アカデミー科学技術賞
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- Academy Award of Merit[6] - 最高位である[7]、アカデミー・アワード・オブ・メリット[注 1]。
- Scientific and Engineering Award[9] - 科学工学賞[10](もしくは 科学技術賞[7][11])。
- Technical Achievement Award[12] - 技術成果賞[11][13](もしくは 技術貢献賞[10])。
アカデミー科学技術賞は以上の3賞から成り、アワード・オブ・メリットにはオスカー像が[7]、科学工学賞には盾[14][7]、技術成果賞には証書がそれぞれ贈られる[11]。以前のクラスI・II・IIIというカテゴリが、1978年から現在の名称に変更された[3][4]。
授賞式ではさらに2つの名誉賞が授与される。表彰メダルが贈られる科学技術功労賞[15](Scientific and Technical Service Award[16])(旧称:ジョン・A・ボナー賞[17][18])[19][注 2]。そしてオスカー像が贈られる科学技術生涯功労賞[15](Scientific and Technical Lifetime Achievement Award[16])(旧称:ゴードン・E・ソーヤー賞[20])。
主な受賞者
- 1952年(第25回) - イーストマン・コダック・カンパニーがイーストマン・カラー・フィルムでクラスI(後のアワード・オブ・メリット)を受賞。
- 1982年 - リチャード・エドランド「エンパイア・カメラシステム」
- 1985年 - IMAXコーポレーション
- 1987年 - リチャード・エドランド「ZAP65mmオプチカル・プリンター」
- 1988年(第61回) - ドルビーラボラトリーズのレイ・ドルビーとヨアン・アレン。映画音響への貢献。アワード・オブ・メリットを受賞。
- 1992年 - ダグラス・トランブル
- 1993年 - ピクサー「RenderMan」
- 1993年(第66回) - パナビジョンのアナモフィック・レンズ、Auto Panatar。アワード・オブ・メリットを受賞。
- 1996年(第69回) - IMAXコーポレーションにアワード・オブ・メリット。
- 1998年 - Avid社のノンリニア編集システム
- 1998年 - デジタル・ドメイン
- 2001年 - デジタル・ドメインのNuke
- 2002年(第75回) - Mayaの開発でAlias/Wavefrontがアワード・オブ・メリットを受賞。
- 2004年 - ビル・トンドリアーの開発した「カメラモーションソフト」
- 2006年(第79回) – リチャード・エドランドが、ジョン・A・ボナー賞を受賞。
日本関連
- 宮城島卓夫
日系人でパナビジョンの宮城島卓夫は[21]、アカデミー科学技術賞で5回の表彰を受けており[22]、最後に受賞したゴードン・E・ソーヤー賞でオスカー像が授与されている[23]。(#2004年度 受賞映像)
- 受賞歴
- 1990年度(第63回) - 技術成果賞。「35mm映画撮影用の球面プライムレンズ、Primoシリーズの開発」[22]
- 1998年度(第71回) - 科学工学賞と技術成果賞を同時受賞。「35mm映画用、Primoシリーズのレンズ」及び「アイピース レベラーの設計と開発」[24]
- 1999年度(第72回) - ジョン・A・ボナー表彰メダル[25]。
- 2004年度(第77回) - ゴードン・E・ソーヤー賞[26]。
ソニーとパナビジョンが共同受賞した2016年度の授賞式では[27]、宮城島についてスピーチで言及された[28]。(#2016年度 受賞映像)
※受賞を太字で記載。受賞は個人、企業、個人と企業の3通りがある。
- 1972年度(第45回) - クラスIII[29](後の技術成果賞[4])。キヤノンの向井二郎と広瀬隆昌。「映画撮影用キヤノン・マクロ・ズームレンズの開発」
