クラウンプライド

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欧字表記 Crown Pride[1]
性別
クラウンプライド
2022年ヒヤシンスステークス
欧字表記 Crown Pride[1]
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 2019年5月4日(7歳)
抹消日 2026年2月13日
リーチザクラウン
エミーズプライド
母の父 キングカメハメハ
生国 日本の旗 日本北海道千歳市
生産者 社台ファーム
馬主 吉田照哉
調教師 新谷功一栗東
調教助手 松田全史[2]
競走成績
生涯成績 24戦6勝[1]
中央:7戦2勝
地方:10戦1勝
海外:7戦3勝
獲得賞金 6億5367万9300円[3]
日本:1億8611万4000円[1]
(中央)6636万4000円
(地方)1億1975万円
海外:4億6756万5300円
UAE)94万米ドル[4][5]
SAU)130万米ドル[6][7]
韓国)16億8000万ウォン[8][9]
WBRR M116 / 2022年[10]
M117 / 2023年[11]
M117 / 2024年[12]
勝ち鞍
GIIUAEダービー2022年
GIIIコリアカップ2023年・2024年
JpnIIIマーキュリーC2024年
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クラウンプライド(欧字名:Crown Pride2019年5月4日 - )は、日本競走馬[1]。主な勝ち鞍は2022年UAEダービー2023年2024年コリアカップ連覇、2024年のマーキュリーカップ

馬名の意味は、王冠の誇り[3]

デビューまで

北海道千歳市社台ファームで生産され、1歳時の2020年に全10口の共有持分が社台グループオーナーズを通じて1口150万円で販売された(総額1500万円)[13]

2020年に開業したばかりの新谷功一厩舎(栗東)に入厩し、入厩当初は新谷が自ら乗って調教をつけていた。入厩前は芝のスピード競馬も視野に入っていたが[14]、調教の感触からダートでデビューさせることが決まった[15]

2歳(2021年)

2021年10月3日デビューし新馬戦を6馬身差、2戦目・11月7日のもちの木賞(1勝クラス)を3馬身差で快勝し2連勝[15][16]

2戦目の勝利から陣営はUAEダービー(GII)への遠征を意識し[17]アメリカクラシック三冠競走にも登録された[18]

3歳(2022年)

明け3歳の初戦となる2022年2月20日のヒヤシンスステークス(L)は出遅れが響き6着に終わったが、2勝馬ながら予定どおりUAEダービーへの招待を受諾し、アラブ首長国連邦ドバイに初海外遠征[19]

3月26日、UAEダービーにダミアン・レーン騎乗で出走[20]。先行勢を見ながら道中を運び、直線では逃げ粘るサマーイズトゥモローを交わして優勝、ラニ以来2頭目となる日本調教馬としての同レース勝利となった[21]。またこれにより、新谷は日本も含めた重賞の初勝利を、レーンはドバイにおける初騎乗による初勝利を挙げた[22]

この勝利によりアメリカケンタッキーダービークリストフ・ルメールを鞍上に迎えて出走することが決まり[23]、他のドバイ遠征馬と別れて日本に帰国せずにドバイからアメリカ合衆国へ直行し[24]、ケンタッキーダービーが開催されるチャーチルダウンズ競馬場で1か月かけて現地調整された[25]

5月7日、ケンタッキーダービー(GI)に出走。レースは先行馬に不利な速すぎる流れで後方待機した最低人気のリッチストライクが優勝する大波乱となり、道中2番目の位置で進んだクラウンプライドは最後の直線で余力を失って後退し13着に大敗した[26][27]

帰国後は福永祐一騎乗で9月28日の日本テレビ盃JpnII)、11月3日のJBCクラシックJpnI)、12月4日のチャンピオンズカップGI)とダートグレード競走の1800〜2000mのレースで古馬と対戦するが、先行して直線で先頭に立つもゴールを目前にして差し切られる展開が続き、いずれも2着に終わった[15][16]

4歳(2023年)

4歳初戦は再び中東に遠征し、UAEダービー以来のレーンを鞍上に2023年2月25日のサウジカップ(GI)に出走。道中4番手で進め、逃げ切ったパンサラッサの5着[28]。次走として3月25日ドバイワールドカップ(GI)に向かうが、第1コーナーで遅れていつもより後ろの位置になってしまい、直線で脚を使うもののまた5着に終わる[29]

