コディ・ベリンジャー

アメリカ合衆国のプロ野球選手 From Wikipedia, the free encyclopedia

コディ・ジェームズ・ベリンジャーCody James Bellinger, 英語発音: [ˈkoʊdi d͡ʒeɪmz ˈbɛlɪŋɚ][1]; 1995年7月13日 - )は、アメリカ合衆国アリゾナ州チャンドラー出身のプロ野球選手外野手)。左投左打。愛称はベリBelli)他(後述)。

生年月日 (1995-07-13) 1995年7月13日(30歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
203 lb =約92.1 kg
概要 ニューヨーク・ヤンキース #35, 基本情報 ...
コディ・ベリンジャー
Cody Bellinger
ニューヨーク・ヤンキース #35
シカゴ・カブス時代
(2023年6月25日、ロンドン・スタジアムにて)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 アリゾナ州チャンドラー
生年月日 (1995-07-13) 1995年7月13日(30歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
203 lb =約92.1 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手一塁手
プロ入り 2013年 MLBドラフト4巡目
初出場 2017年4月25日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
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父親は元プロ野球選手のクレイ・ベリンジャー

経歴

プロ入りとドジャース時代

2013年MLBドラフト4巡目(全体124位)でロサンゼルス・ドジャースから指名され[2]、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ドジャースでプロデビュー。47試合に出場して打率.210、6本塁打、30打点、3盗塁を記録した。

2014年はルーキー級アリゾナリーグ・ドジャースとパイオニアリーグのルーキー級オグデン・ラプターズ英語版でプレーし、2球団合計で51試合に出場して打率.312、3本塁打、34打点、8盗塁を記録した。

2015年はA+級ランチョクカモンガ・クエークスでプレーし、128試合に出場して打率.264、30本塁打、103打点、20盗塁を記録した。

2016年はAA級タルサ・ドリラーズとAAA級オクラホマシティ・ドジャースでプレーし、2球団合計で117試合に出場して打率.271、45本塁打、125打点、15盗塁を記録した。

2017年は開幕をAAA級オクラホマシティで迎えたが[3]、4月25日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[4]。同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦にて「8番・左翼手」で先発出場してメジャーデビュー。3打数1安打で、9回表にニール・ラミレスからメジャー初安打となる遊撃への内野安打を放った[5]。7月15日のマイアミ・マーリンズ戦では球団史上9人目、ロサンゼルス移転後では3人目[6]、球団新人史上初のサイクル安打を達成した[7]。8月2日のアトランタ・ブレーブス戦でフリオ・テヘランからシーズン30本塁打を達成した[8]。9月16日のワシントン・ナショナルズ戦でシーズン38号本塁打を記録し、1930年ウォーリー・バーガー英語版1956年フランク・ロビンソンと並んだナショナルリーグにおける新人によるシーズン38本塁打となった[9]。そして、9月22日のジャイアンツ戦で3回にジェフ・サマージャから39号本塁打を記録し、当時のナショナルリーグのシーズン新人本塁打記録を更新した。最終成績は打率.267、39本塁打、97打点を記録した。ポストシーズンにも出場し、3本塁打、9打点を記録する一方で、ポストシーズンおよびワールドシリーズでの最多三振記録も残した[10]。同年オフにはニューヨーク・ヤンキースアーロン・ジャッジと共に、満票で新人王を受賞した[11]

ロサンゼルス・ドジャース時代
(2018年7月24日)

2018年は162試合に出場し、本職の一塁手のほかに中堅手としても数多く出場した。調子に波があったものの最終成績は打率.260、25本塁打、76打点で、145安打はチーム内トップだった。ポストシーズンは全体で打率.115と低調だったが、ナショナルリーグチャンピオンシップシリーズ(NLCS)では第4戦のサヨナラ打を含む活躍を見せてシリーズMVPに選出された。

