香林坊

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香林坊
香林坊交差点
香林坊交差点
香林坊の位置(金沢市街内)
香林坊
香林坊
香林坊の位置
香林坊の位置(金沢市内)
香林坊
香林坊
香林坊 (金沢市)
香林坊の位置(石川県内)
香林坊
香林坊
香林坊 (石川県)
香林坊の位置(日本内)
香林坊
香林坊
香林坊 (日本)
北緯36度33分50.83秒 東経136度39分12.49秒 / 北緯36.5641194度 東経136.6534694度 / 36.5641194; 136.6534694
日本の旗 日本
都道府県 石川県
市町村 金沢市
校下(地区) 松ヶ枝地区
長町地区
町名設定 1965年9月1日
人口
2018年(平成30年)4月1日現在)[1]
  合計 254人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
920-0961[2]
市外局番 076 (金沢MA)[3]
ナンバープレート 金沢
香林坊の位置
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香林坊(こうりんぼう)は、石川県金沢市中心部に位置する地域または町名の名称であり、隣接する片町とともに金沢市を代表する繁華街、中心市街地である。

香林坊交差点に立てられている石碑。香林坊の由来が記されている。

町名の由来は、比叡山の僧であった香林坊還俗して、この地の町人向田家の跡取り向田香林坊(むこうだこうりんぼう)となり、以来目薬の製造販売に成功して「香林坊家」として繁栄したという説が有力である。再開発された映画街の広場には、この由来にちなんで、メグスリノキが植生されている。

歴史

江戸時代には、金沢城に近い地の利を生かし北陸街道沿いに商店が建ち並ぶ商店街として、同様に街道沿いの橋場町、尾張町、武蔵ヶ辻などと共に発展[4]明治時代になり、近くに旧制第四高等学校が開校したことから、学生向けのカフェ映画館などが集積することとなり、北陸最大の繁華街となった。

1923年大正12年)片町宮市百貨店が、1930年昭和5年)武蔵ヶ辻三越が開店し、相対的に客足が遠退いた。

1970年代、全国的に暴走族社会問題化すると、金沢でも香林坊一帯の道路に暴走族が現れはじめ、夜間に暴走行為が繰り広げられるようになった。1972年(昭和47年)7月9日深夜には、香林坊一帯に約2000人の群衆が集まり、暴走行為の見物や暴走車への投石により騒然となることもあった[5]

1986年(昭和61年)、市街地再開発事業である香林坊アトリオのキーテナントとして、宮市百貨店を前身とする大和が香林坊に移転し、再び金沢市の中心商業地となった。このほか、同時期の市街地再開発事業でKOHRINBO109の誘致や、香林坊周辺のタテマチストリートの整備によって、若者の集まる街になっていった。

2006年平成18年)の金沢フォーラスの開業や、2011年(平成23年)に金沢百番街のリニューアルにより「Rinto」がオープンすると、若者の集まる場所が徐々に分散されるようになった。そのため、香林坊大和や香林坊アトリオへの高級ファッション雑貨店の進出や、KOHRINBO109から香林坊東急スクエアへのリニューアル、香林坊ラモーダが開業するなど、若者の街から大人の街へと変貌しつつある。

2009年(平成21年)までの15年にわたって石川県における路線価が最も高額な地点であったが、2010年(平成22年)にはその地位を金沢駅東口(堀川新町)に譲ることとなった[6][7]

町域の変遷

実施後実施年実施前
香林坊2丁目1965年(昭和40年)9月1日[8]石浦町、南町、高岡町、高岡町上藪ノ内の各一部
香林坊1丁目1966年(昭和41年)2月1日[8]石浦町、南町、上松原町、仙石町の各一部

世帯数と人口

2018年(平成30年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目世帯数人口
香林坊一丁目 19世帯 29人
香林坊二丁目 119世帯 225人
138世帯 254人

小・中学校の学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下のとおりとなる[9]

丁目小学校中学校
香林坊1丁目金沢市立中央小学校金沢市立長町中学校
香林坊2丁目

主な施設

香林坊アトリオ
香林坊東急スクエア(※写真は改装前のもの)

商業施設

事業所

金融機関
マスメディア

その他

交通

バス

香林坊バス停留所

香林坊バス停留所は、香林坊交差点、日銀前交差点およびいしかわ四高記念公園前交差点周辺にあるバス停留所である。

6地点にバス停がある。金沢ふらっとバス菊川ルート専用のバス停以外にはそれぞれ、「①四高記念館前」(以前は「①中央公園前」)「④アトリオ前」「⑥東横イン前」「⑦旧日銀前」「⑧ラモーダ前」の副称がある。所在地は、「アトリオ前」が石川県金沢市香林坊1丁目、「旧日銀前」「ラモーダ前」「東横イン前」が石川県金沢市香林坊2丁目、「四高記念館前」が石川県金沢市広坂2丁目、金沢ふらっとバス菊川ルート専用のバス停が石川県金沢市片町1丁目である。

北鉄バス小松空港連絡バス城下まち金沢周遊を含む)、西日本ジェイアールバス2011年4月8日より)、金沢ふらっとバス菊川ルート、金沢ライトアップバスが発着する。

金沢市内を運行するバスの多くがこのバス停を通過する。

2018年12月1日に、それまで「日銀前」に停車していたバスのうち、北陸鉄道グループバスの金沢駅行き以外の系統と西日本ジェイアールバスの全便が、約100m北側に新設された「ラモーダ前」へと移った[10]

香林坊・仙石通りバス停留所

香林坊・仙石通りバス停留所は、石川県金沢市広坂2丁目にある、金沢ふらっとバス材木ルートのバス停留所である。かつて副称が「派出所交番前」であった香林坊バス停の跡地にある。

道路

香林坊地下駐車場

鉄道

商店街の特徴と傾向

通常、香林坊は香林坊・片町地区と称される場合が多いため以下の説明では香林坊・片町界隈として紹介する。また、以下の五つの商店街では、2007年から金沢5タウンズと称し、中心商店街の活性化運動を行っている[12]

香林坊商店街

香林坊交差点を中心とした商店街であり、若者から観光客まで幅広い客層をターゲットとしている。大和の本店がある「香林坊アトリオ」、ファッションビル「香林坊東急スクエア」が中核の商業施設である。

竪町商店街

広坂振興会(商店街)

柿木畠振興会(商店街)

香林坊・竪町・広坂の間に位置し接続点となっている。現在、金沢21世紀美術館との相乗効果を期待して、21世紀ロード柿木畠と称している。主要店舗にはうつのみや書店があった。

片町商店街

その他

香林坊商店街の香林坊東急スクエア側の裏手にせせらぎ通り商店街、竪町商店街の延長線上に新竪町商店街などがあり、これらの商店街は中心商店街とは違い、独特の特徴を示している。せせらぎ通り商店街はせせらぎと名が付くように、金沢特有の曲線状の水路(鞍月用水)沿いにある商店街で、景観整備により落ち着いた雰囲気で商店的にも大人の街的な商店街である。金沢の観光地である武家屋敷跡に隣接している。

新竪町商店街は竪町商店街の延長的な商店街が列びつつも、老鋪の商店もあり、他の商店街にはない新旧入り混じった個性的な雰囲気の商店街である。

向田香林坊

元は、朝倉氏の家臣であったが、朝倉氏滅亡の後、比叡山延暦寺の僧になっていた。同じく朝倉氏の元家臣で金沢城の近くで薬屋を営んでいた向田家に養子に入るために還俗した。

脚注

関連項目

外部リンク

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