プロキオンステークス
日本中央競馬会(JRA)が主催する中央競馬の重賞競走
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概要

優勝馬:シルクフォーチュン

優勝馬:ドンフランキー(画像奥)
1996年に中央競馬のダート重賞路線整備の一環として、5歳(現4歳)以上の馬による重賞競走として新設[4]され、阪神競馬場のダート1400mで第1回が施行された。
1999年までは桜花賞の翌週に行われていたが、2000年から夏季開催に移行[4]。あわせて、出走資格も4歳(現3歳)以上に変更された。創設当初より外国産馬の出走が認められているほか、中央競馬指定交流競走として地方競馬所属馬も出走が可能。2005年からは国際競走に指定され、外国馬も出走可能になった[4]。
2012年の番組改定に伴い、施行場を中京競馬場のダート1400mに変更した[4]。またこの年のみ、東海テレビ放送から優勝杯の提供を受け「東海テレビ杯 プロキオンステークス」の競走名で施行された[4]。2025年より開催時期を1月に移行し、格付けもGII、距離もダート1800mにそれぞれ変更し、1着馬にはフェブラリーステークスの優先出走権が与えられる(実際は2024年まで行われた東海ステークスとの入れ替えである)。
競走条件
出走資格:サラ系4歳以上
- JRA所属馬(未勝利馬と未出走馬を除く)
- 地方競馬所属馬(4頭まで)
- 外国調教馬(優先出走)
負担重量:別定
- 4歳56kg、5歳以上57kg、牝馬2kg減
- 2025年1月25日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
- 2025年1月24日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
- (ただし2歳時の成績を除く)
賞金
2026年の1着賞金は5500万円で、以下2着2200万円、3着1400万円、4着830万円、5着550万円[1][2]。
歴史
- 1996年 - 5歳以上の馬による重賞競走として新設(創設当初の地方競馬所属馬の出走枠は5頭まで)、阪神競馬場のダート1400mで施行。
- 1997年 - 負担重量をグレード別定に変更。
- 2000年
- 施行時期を4月から6月に変更。
- 出走資格を「4歳以上」に変更。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格を「3歳以上」に変更。
- 2005年
- 国際競走に変更され、外国調教馬が4頭まで出走可能となる。
- 地方競馬所属馬の出走枠が4頭に縮小。
- 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が8頭に拡大。
- 2010年 - サマージョッキーズシリーズの対象競走に指定(2013年まで)。
- 2012年
- 施行場を中京競馬場に変更。
- 当年のみ東海テレビ放送から優勝杯の提供を受け「東海テレビ杯 プロキオンステークス」の競走名で施行。
- 2020年
- 2021年 - 京都競馬場の改修工事に伴う開催日割の変更のため小倉競馬場ダート1700mで施行(2022年も同様)[6]。
- 2024年
- 2025年
- GIIに昇格。
- 施行時期を1月に、施行距離をダート1800mに、また出走条件を4歳以上にそれぞれ変更(実質は東海ステークスと施行時期の入れ替えである)。これによりフェブラリーステークスの前哨戦として行われる。
- 2026年 - 施行場を京都競馬場に変更[9]。
歴代優勝馬
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
コース種別を記載していない距離は、ダートコースを表す。
| 回数 | 施行日 | 競馬場 | 距離 | 優勝馬 | 性齢 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 1996年4月13日 | 阪神 | 1400m | ナムラコクオー | 牡5 | 1:23.6 | 上村洋行 | 野村彰彦 | 奈村信重 |
| 第2回 | 1997年4月12日 | 阪神 | 1400m | バトルライン | 牡4 | 1:22.9 | 武豊 | 松田博資 | (有)社台レースホース |
| 第3回 | 1998年4月18日 | 阪神 | 1400m | テンパイ | 牡5 | 1:22.7 | 横山典弘 | 福島信晴 | 粟田恵美子 |
| 第4回 | 1999年4月17日 | 阪神 | 1400m | タヤスケーポイント | 牡4 | 1:23.2 | 加藤和宏 | 田所清広 | 中村篤 |
| 第5回 | 2000年6月18日 | 阪神 | 1400m | ゴールドティアラ | 牝4 | 1:21.9 | 武豊 | 松田国英 | 吉田和子 |