2019年は開幕から好調で、4月には打率.431、OPS1.397を記録し、プレイヤー・オブ・ザ・マンスを初受賞した。前半戦に30本塁打の球団記録を打ち立てて折り返し、オールスターゲームに選出された。7月にはストライクの判定に抗議して自身初の退場処分を受けたこともあったが、8月2日のサンディエゴ・パドレス戦で球団史上最速での通算100本塁打を達成した。最終成績は打率.305、47本塁打、115打点を記録した。オフにシルバースラッガー賞ゴールドグラブ賞を受賞し、ドジャースでは2014年のクレイトン・カーショウ以来5年ぶり、球団史上12人目となるナショナルリーグMVPを受賞した。また前年同様に一塁手、中堅手、右翼手と複数のポジションで出場したことで、フィールディング・バイブル・アワードにおいて外野手部門とマルチポジション部門を受賞した。そして、同年から新設されたオールMLBチームのファーストチーム外野手の1人に選出された。

2020年COVID-19の影響で60試合の短縮シーズンとなり、打率.239に終わるなど打撃成績を大幅に落とした。また守備面ではボストン・レッドソックスから加入したムーキー・ベッツが右翼に固定されたことなどから、これまで比較的守ることの少なかった中堅での出場が多くなったが、中堅での守備率.990(失策1)と安定した守備を見せた。ポストシーズンでは、パドレスとのナショナルリーグディビジョンシリーズ(NLDS)第2戦でフェルナンド・タティス・ジュニアの逆転本塁打かと思われた打球をホームランキャッチ[12]、ブレーブスとのNLCS第7戦ではクリス・マーティンから決勝本塁打を放つ[13]など要所での活躍を見せ、ドジャースの32年ぶりとなるワールドシリーズ優勝に貢献した。シーズン後の11月17日に右肩の脱臼の修復手術を受けた。守備時に脱臼したことが複数回あり、またNLCSの第7戦で本塁打を打った直後チームメイトと肩をぶつけ合って喜んだ際に再び脱臼していたという[14]

2021年4月1日のロッキーズとの開幕戦では本塁打を放ったが、打球が捕球されたと勘違いした一塁走者のジャスティン・ターナーが逆走して帰塁したため、打者走者のベリンジャーがターナーを追い越した形となり、本塁打が取り消された(ターナーの得点は認められたが、ベリンジャーの打球は単打扱い)[15]。この年は極端な打撃不振に陥り、打率.165、10本塁打、36打点という成績に終わった。前年オフに手術を受けた右肩の機能が十分に回復できていないことが成績不振の原因と報じられた[16]

2022年は前年から多少持ち直したものの、打率.210、19本塁打、68打点と不振から抜け出すことはできなかった。オフの11月18日にノンテンダーFAとなった[17]

カブス時代

2022年12月14日にシカゴ・カブスと1200万ドルの1年契約を結んだ[18][19]。2024年の契約は相互オプションとなり、バイアウトの際は550万ドルが支払われる[19]

2023年は6月24日と25日に開催されたライバルのカージナルス英語版とのロンドンでの公式戦「ロンドンシリーズ英語版」にカブスの一員として帯同。 8月2日に2019年4月以来通算2度目となる7月のプレイヤー・オブ・ザ・マンスを受賞した[20]。この年は打率.307、26本塁打、97打点、OPS.881を記録し、自身2度目となるシルバースラッガー賞を受賞するなど[21]、ドジャース時代からの不振を脱し、ナ・リーグのカムバック賞を受賞した[22]。オフの11月3日に契約延長オプションを破棄して、FAとなった[23]。カブスからはクオリファイング・オファーを受けていたが、同月14日の期日までに契約は行わなかった[24]

2024年2月25日にカブスと3年総額8000万ドルで再契約した[25]。この年は2度の骨折による離脱があり、打率.266、18本塁打、78打点、OPS.751と前年よりも成績を落とし、シーズン終了後に権利のあったオプトアウト権を行使しなかった[26]

ヤンキース時代

2024年12月17日にコディ・ポティート、金銭500万ドルとのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[27]。また、カブスからヤンキースには金銭500万ドルが支払われ、そのうち250万ドルは2025年シーズンの年俸に、もう一方の250万ドルは2025年シーズンオフにプレイヤーオプションが行使されなかった場合のバイアウトをカバーするか、2026年シーズンの年俸に充てられる[28]