帰国後、川田将雅を鞍上を迎えて6月28日の帝王賞JpnI)に参戦。逃げるプロミストウォリアを最内から追走し、残り200mで先頭に抜け出したが、ゴール直前で外から強襲したメイショウハリオに鼻差で差し切られ、2着となる[30]

8月、韓国馬事会主催のコリアカップ(GIII)に招待馬として選出され、受諾[31]。9月10日に開催されたレースは他馬とのスピードの違いからスタートから2番手で好位につくと向正面で押し出されるように先頭に立ち、第4コーナーで軽く促されると後続を突き放して、ゴールまで持ったままで2着のグロリアムンディから10馬身の大差をつけて勝利した[32]

12月3日、国内に戻り、チャンピオンズカップに出走。前年2着の実績を買われ3番人気で出走。道中4・5番手で進むも直線では伸びることなく11着に終わった[33]

5歳(2024年)

前年同様に中東に遠征し、2024年2月24日のサウジカップに出走。鞍上にジョアン・モレイラを迎える先行するも、直線では手応えがなく9着に終わる[34]

帰国後、5月1日に行われたかしわ記念(JpnI)に出走したが、1コーナーでペプチドナイルに寄られて躓いてしまったこともあり[35]、過去最低着順の12着に終わった[36]

次走に7月15日に行われたマーキュリーカップ(JpnIII)を選択した。これまで騎乗してきた川田の休養のため、横山武史に乗り替わり[37]、2番人気でレースに臨んだ。レースでは3コーナー付近から早めに先頭に立つと、後方から強襲してきたビヨンドザファザーをハナ差で封じ、勝利した[38]。レース後、横山は「ヒヤッとしましたが馬の根性に助けられました。韓国の重賞の勝ち方もすごく強かったですし、国内外で活躍出来る馬だと思うので、このまま成長していってほしいなと思います。」と語った[39]

その後、前年制したコリアカップに遠征することを決定。前走に引き続き横山が騎乗し、9月8日の同競走に出走した[40]。レースではスタートダッシュを決め先手に立つと、後続を引き離しながら直線に立ち、そのまま2着のウィルソンテソーロに5馬身差をつけて圧勝した[41]。2017・18年のロンドンタウン以来となるコリアカップ連覇を達成し、新谷はコリアスプリント(こちらはリメイクで連覇)、コリアカップのダブル連覇を達成した[42]

帰国後、12月1日に行われたチャンピオンズカップでは好位で脚を溜めるも直線で全く伸びず11着、12月29日の東京大賞典(GI)では道中軽快にレースを引っ張るも7着に終わる。

6歳(2025年)~ 7歳(2026年)

6歳初戦となった2月6日の佐賀記念(JpnIII)は道中2番手追走も2周目3コーナーで一杯になり8着に敗れる。7月21日に行われたマーキュリーカップでは好位追走から3コーナーで早め先頭に立つも最後の直線でカズタンジャーに差し切られ2着となった[43]。秋に入り、マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)は9着、浦和記念(JpnII)は4着と不本意な結果が続き、翌2026年1月25日のプロキオンステークス(GIII)15着が現役最終戦となった。2月13日、同馬を所有する社台グループオーナーズの公式サイトで引退が発表され[44]、同日付けでJRAの競走馬登録を抹消された[45]

引退後は僚馬リメイクとともに韓国に輸出され、済州島のイシドールファームで種牡馬として供用される[46]

競走成績

以下の内容はJBISサーチ[47]、netkeiba.com[48]、エミレーツ競馬協会[49]、Equibase[50]、Racing Post[51]、韓国馬事会[52]およびTotal Performance Data[53]の情報に基づく。