- 1976年度(第49回) - クラスIII[30](後の技術成果賞[4])。キヤノンの鈴川博。「映画撮影用の超高速レンズの設計と開発」
- 1978年度(第51回) - 技術成果賞[31]。シネファイジャパン(CINE-FI International[31])の関口喜一。ドライブインシアターで自動車のラジオ・アンテナにクリップでコードを繋いで音声を聴く[32]、CINE-FI(シネファイ)オート・ラジオ・サウンド・システムを開発[31]。
- 1981年度(第54回) - アワード・オブ・メリット[33]。富士写真フイルムにオスカー像。「高感度カラーネガフィルムの研究、開発」“フジカラーネガティブフィルムA250”[34](#1981年度 受賞映像)
- 1990年度(第63回) - 科学工学賞[33]。富士写真フイルム。「カラーネガフィルムFシリーズの開発」
- 1995年度(第68回) - 科学工学賞[35]。ソニー。「デジタルサウンドシステム、SDDSの設計と開発」
- 2001年度(第74回) - 科学工学賞[36]。IMAGICAの塚田眞人と金子昌司、及びIMAGICAの技術スタッフ(個人及び技術チームへの授与)[37]。Nikonの藤江大二郎。「65/35マルチフォーマットオプチカルプリンター」(#2001年度 受賞映像)
- 2007年度(第80回) - 科学工学賞[38]。坂口亮、Dr.ダグ・ローブル、ナフィーズ・ビン・ザフェア(いずれもデジタル・ドメイン)。「流体シミュレーション・ツール『Fsim』」[39]
- 2009年度(第82回) - 科学工学賞[40]。富士フイルムと同社の3名、西村亮治、三木正章、細谷陽一。映画用デジタルレコーダー出力専用、フジカラー「ETERNA-RDI」の設計と開発[41]。高精細な映画デジタルマスター映像をより忠実にフィルムへ出力。(#2009年度 受賞映像)
- 2011年度(第84回) - 科学工学賞[42]。富士フイルムと同社の3名、白井英行、Dr.大関勝久、平野浩司。映画用デジタルセパレーション用黒白レコーディングフィルム「ETERNA-RDS」[43](#2011年度 受賞映像)
- 2014年度(第87回) - 科学工学賞[44]。ソニーの4名、筒井一郎、武昌宏、田村光康、浅野慎。「業務用有機ELマスターモニター」[45][10][46](#2014年度 受賞映像)
- 2015年度(第88回) - 科学工学賞[47]。中垣清介[48]、Jack Greasley、Duncan Hopkins、Carl Rand(いずれもThe Foundry ザ・ファウンドリー社の3DCG用ペイントソフト『MARI』開発メンバー)[49][50][51](#2015年度 受賞映像)
- 2016年度(第89回) - 2種類のデジタル映画カメラでソニーが2つの科学工学賞を同時受賞[52]。高解像度イメージセンサーを搭載し、優れたダイナミックレンジ、高精細4Kをスクリーンで実現。自社 CineAlta(シネアルタ)「F65」。並びにパナビジョンとソニーで共同開発した、ジェネシス[53]。(#2016年度 受賞映像)
- 2020年度(第93回) - 科学工学賞[54][55]。三研マイクロホンの小型ラベリアマイク、COS-11シリーズの開発[56]。(#2020年度 受賞スピーチ映像)
- 2020年度(第93回) - 技術成果賞[54][55]。EIZOの4名、上野幸一、米光潤郎、作田淳治、中島賢人。カラーマネージメントモニター「
ColorEdge CGシリーズ」に搭載された自動キャリブレーション技術の開発。ほかにデジタルユニフォミティ補正回路、SDKの提供など[57][58]。(#2020年度 受賞スピーチ映像) - 2023年度(第96回) - 技術成果賞[59]。日亜化学工業の5名、中津嘉隆、長尾陽二、平尾剛、森住知典、髙鶴一真。映画館用のレーザー投影システムに搭載されるレーザー光源、青色・緑色レーザーダイオードの開発と業界全体への普及[60][61][62][63][64][65][注 3]。(#2023年度 受賞映像)
→「アカデミー賞 § 日本との関係」も参照