グランフロント大阪

大阪市北区のビル群 From Wikipedia, the free encyclopedia

グランフロント大阪(グランフロントおおさか、英語: GRAND FRONT OSAKA)は、大阪市北区大深町梅田地区)に所在する複合商業施設である。日本貨物鉄道(JR貨物)梅田貨物駅跡地の再開発エリア「うめきた」(うめきた)エリアの先行開発区域(うめきた1期エリア)として、2013年4月26日に開業した[1]

開発用地 梅田貨物駅跡地
座標
北緯34度42分20.8秒 東経135度29分39.7秒
現状 完成
概要 グランフロント大阪 Grand Front Osaka, 情報 ...
グランフロント大阪
Grand Front Osaka
南西から望む(2014年9月)
南西から望む(2014年9月)
南西から望む(2014年9月)
情報
開発用地 梅田貨物駅跡地
住所 530-0011
大阪市北区大深町
座標
北緯34度42分20.8秒 東経135度29分39.7秒
現状 完成
起工 2010年3月31日
竣工 2013年4月18日
開業 2013年4月26日
用途 事務所店舗住宅ホテルなど
関係者
デベロッパー NTT都市開発NTT都市開発プライベート投資法人大林組オリックス不動産関電不動産開発ジャパンエクセレント投資法人ジャパンリアルエステイト投資法⼈積水ハウス竹中工務店中央日本土地建物東京建物日鉄興和不動産日本プライムリアルティ投資法人阪急電鉄阪急阪神リート投資法人三菱地所三菱倉庫
技術的詳細
建築物 タワーA、タワーB、タワーC、オーナーズタワー
開発面積 約70,000 m²
ウェブサイト
公式サイト
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概要

フロア図

一日に約250万人が利用する大阪駅梅田駅北側の再開発エリアで、"大阪最後の一等地"といわれる[2]「うめきた」の総面積約24ヘクタールのうち約7ヘクタールのエリアに立地している(なお、残りの17ヘクタールについてはうめきた2期区域(グラングリーン大阪)として現在工事が進められている)。

大阪駅のある南側から順に南館(タワーA)、北館(タワーB・タワーC)で分かれており、ショッピングモールレストランカフェオフィスホテルコンベンションセンター劇場超高層マンションなどから構成されている。商業施設部分は阪急阪神東宝グループの阪急阪神ビルマネジメント(阪急阪神不動産子会社)が運営しており[3]阪急百貨店阪神百貨店阪急三番街などと同じSポイント対応カードが使用可能となっている。

うめきたを中心に梅田再開発が著しいことから、大阪駅に近いグランフロント大阪南館(大深町4-20)が大阪市の商業地として地価が最も高い地点である[4]

うめきたSHIP

地上2階建ての商業・多目的ホール。船をイメージしたデザインとなっている。1階はレストラン、2階は多目的ホール「うめきたSHIP HALL」となっており、うめきた広場と一体感を持たせたイベントが開催されている[5]

南館

概要 グランフロント大阪・南館, 施設情報 ...
グランフロント大阪・南館
施設情報
所在地 大阪府大阪市北区大深町
状態 完成
着工 2010年(平成22年)3月31日
竣工 2013年(平成25年)4月18日
開業 2013年4月26日
用途 オフィス店舗
地上高
屋上 179.5 m
各種諸元
階数 地上38階、地下3階、塔屋1階
敷地面積 10,571 m²
延床面積 187,846 m²
構造形式 S造SRC造RC造
関連企業
設計 日建設計三菱地所設計NTTファシリティーズ
施工 大林組竹中工務店
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南館アトリウム
9階オフィスロビー

地上38階地下3階(高さ179.5 m)、オフィス・商業エリア。

ショップ&レストラン
低層部のショッピングエリア「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」は店舗面積約44,000m2、店舗数266の専門店街であり、人気ファッションブランドインテリアショップ、雑貨店、大型書店レストランカフェといった多数のテナントが入居している。このうち73店舗が近畿地方初出店であり、97店舗が西日本や近畿での旗艦店である[6]