競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上がり3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
2021.10.3 中京 2歳新馬 ダ1800m(良) 10 3 3 9.3(5人) 1着 1:55.3(38.7) -1.0 幸英明 55 (ソルトグリーン) 494
11.7 阪神 もちの木賞 1勝 ダ1800m(良) 13 8 13 7.2(4人) 1着 1:53.5(38.3) -0.5 幸英明 55 (ウェルカムニュース) 488
2022.2.20 東京 ヒヤシンスS L ダ1600m(重) 14 6 9 4.5(3人) 6着 1:35.8(35.6) 0.5 M.デムーロ 56 コンバスチョン 498
3.26 メイダン UAEダービー G2 ダ1900m(Fs)[注 1] 16 10 7 13.0(6人) 1着 1:59.76 (-2馬身 3/4) D.レーン 55 (Summer Is Tomorrow) 計不
5.7 チャーチルダウンズ KYダービー G1 ダ10.0F(Fs)[注 2] 20 7 7 18.5(10人) 13着 (18馬身 1/4) C.ルメール 57[注 3] Rich Strike 計不
9.28 船橋 日本テレビ盃 JpnII ダ1800m(良) 13 4 6 5.1(3人) 2着 1:53.1(39.3) 0.1 福永祐一 54 フィールドセンス 502
11.3 盛岡 JBCクラシック JpnI ダ2000m(良) 15 3 4 4.4(2人) 2着 2:02.5(36.8) 0.4 福永祐一 55 テーオーケインズ 501
12.4 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 16 5 10 14.3(4人) 2着 1:51.9(36.7) 0.0 福永祐一 56 ジュンライトボルト 500
2023.2.25 KAA サウジC G1 ダ1800m(Fs)[注 4] 13 3 3 15.0(5人) 5着 1:51.26 0.46 D.レーン 57 Panthalassa 計不
3.25 メイダン ドバイWC G1 ダ2000m(Fs)[注 5] 15 12 5 31.2(10人) 5着 2:04.62(39.41) 1.37 D.レーン 57 Ushba Tesoro 計不
6.28 大井 帝王賞 JpnI ダ2000m(良) 12 2 2 7.3(4人) 2着 2:01.9(36.7) 0.0 川田将雅 57 メイショウハリオ 501
9.10 ソウル コリアC G3 ダ1800m(良) 15 14 14 1.3(1人) 1着 1:51.5(36.8) -1.7 川田将雅 57 Gloria Mundi 497
12.3 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 15 5 9 4.4(3人) 11着 1:52.0(38.4) 1.4 川田将雅 58 レモンポップ 512
2024.2.25 KAA サウジC G1 ダ1800m(Fs)[注 6] 13 6 2 39.0(10人) 9着 1:51.8 2.3 J.モレイラ 57 Senor Buscador 計不
5.1 船橋 かしわ記念 JpnI ダ1600m(不) 13 5 7 5.7(4人) 12着 1:43.2(42.3) 4.2 川田将雅 57 シャマル 497
7.15 盛岡 マーキュリーC JpnIII ダ2000m(良) 14 6 9 2.8(2人) 1着 2:03.8(38.1) 0.0 横山武史 57 (ビヨンドザファザー) 502
9.8 ソウル コリアC G3 ダ1800m(稍) 11 11 3.1(2人) 1着 1:51.8(37.4) -0.9 横山武史 57 Wilson Tesoro 504
12.1 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 16 1 1 16.6(7人) 11着 1:52.0(38.4) 1.9 横山武史 58 レモンポップ 508
12.29 大井 東京大賞典 GI ダ2000m(良) 10 8 9 23.3(5人) 7着 2:06.8(38.5) 1.9 横山武史 57 フォーエバーヤング 502
2025.2.6 佐賀 佐賀記念 JpnIII ダ2000m(重) 11 8 11 5.3(3人) 8着 2:14.9(44.0) 6.2 横山武史 58 メイショウフンジン 508
7.21 盛岡 マーキュリーC JpnIII ダ2000m(良) 10 5 5 6.8(4人) 2着 2:04.1(40.1) 0.2 坂井瑠星 58 カズタンジャー 510
10.13 盛岡 MCS南部杯 JpnI ダ1600m(良) 16 6 12 16.3(6人) 9着 1:36.4(37.9) 2.1 吉原寛人 57 ウィルソンテソーロ 501
11.26 浦和 浦和記念 JpnII ダ2000m(良) 12 8 12 6.0(3人) 4着 2:07.5(37.4) 0.7 坂井瑠星 57 ホウオウルーレット 501
2026.1.25 京都 プロキオンS GII ダ1800m(良) 16 3 6 49.7(13人) 15着 1:53.6(38.6) 2.6 T.ハマーハンセン 57 ロードクロンヌ 524
  • 海外の競走の「枠番」欄にはゲート番を記載
  • アメリカ・サウジアラビア・韓国のオッズ・人気は現地主催者発表のもの(日本式のオッズ表記とした)

血統表

脚注

外部リンク

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