成
(9000系顔)
73227802785278627872788279027402 VVVF化編成
73037803785378637873788379037403
73047804785478647874788479047404
73057805785578657875788579057405
73067806785678667876788179067406
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 ◇
◇ 

7900
(M)
 
7400
(M'c)
リニューアル備考
73237453 cc 732178017861787179017401 7801・7861のみ内装更新[注 9]
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(To)
 
7850
(To)
 
7850
(T)
 ◇
◇ 

7900
(M)
 
7400
(M'c)
リニューアル備考
73247840
(7990)
79707954 o
(7454)
o 7890
(7310)
796079107410 2018/10/16[26][27] VVVF化・中間車化改造編成
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
 ◇
◇ 

8300
(Mc1)
 
8850
(T1)
 
8950
(T2)
 
8850
(T1)
 ◇
◇ 

8800
(M1)
 
8400
(Mc2)
リニューアル備考
73257455 c c 8311 8861 8961 8981 8811 8411
73267456 c c 8304 8854 8954 8874 8804 8404
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7850
(To)
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 ◇
◇ 

7900
(M)
 
7400
(M'c)
リニューアル備考
73277957 o
(7457)
c 730778077867787779077407 2021/11/15[29][30][31] VVVF化・中間車化改造編成
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2両編成
← 大阪梅田
京都河原町 →
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
備考
73007450
73017451
73027452
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休車
 
7850
(T)
備考
7851
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2026年

2026年(令和8年)4月1日現在[47][48][49][50]

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8両編成(2両+6両編成)
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京都河原町・北千里 →
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◇ 

7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 
7850
(T)
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◇ 

7900
(M)
 
7400
(M'c)
リニューアル備考
73207800785078607870788079007400 リニューアル済 リニューアル編成
(9000系顔)
73227802785278627872788279027402 VVVF化編成
73037803785378637873788379037403
73047804785478647874788479047404
73057805785578657875788579057405
73067806785678667876788179067406
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 ◇
◇ 

7900
(M)
 
7450
(Tc)
リニューアル備考
73237453 cc 732178017861787179017452 7801・7861のみ内装更新[注 9]
2024年6月に京都寄り先頭車を7452に変更[42]
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(To)
 
7850
(To)
 
7850
(T)
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7900
(M)
 
7400
(M'c)
リニューアル備考
7324784079707954 oo 7890796079107410 リニューアル済 VVVF化・中間車化改造編成
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7850
(To)
 ◇
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8300
(Mc1)
 
8850
(T1)
 
8950
(T2)
 
8850
(T1)
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◇ 

8800
(M1)
 
8400
(Mc2)
リニューアル備考
73257955 o
(7455)
c 8311 8861 8961 8881 8811 8411 2024/02/21[32][33][34][35] VVVF化・中間車化改造編成
73267956 o
(7456)
c 8304 8854 8954 8874 8804 8404 2024/10/11[37][38][39][40]
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7850
(To)
 ◇
◇ 

7300
(Mc)
 
7800
(M')
 
7850
(T)
 
7850
(T)
 ◇
◇ 

7900
(M)
 
7400
(M'c)
リニューアル備考
73277957 oc 730778077867787779077407 リニューアル済 VVVF化・中間車化改造編成
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7両編成(2両+2両+3両編成)
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京都河原町・北千里 →
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7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
 ◇
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7300
(Mc)
 
7450
(Tc)
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7300
(Mc)
 
7850
(T)
 
7400
(M'c)
備考
73007450 cc 73017451 cc 730278517401 7851のみ内装更新[注 9]
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脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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