WRESTLE KINGDOM 20
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WRESTLE KINGDOM 20は、2026年1月4日に東京ドームで行われた新日本プロレス主催のプロレス興行。棚橋弘至の引退興行として行われた。
| サンセイアールアンドディ presents WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退 | ||||
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会場の東京ドーム | ||||
| 公式大会曲 | IT’S THE 愛 BAND「Ring Star」 | |||
| 情報 | ||||
| 主催 | 新日本プロレス | |||
| 開催日 | 2026年1月4日 | |||
| 観客数 | 46,913人(超満員札止め) | |||
| 都市 | 東京都文京区 | |||
| 会場 | 東京ドーム | |||
| WRESTLE KINGDOM年表 | ||||
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| 新日本プロレス東京ドーム大会年表 | ||||
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概要
2024年10月14日、東京・両国の国技館にて行われた「KING OF PRO-WRESTLING 2024」内で、棚橋弘至が2026年1月4日の東京ドーム大会での引退を発表した[1]。この発表に伴い、1年以上前から東京ドーム大会を発表する形となった。その後、2025年6月2日に「WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム」として開催されることが正式発表された[2][3]。
2025年6月23日、東京オリンピック柔道男子100kg級金メダリストであるウルフアロンの新日本プロレスへの入団とWK20でのデビューを発表した[4][5]。日本の柔道五輪金メダリストのプロレス転向は史上初となる[6]。また、この大会がテレビ朝日系列にて全国ネット放送することが発表された[7]。1月4日の東京ドーム大会の全国中継は22年ぶりとなり[8]、2002年5月以来初めてプライムタイムに地上波放送された[9]。
チケットは前年から値上がりした上、最前列は100万円という日本プロレス史上まれに見る高額なものとなった[10][11]。10月1日に一般発売がなされると、同日までには先行販売併せて2万枚の売り上げを記録し、10月14日には最前列席を含めアリーナ席が全て完売した[12]。11月16日までには約40,000枚を売り上げ、予定していたアリーナ席と内野スタンド席が全席完売[13][14]。その後外野席などが解放されたが[14][15]、12月12日には外野席を含め全席完売となり[16]、2008年からの『WRESTLE KINGDOM』シリーズ史上初、新日本としては1998年の「"燃える闘魂" アントニオ猪木引退試合」以来の東京ドーム超満員札止めとなった[17]。
冠スポンサーにはサンセイアールアンドディが就任し、大会正式名称は「サンセイアールアンドディ presents WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退」となる[18]。
大会までの動き
2025年10月13日、国技館にて行われた「KING OF PRO-WRESTLING 2025」でのNEVER無差別級選手権試合後、敗れたボルチン・オレッグに攻撃を加え続けていたHOUSE OF TORTURE(H.O.T)をウルフが止めに入り、H.O.Tの面々を排除し、リーダーでNEVER王者のEVILと睨み合う[19][20]。その直後、ウルフがデビュー戦の相手にEVILを指名した[21]。後に、この試合がNEVER無差別級選手権試合になることが決まった[22]。