| 第6回 | 2001年6月17日 | 阪神 | 1400m | ブロードアピール | 牝7 | 1:22.9 | K.デザーモ | 松田国英 | 金子真人 |
| 第7回 | 2002年6月16日 | 阪神 | 1400m | スターリングローズ | 牡5 | 1:22.9 | 福永祐一 | 北橋修二 | (株)協栄 |
| 第8回 | 2003年6月22日 | 阪神 | 1400m | スターリングローズ | 牡6 | 1:23.0 | 福永祐一 | 北橋修二 | (株)協栄 |
| 第9回 | 2004年6月20日 | 阪神 | 1400m | ニホンピロサート | 牡6 | 1:22.3 | 小牧太 | 目野哲也 | 小林百太郎 |
| 第10回 | 2005年6月19日 | 阪神 | 1400m | ブルーコンコルド | 牡5 | 1:21.9 | 幸英明 | 服部利之 | (株)荻伏レーシング・クラブ |
| 第11回 | 2006年7月9日 | 京都 | 1400m | メイショウバトラー | 牝6 | 1:22.0 | 佐藤哲三 | 高橋成忠 | 松本好雄 |
| 第12回 | 2007年7月8日 | 阪神 | 1400m | ワイルドワンダー | 牡5 | 1:22.7 | 蛯名正義 | 久保田貴士 | 草間庸文 |
| 第13回 | 2008年7月13日 | 阪神 | 1400m | ヴァンクルタテヤマ | 牡6 | 1:22.0 | 赤木高太郎 | 安田伊佐夫 | 辻幸雄 |
| 第14回 | 2009年7月12日 | 阪神 | 1400m | ランザローテ | 牡6 | 1:22.7 | 武豊 | 池江泰寿 | (有)キャロットファーム |
| 第15回 | 2010年7月11日 | 阪神 | 1400m | ケイアイガーベラ | 牝4 | 1:21.8 | 岩田康誠 | 平田修 | (株)啓愛義肢材料販売所 |
| 第16回 | 2011年7月10日 | 京都 | 1400m | シルクフォーチュン | 牡5 | 1:22.1 | 藤岡康太 | 藤沢則雄 | (有)シルク |
| 第17回 | 2012年7月8日 | 中京 | 1400m | トシキャンディ | 牝6 | 1:22.6 | 酒井学 | 天間昭一 | 上村叶 |
| 第18回 | 2013年7月7日 | 中京 | 1400m | アドマイヤロイヤル | 牡6 | 1:21.9 | 四位洋文 | 橋田満 | 近藤利一 |
| 第19回 | 2014年7月13日 | 中京 | 1400m | ベストウォーリア | 牡4 | 1:22.6 | 戸崎圭太 | 石坂正 | 馬場幸夫 |
| 第20回 | 2015年7月12日 | 中京 | 1400m | ベストウォーリア | 牡5 | 1:22.5 | 福永祐一 | 石坂正 | 馬場幸夫 |
| 第21回 | 2016年7月10日 | 中京 | 1400m | ノボバカラ | 牡4 | 1:22.1 | M.デムーロ | 天間昭一 | (株)LS.M |
| 第22回 | 2017年7月9日 | 中京 | 1400m | キングズガード | 牡6 | 1:22.9 | 藤岡佑介 | 寺島良 | (有)日進牧場 |
| 第23回 | 2018年7月8日 | 中京 | 1400m | マテラスカイ | 牡4 | 1:20.3 | 武豊 | 森秀行 | 大野剛嗣 |
| 第24回 | 2019年7月7日 | 中京 | 1400m | アルクトス | 牡4 | 1:21.2 | 田辺裕信 | 栗田徹 | 山口功一郎 |
| 第25回 | 2020年7月12日 | 阪神 | 1400m | サンライズノヴァ | 牡6 | 1:21.8 | 松若風馬 | 音無秀孝 | 松岡隆雄 |
| 第26回 | 2021年7月11日 | 小倉 | 1700m | メイショウカズサ | 牡4 | 1:40.9 | 松山弘平 | 安達昭夫 | 松本好雄 |
| 第27回 | 2022年7月10日 | 小倉 | 1700m | ゲンパチルシファー | 牡6 | 1:43.7 | 川田将雅 | 佐々木晶三 | 平野武志 |
| 第28回 | 2023年7月9日 | 中京 | 1400m | ドンフランキー | 牡4 | 1:23.0 | 池添謙一 | 斉藤崇史 | 早野誠 |
| 第29回 | 2024年7月7日 | 小倉 | 1700m | ヤマニンウルス | 牡4 | 1:42.7 | 武豊 | 斉藤崇史 | 土井肇 |
| 第30回 | 2025年1月26日 | 中京 | 1800m | サンデーファンデー | 牡5 | 1:50.6 | 鮫島克駿 | 音無秀孝 | (株)吉澤ホールディングス |
| 第31回 | 2026年1月25日 | 京都 | 1800m | ロードクロンヌ | 牡5 | 1:51.0 | 横山和生 | 四位洋文 | (株)ロードホースクラブ |
第26回優勝馬メイショウカズサが記録したタイム1:40.9はダート1700m3歳以上のJRAレコードタイでもある