飲食店については77店舗が入居しており、イートインスペースを設けた地下1階の食物販ゾーン『うめきたセラー』と日本国外の有名店や日本全国から選りすぐりのレストラン36店舗を集積した『うめきたダイニング』、「大人のたまり場」をコンセプトに深夜4時まで営業する『UMEKITA FLOOR』の3つのゾーンに大きく分かれていて、その他にも世界中のビールワインを集めた『世界のビール博物館&世界のワイン博物館』や路面沿い・屋上庭園などに面したカフェやバーなども展開している[6][7][8]

出店テナントの一覧・詳細情報は公式サイト「ショップリスト」を参照。

オフィス棟の主な入居企業

北館

概要 グランフロント大阪・北館タワーB, 施設情報 ...
グランフロント大阪・北館タワーB
施設情報
所在地 大阪府大阪市北区大深町4−1
状態 完成
着工 2010年(平成22年)3月31日
竣工 2013年(平成25年)4月18日
開業 2013年4月26日
用途 オフィス店舗
地上高
屋上 175 m
各種諸元
階数 地上38階、地下3階
敷地面積 22,680 m²
延床面積 295,100 m²
関連企業
設計 日建設計三菱地所設計NTTファシリティーズ
施工 大林組竹中工務店
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概要 グランフロント大阪・北館タワーC, 施設情報 ...
グランフロント大阪・北館タワーC
施設情報
所在地 大阪府大阪市北区大深町
状態 完成
着工 2010年(平成22年)3月31日
竣工 2013年(平成25年)4月18日
開業 2013年4月26日
用途 オフィス店舗ホテル
地上高
屋上 154 m
各種諸元
階数 地上33階、地下3階
敷地面積 22,680 m²
延床面積 295,100 m²
関連企業
設計 日建設計三菱地所設計NTTファシリティーズ
施工 大林組竹中工務店
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概要 グランフロント大阪 ショップ&レストラン GRAND FRONT OSAKA SHOPS & RESTAURANTS, 店舗概要 ...
グランフロント大阪 ショップ&レストラン
GRAND FRONT OSAKA SHOPS & RESTAURANTS
店舗概要
所在地 530-0011
大阪府大阪市北区大深町
開業日 2013年(平成25年)4月26日
施設管理者 阪急阪神ビルマネジメント株式会社
施工者 三菱地所ほか計12社
商業施設面積 44,000 m²
店舗数 266店舗
営業時間 (ショップ)11:00 - 21:00
(レストラン)11:00 - 23:00
前身 梅田貨物駅
最寄駅 大阪駅梅田駅東梅田駅西梅田駅
外部リンク https://www.gfo-sc.jp/
Hankyu
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オフィス・ホテル・商業エリア。

ナレッジ・キャピタル

北館(旧Bブロック)低層階には、『世界の「感性」「技術」を持ち寄り、交わり、コラボレーションすることで新たな価値を生み出す』ことをコンセプトに掲げ[9]、国内外の産官学の「知」の交流を目指す知的創造拠点「ナレッジ・キャピタル」があり、延べ床面積は8万8000 m2大阪市役所庁舎と同規模の広さで、企業や研究者・クリエーターが集まる拠点としてオフィスを7フロア設けている。このうち半分は大阪市が借り、短期間・小規模で賃貸が可能な「コラボオフィス」や会議室を併設することで、医療介護ロボットなどの分野で産学連携を促している[10]

また、同じくナレッジ・キャピタルの中核施設「ナレッジプラザ」では、ナレッジ・キャピタルと連携したイベントやプレゼンテーションなどが行われたり、来館者がさまざまな最新製品のプロトタイプ(試作品)を直接触れることができる「The Lab(ザ・ラボ)」や380席ある多目的劇場「ナレッジシアター」、広さ1,420m²、席数287席、会議室8部屋を有する広大なスペースを持つ会員制サロン「ナレッジサロン」、国際会議や大型展示会を開催できる3000人収容のコンベンションセンターも設けている[10]

テナントには、パナソニックNTTスマートコネクトサントリー東京大学大学院など多数の企業や研究機関が入居している[11]


ナレッジキャピタル 主要テナント一覧(2013年7月現在)