10月14日、第一弾カードとしてウルフ対EVILが決定[21][23]。加えて、スターダム所属でSTRONG女子王者の上谷沙弥の参戦が発表された[24][25]。
11月2日、岐阜メモリアルセンター・で愛ドームにて行われた、「棚橋弘至~衣錦還郷」にて、IWGP GLOBALヘビー級王者の辻陽太、IWGP世界ヘビー級王者のKONOSUKE TAKESHITAがそれぞれ王座を防衛。世界ヘビー戦後、TAKESHITAの前に辻が現れ、世界ヘビー戦を要求すると、TAKESHITAが二冠戦を求め、それを辻が受諾し、IWGPヘビー二冠戦が決定した[26][27]。翌3日のスターダム・大田区総合体育館大会では、STRONG女子王座を防衛した上谷の前にIWGP女子王者の朱里が二冠戦を要求し、上谷が受諾した[28][29]。
8日、安城市体育館(東祥アリーナ安城)大会にて、試合を終えた棚橋の前にAEWのオカダ・カズチカが登場。引退試合の対戦相手に名乗り上げ[30]、翌日の会見で棚橋の引退試合が棚橋対オカダに正式決定した[31]。
20日、後楽園ホール大会開始前、NEVER無差別級6人タッグ王者のYOHがリング上を占拠し、WK20でのNEVER6人タッグ王座戦を要求。一度は排除されるも大会終了後にもう一度ヤングライオンと懇願。結果、菅林直樹会長が認めて王座戦の確約を得た[32]。
12月14日、WAR DOGSリーダーのデビッド・フィンレーが「UNITED EMPIRE」との全面対抗戦を要求[33]。WD・無所属対エンパイアの10人タッグマッチが発表され、これにより本戦全てのカードが出揃った[34][35]。
12月23日に、後楽園大会にて、第1試合でNJPW WORLD認定TV王座の防衛に成功したエル・ファンタズモを、DDTプロレスリングのクリス・ブルックスが襲撃し東京ドーム大会での王座挑戦をアピールし、第0試合での両者によるタイトルマッチが決定。また、第4試合後のビデオメッセージでエンパイア側のXのうち一人がアンドラーデ・エル・イドロであることが発表された[36]。
試合結果
| 第0-1試合 10分1本勝負 ■スターティングマッチ | ||
| ●松本達哉 嘉藤匠馬 |
6分19秒 逆エビ固め |
安田優虎 村島克哉○ |
| 第0-2試合 15分1本勝負 ■NJPW WORLD認定TV選手権試合 | ||
| ○エル・ファンタズモ | 11分48秒 スーパーサンダーキス'86 →片エビ固め |
クリス・ブルックス● |
| ※王者が6度目の防衛に成功 | ||
| 第1試合 時間無制限勝負 ■NEVER無差別級6人タッグ選手権試合トルネードランボー | ||
| ○ザック・セイバーJr. 大岩陵平 ハートリー・ジャクソン |
20分43秒 ヨーロピアンクラッチ |
後藤洋央紀 YOSHI-HASHI ボルチン・オレッグ● |
| その他の出場チーム(※退場順)Yuto-Ice&OSKAR&クラーク・コナーズ、タイガーマスク&真壁刀義&田口隆祐、海野翔太&上村優也&武知海青、石井智宏&タイチ&小島聡、成田蓮&SANADA&金丸義信、矢野通&YOH&マスター・ワト(王者組) | ||
| ※矢野&YOH&ワト組が4度目の防衛に失敗。ザック&大岩&ジャクソン組が新王者組となる。 | ||
| ※3vs3のトルネード6人タッグマッチでスタート。 1分毎に1チーム3選手登場。 | ||
| ※1選手が敗れた場合そのチーム3選手が退場。 オーバートップロープルールも採用。 | ||
| 第2試合 60分1本勝負 ■IWGP女子&STRONG女子ダブル選手権試合 | ||
| ○朱里 (第6代IWGP女子王者) |
12分09秒 朱世界→片エビ固め |
上谷沙弥● (第6代STRONG女子王者) |
| ※朱里がIWGP女子王座初防衛に成功。 ※上谷がSTRONG女子王座2度目の防衛に失敗、朱里が新王者となる。 | ||
| 第3試合 30分1本勝負 ■スペシャル10人タッグマッチ | ||
| ●高橋ヒロム ドリラ・モロニー ゲイブ・キッド 鷹木信悟 デビッド・フィンレー |
13分17秒 FBS→体固め |
アンドラーデ・エル・イドロ HENARE カラム・ニューマン グレート-O-カーン ジェイク・リー○ |
