1945年の映画
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出来事
世界
→「1945年 § できごと」も参照
- 英国、戦争中からドイツ軍の爆撃下で手がけていた『ヘンリィ五世』や『シーザーとクレオパトラ』などのカラー・スペクタクル大作が完成、イギリス映画黄金時代の基礎を築く[1]。
- 米国、『モーション・ピクチュア・ヘラルド』誌発表の興行主が選んだトップテン・マネーメイキングスターの1位はビング・クロスビー(歌手・俳優)[2]。
- 米財務省発表の前年度金儲け映画人番付の1位はレオ・マッケリー監督[2]。
- 3月 - フランス、ドイツ軍から上映を禁止されていた『天井桟敷の人々』が公開[1]。
- 3月 - 米国、第17回アカデミー賞作品賞には心温まる『我が道を往く』(レオ・マッケリー監督)が選出され、流行の異常心理を追求したニューロティック(英:neurotic)映画やスリラー、戦争映画に勝利する[1]。
- 5月21日 - 米国、俳優ハンフリー・ボガートと女優ローレン・バコール結婚[3][4]。
- 8月19日 - 米国、ジューン・アリソン(女優・歌手)がディック・パウエル(俳優・歌手・映画監督)と結婚[1]。
- 9月 - ロベルト・ロッセリーニの『無防備都市』が公開、イタリアン・リアリズム(ネオレアリズモ)が始まる[5][6]。
- 9月19日 - 起業家エリック・ジョンストン、アメリカ映画協会(MPAA)〔就任当時は「アメリカ映画製作者配給者協会(Motion Picture Producers and Distributors of America)」〕会長に就任[7][8][9]、アメリカ映画輸出協会(MPEA)会長にも就任[9]。
日本
→「1945年の日本 § できごと」も参照
- 戦火で焼失する映画館、逐次増加[10]。1月・5館、2月・3館、3月・106館、4月・55館、5月・47館、6月・84館、7月・140館、8月・74館[10][注 1]。
- 前年4本のドイツ映画が公開されて以来、戦争激化のため、外国映画の新作はついに公開されず、終戦に至る[1]。
- USO(米軍慰問隊)のメンバーに加えられたタイロン・パワー、ダニー・ケイが極東に派遣されて来日[2]。
- 1月
- 2月
- 3月
- 4月
- 5月
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 映画監督・島津保次郎死去[10]。
- 9月10日 - 新聞・映画・通信に対する一切の制限撤廃に関するGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)覚書発表[23]。新たな検閲の権限はCIE(民間情報教育局)に委譲[23]。
- 9月13日 - 大阪・梅田映画劇場再オープン[28]。
- 9月22日 - 日本映画界の代表、城戸四郎・森岩雄・菊池寛などが日本放送協会の6階に呼ばれ、GHQ情報
頒布 ()部(IDS、のちの民間情報教育局CIE)からチャンバラ映画禁止などの映画製作の方針が通達された[34][35][36]。邦画代表者の反対意見は受け入れられなかった[37]。 - 9月27日 - 映画製作についての統制撤廃に関するGHQ覚書[38]発表[39]。
- 10月
- 11月
- 12月
周年
- 創業50周年
日本の映画興行
各国ランキング
アメリカ興行収入ランキング
| 順位 | 題名 | スタジオ | 配給収入 |
|---|---|---|---|
| 1. | 母と娘 | Hallmark | $16,000,000 |
| 2. | 聖メリーの鐘 | RKO | $8,000,000 |
| 3. | 哀愁の湖 | 20世紀FOX | $5,505,000 |
| 4. | 白い恐怖 | ユナイテッド・アーティスツ | $4,971,000 |
| 5. | 錨を上げて | MGM | $4,779,000 |
| 6. | 愛の決断 | MGM | $4,567,000 |
| 7. | Week-End at the Waldorf | MGM | $4,366,000 |
| 8. | Thrill of a Romance | MGM | $4,338,000 |
| 9. | 失われた週末 | パラマウント | $4,300,000 |
| 10. | サラトガ本線 | ワーナー・ブラザース | $4,250,000 |
- 出典: Box Office Report - Revenue Database - 1945 - ウェイバックマシン(2009年7月13日アーカイブ分)
日本公開映画
→詳細は「1945年の日本公開映画」を参照
受賞
- 第18回アカデミー賞
- 作品賞 - 『失われた週末』(パラマウント映画)
- 監督賞 - ビリー・ワイルダー(『失われた週末』)
- 主演男優賞 - レイ・ミランド(『失われた週末』)
- 主演女優賞 - ジョーン・クロフォード(『ミルドレッド・ピアース』)
- 第3回ゴールデングローブ賞
- 第11回ニューヨーク映画批評家協会賞 - 『失われた週末』
- ヴェネツィア国際映画祭 - ※開催されず
- キネマ旬報ベストテン - ※選出されず
誕生
- 1月3日 - ヴィクトリア・プリンシパル、アメリカ合衆国の女優
- 1月6日 - 松原智恵子、日本の女優
- 1月11日 - クリスティーネ・カウフマン、ドイツの女優[注 12]
- 1月18日 - おすぎ、日本の映画評論家
- 1月28日 - マルト・ケラー、スイスの女優
- 2月9日 - ミア・ファロー、アメリカの女優[2]
- 3月13日 - 吉永小百合、日本の女優
- 3月14日 - 栗原小巻、日本の女優
- 3月27日 - 宮本信子、日本の女優
- 4月3日 - カトリーヌ・スパーク、フランスの女優・歌手[2]
- 4月19日 - 村野武範、日本の俳優
- 5月31日 - ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、ドイツの映画監督
- 7月6日 - 長塚京三、日本の俳優
- 7月10日 - 森功至、日本の声優
- 8月14日 - ヴィム・ヴェンダース、ドイツの映画監督
- 9月12日 - 藤田弓子、日本の女優
- 9月21日 - ジェリー・ブラッカイマー、アメリカ合衆国の映画プロデューサー
- 10月18日 - 若本規夫、日本の声優
- 10月29日 - 小栗康平、日本の映画監督
- 11月23日 - 綿引勝彦、日本の俳優(+ 2020年)
- 12月1日 - 富司純子、日本の女優