アントラニル酸

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アントラニル酸
構造式
物質名
識別情報
ECHA InfoCard 100.003.898 ウィキデータを編集
KEGG
性質
C7H7NO2
モル質量 137.13
外観 無色~黄色の薄片あるいは白色~黄色の結晶性粉末
密度 1.41, 固体
相対蒸気密度 4.73
融点 146–148
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

アントラニル酸(アントラニルさん、anthranilic acid)は芳香族アミノ酸の一種である。哺乳類に対して催乳作用を示すため、ビタミンL1とも呼ばれる[1]。生体内でのトリプトファン合成に関与するシキミ酸経路では、コリスミ酸グルタミンからアントラニル酸シンターゼによって合成される。また様々なアルカロイドの前駆体となる。一方、トリプトファンの代謝経路であるキヌレニン経路においてキヌレニンより生合成される。メタノールとのエステルであるアントラニル酸メチルブドウジャスミンに含まれる香気成分である。

日本においては、1991年(平成3年)に改正された麻薬及び向精神薬取締法で、向精神薬原料に加えられた[2]

アントラニル酸はカドミウム水銀など多くの金属イオンと反応してキレート錯体を形成する。このアントラニル酸錯体は弱酸性条件において沈殿を生成するため、金属イオンの定量分析に利用することができる[1]

法規制

出典

関連項目

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