| 第4試合 60分1本勝負 ■IWGPジュニアヘビー級王座次期挑戦者決定4WAYマッチ | ||
| ○エル・デスペラード 藤田晃生 |
7分35秒 垂直落下式リバースタイガードライバー からのピンチェ・ロコ→片エビ固め |
石森太二 SHO● |
| ※4選手同時に試合を行い、いずれかの1選手が勝利した時点で決着とする。 | ||
| 第5試合 60分1本勝負 ■NEVER無差別級選手権 ウルフアロンデビュー戦 | ||
| ○ウルフアロン (挑戦者) |
12分53秒 レフェリーストップ (変形逆三角絞め) |
EVIL● (第49代NEVER無差別級王者) |
| ※王者が初防衛に失敗、ウルフが新王者となる。 | ||
| 第6試合 60分1本勝負 ■IWGP世界ヘビー級&IWGP GLOBALヘビー級ダブル選手権試合 | ||
| ●KONOSUKE TAKESHITA (第14代IWGP世界ヘビー級王者) |
29分20秒 逆エビ固め |
辻陽太○ (第6代IWGP GLOBALヘビー級王者) |
| ※TAKESHITAがIWGP世界ヘビー級王座2度目の防衛に失敗、辻が新王者となる。 ※辻がIWGP GLOBALヘビー級王座2度目の防衛に成功。 | ||
| 第7試合 60分1本勝負 ■棚橋弘至引退試合 | ||
| ●棚橋弘至 | 33分03秒 レインメーカー→片エビ固め |
オカダ・カズチカ○ |
主な出来事
- 第1試合で、海野翔太&上村優也&武知海青組が入場する際、武知がメンバーとして所属する「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」がサプライズ登場し、武知の入場曲の「BREAK IT DOWN」をパフォーマンスした[37][38]。
- 第2試合で敗れた上谷沙弥は、負けた理由を「働きすぎ」とし、休養を宣言した[39][40]。
- 第3試合にて、Xとしてジェイク・リーが登場し、1年4ヵ月ぶりに復帰。それと同時にWAR DOGSからUNITED EMPIREにユニットを鞍替えした[43]。
- 第5試合のウルフアロン入場時、柔道日本代表男子監督の鈴木桂治が太鼓を鳴らした[44]。そのウルフアロンは、頭を丸めたうえで、柔道着を脱ぎ捨て黒のショートタイツ、黒いリングシューズで入場し、ヤングライオンのような出で立ちで登場した[45][46]。
- 第6試合にて、KONOSUKE TAKESHITAは左腕に赤いバンダナを巻き登場し、WWE所属で元新日本の中邑真輔を彷彿させた[47]。
- このバンダナについて記者に問われたところ、「このリングに立ちたくても立てない」レスラーから「俺の分までリングに立ってくれ」と託されたものであるとした[48]。
- 第6試合で勝利した辻陽太は、かねてより2021年に封印されたIWGPヘビー級王座の復活を目指していたが[49][50]、試合後のマイクパフォーマンスで自身を「IWGPヘビー級王者」であると宣言した[51]。しかし、その直後に復帰したばかりのジェイクに急襲され、ノックアウトに追い込まれた[51][52][53]。
- 翌日の大会では「IWGPヘビー級王者」として名乗りを受け、封印されていた同ベルトを持参[54]。そして、1月6日にIWGP世界ヘビー級王座の分割、IWGPヘビー級王座の復活とIWGPインターコンチネンタル王座の封印が正式発表された[55]。
- 第7試合後に行われたセレモニーでは、ジェイ・ホワイト、ウィル・オスプレイ、ケニー・オメガ、飯伏幸太、柴田勝頼、武藤敬司、藤波辰爾、BUSHI、内藤哲也が登場し、花束を贈った。
- 大会後の会見で、棚橋は「疲れましたか?」という質問に対し、「あぁ、疲れた」と返答。2012年のWRESTLE KINGDOM VIでの発言以降[56]、公の場で初めて「疲れた」と発し、報道陣から拍手を受けた[57][58]。
関連項目
- 新日本プロレスの東京ドーム興行
- 新日本プロレスのスタジアム興行
- 新日本プロレス1.4東京ドーム!棚橋引退&ウルフデビューSP - この大会の模様を中継した番組
- 棚橋弘至
- オカダ・カズチカ
- NEW YEAR DASH!! - 翌1月5日に大田区総合体育館で行われる。