※五十音順に表示

オフィス棟(タワーB)の主な企業

ホテル

北館高層階には、インターコンチネンタルホテル大阪が2013年(平成25年)6月5日に開業した。

住居

グランフロント大阪オーナーズタワー

旧Cブロックは地上48階地下1階(高さ174.2m)の超高層マンション「グランフロント大阪オーナーズタワー」である。

  • 開発事業予定者:南館(旧Aブロック)と同じ

広場・歩道空間

グランフロント大阪の各所にはそれぞれのエリアを結ぶだけでなく、人の交流や賑わいを創造する広場歩道空間が整備されている[13]。地区を南北・東西に貫く大通りを「軸」と称し、地区を南北に貫く「賑わい軸」には歩道にケヤキ並木を、東西に貫く「シンボル軸」には歩道にイチョウ並木を配置し歩道空間に賑わいや四季折々の自然を提供している。

また、A・Bブロックの中層階の屋上に緑あふれる庭園が、BブロックとCブロックとの間に「自然軸」と呼ばれるオープン・スペースがある[14]。さらに、西日本旅客鉄道(JR西日本)大阪駅のアトリウム出口とAブロックとの間に約10,000m2の巨大な駅前広場を設置し、人々が自由に集い、憩い、楽しめる空間を造り、また広場の地下階では多彩な情報を発信するイベントが行われている。

広場の名称は「うめきた広場」と名付けられ、2階建ての「うめきたSHIP」が併設されており、1階にはカフェが、2階には約270m2の多目的ホール「うめきたSHIP HALL」が開設された[15]

交通

鉄道

路線バス

2025年12月をもって廃止。以下は、運転されていたときの情報。
グランフロント大阪を含め、梅田地区を循環する路線バスである。停留所は12箇所あり、グランフロント大阪内には北館前と南館前にそれぞれ1箇所が設置されている[16]。毎日10時から21時まで、10分間隔で運行されている。運行は阪急バスが担当しており、専用車両は同社豊中営業所に在籍している。運賃は100円(小人は50円)で、ICOCAPiTaPahanicaなどのICカードでも乗車できる。

レンタサイクル

  • UMEGLE-CHARI
梅田地区で利用できるレンタサイクル。うめきた広場の貸出・返却ポートで借りることができる。料金は最初の1時間200円[17]、以降1時間毎100円[17]。貸し出しは8時から20時の間[17]、返却は24時間可能[17]で、最大3日間まで利用できる[17]。現在の保有台数は30台[17]で、15台は電動アシスト自転車である[17]。支払いにはPiTaPaや各種クレジットカードが利用できる[17]。2024年8月8日をもって営業を終了した[18]

将来計画・構想

 新大阪 - 大阪(うめきたエリア)間で梅田貨物線と路線を共用するなにわ筋線(大阪以南はJR難波南海なんば)は建設中で、2031年春に開業予定である。

 また、大阪駅(うめきたエリア)からなにわ筋線の規格で分岐線を建設し、阪急電鉄十三駅へ向かう路線(なにわ筋連絡線)の計画や、西梅田駅止まりとなっている地下鉄四つ橋線を、十三駅まで延長(西梅田・十三連絡線(仮称))し、北ヤード中央に新駅が設置される構想もある。併せて、阪急電鉄が免許を保有している新大阪連絡線(十三 - 新大阪間)と合わせて一本の路線として整備することも検討されている[19]

その他

エリアマネジメント

大阪版BIDの第1号であるエリアマネジメント組織「一般社団法人グランフロント大阪TMO」が地権者12社により組織され、グランフロント大阪のエリアマネジメントを実施している。同一般社団法人は、都市再生特別措置法第118条に基づく「都市再生推進法人」に指定されている[20]

J-REITへの組入

開発事業者の一部は、グランフロント大阪の持分を、スポンサーを務めるJ-REITに組み入れている。

「グランフロント大阪(うめきた広場・南館)」及び「グランフロント大阪(北館)」のそれぞれにつき共有持分を、阪急電鉄阪急阪神リート投資法人に4.9%(2018年)[21][22]日鉄興和不動産ジャパンエクセレント投資法人に2.45%(2020年)[23][24]三菱地所ジャパンリアルエステイト投資法人に4.9%(2021年)[25][26]東京建物日本プライムリアルティ投資法人に4.9%(2021年)[27][28]と4.6%(2025年)[29]で合計9.5%を譲渡している。

脚注

関連項目

外部リンク

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