2025年は外野全ポジションと一塁手を守って152試合に出場して、打率.272、29本塁打、98打点、OPS.813を記録し、オールMLBチームのセカンドチームに選出された[29][30]。オフの11月4日にオプションを行使し、FAとなった[29][31]

2026年1月21日に5年総額1億6250万ドルで再契約することが発表された。

選手としての特徴

卓越したバットスピードを誇り、一塁守備も巧み[32]。その共通点から全盛期のバリーボンズを彷彿とさせるという声もある[33]2017年ワールドシリーズでは史上最多三振を記録するなど、長打力と引き換えに三振が多い傾向にある[34]

人物

愛称は複数あり、ラストネームを短縮した"ベリ"("Belli")[35]、または"コディラブ"("CodyLove")。後者は、2015年スプリングトレーニング期間中だったバレンタインデージョク・ピーダーソンに対してつけられた愛称"ジョクラブ"("JocLove")に由来する[36]。 妻のケーシー・カーターは有名モデルで20年からベリンジャーと交際し、23年に挙式。2人の娘にも恵まれている。

詳細情報

年度別打撃成績

さらに見る 年 度, 球団 ...
















































O
P
S
2017 LAD 13254848087128264392799710303641311465.267.352.581.933
2018 1626325578414528725262761410369931517.260.343.470.814
2019 15666155812117034347351115155049521310810.305.406.6291.035
2020 56243213335110012973061003020424.239.333.455.789
2021 9535031539529210953631033121942.165.240.302.542
2022 1445505047010627319196681430638021507.210.265.389.654
2023 CHC 1305564999515329126262972060124035877.307.356.525.881
2024 130569516721372331822078920545738910.266.325.426.751
2025 NYY 152656588891602552928298132095712908.272.334.480.813
MLB:9年 115747654230690110221128225204469510424045469582095760.261.334.483.817
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  • 2025年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別打撃成績所属リーグ内順位

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201722 ナ・リーグ ----2位---
201823 --------
201924 9位---3位7位-3位
202025 --------
202126 --------
202227 --------
202328 4位-------
202429 --------
202530 ア・リーグ ---5位-8位--
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  • -は10位未満(打率は規定打席未到達の場合も-と表記)

ポストシーズン打撃成績

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O
P
S
2017 LAD NLDS 315143300162000010060.214.267.429.695
NLCS 5232237201122100010061.318.348.545.893
WS 72928442111150000100170.143.172.393.565
2018 NLDS 415111000000200040040.000.267.000.267
NLCS 726253510194200010060.200.231.360.591
WS 516161100010010000060.063.063.063.125
2019 NLDS 521192410050300020070.211.286.263.549
2020 NLWC 2770200020000000020.286.286.286.571
NLDS 314122401195000021030.333.429.7501.179
NLCS 7312535012135100060090.200.355.520.875
WS 624222300163000021060.136.208.273.481
2021 NLWC 1421100010200020010.500.750.5001.250
NLDS 515152410053100000070.267.267.333.600
NLCS 6201727001104200031030.412.500.5881.088
2022 NLDS 3770100010000000040.143.143.143.286
2025 NYY ALWC 312122310040000000010.250.250.333.583
ALDS 419162310174000121040.188.263.438.701
出場:7回 762982703357931010237141012740921.211.282.378.660
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  • 2025年度シーズン終了時
  • 太字はMVP受賞

年度別守備成績

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左翼(LF)中堅(CF)右翼(RF)一塁(1B)
















































2017 LAD 3953110.982491001.000570001.0009365636462.994
2018 110001.00078132120.985520001.00011071719258.997
2019 -2542010.9771151981021.990362099121.995
2020 -39103110.99010000----1914370111.000
2021 -87169120.988730001.000423123.923
2022 -144322230.991--
2023 CHC -84192421.990-5940524329.993
2024 110001.000481182011.0004972120.973221107041.000
2025 NYY 85121311.9924183120.97752982001.0007292051.000
MLB 126176421.989550117013132.9892343801341.990350229210512193.995
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  • 2025年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 各年度の太字年ゴールドグラブ賞受賞

表彰

記録

背番号

  • 35(2017年 - 2022年、2025年 - )
  • 24(2023年 - 2024年)

脚注

関連項目

外部リンク

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