フィールディング・バイブル・アワード
From Wikipedia, the free encyclopedia
選出方法
この賞は、同じく守備表彰の一つであるゴールドグラブ賞(1957年より公式表彰として創設)とは以下の点で異なる。
- 選考者は、セイバーメトリクスの専門家を中心に構成される(ゴールドグラブ賞は球団監督による投票で選出される)。
- 全チームから守備位置ごとに各一名が受賞する(ゴールドグラブ賞は両リーグでそれぞれ選出される)。
- 外野手は、左翼手・中堅手・右翼手でそれぞれ選出される(2010年までゴールドグラブ賞は外野手をそれぞれ区別せず選出していた)。
- 同一選手が同一シーズンに複数のポジションで受賞可能(例:2019年のコディ・ベリンジャー)。
- 2020年シーズンより、NPBとKBOの表彰も開始した。[1]
このため、必ずしもゴールドグラブ賞と受賞者が一致するわけではない。
1つのポジションに対し、17名の選考者[2][3]各々が、順位をつけて10名の選手を選出する。1位の選手には10点、2位には9点、と点数が与えられ、その点数の17名での総計が最も高い選手に対して賞が贈られる。最高で170点が与えられることになる。同点の選手が複数出た場合には、3名のタイブレーカーによる同様の投票によって決定される[4]。
2020年シーズンは試合数が縮小したことで投票基準を調整し、60点が満票となった[5]。
選考者
2021年10月現在の選考者は以下の17名義[6][7](2012年までは10名義、2020年までは12名義)
|
|
過去の選考者
出典[8]
|
受賞者一覧
※背景緑色は、その年にゴールドグラブ賞と同時獲得した選手
※球団略称後の数字は、2度目以降の受賞回数
投手・捕手
| 年度 | 投手 | 捕手 |
|---|---|---|
| 2006[10] | グレッグ・マダックス(CHC、LAD) | イバン・ロドリゲス(DET) |
| 2007[11] | ヨハン・サンタナ(MIN) | ヤディアー・モリーナ(STL) |
| 2008[12] | ケニー・ロジャース (DET) | ヤディアー・モリーナ(STL)(2) |
| 2009[13] | マーク・バーリー(CWS) | ヤディアー・モリーナ(STL)(3) |
| 2010[14] | マーク・バーリー(CWS)(2) | ヤディアー・モリーナ(STL)(4) |
| 2011[15] | マーク・バーリー(CWS)(3) | マット・ウィータース(BAL) |
| 2012[16] | マーク・バーリー(MIA)(4) | ヤディアー・モリーナ(STL)(5) |
| 2013[17] | R.A.ディッキー(TOR) | ヤディアー・モリーナ(STL)(6) |
| 2014[18] | ダラス・カイケル(HOU) | ジョナサン・ルクロイ(MIL) |
| 2015[19] | ダラス・カイケル(HOU)(2) | バスター・ポージー(SF) |
| 2016[20] | ダラス・カイケル(HOU)(3) | バスター・ポージー(SF)(2) |
| 2017[21] | ダラス・カイケル(HOU)(4) | マーティン・マルドナード(LAA) |
| 2018[22] | ザック・グレインキー(ARI) | ジェフ・マシス(ARI) |
| 2019[23] | ザック・グレインキー(ARI/HOU) (2) | ロベルト・ペレス(CLE) |
| 2020[24] | マックス・フリード(ATL) | ロベルト・ペレス(CLE)(2) |
| 2021[25] | ダラス・カイケル(CWS)(5) | ジェイコブ・スタリングス(PIT) |
| 2022[26] | レンジャー・スアレス(PHI) | ホセ・トレビーノ(NYY) |
内野手
| 年度 | 一塁手 | 二塁手 | 三塁手 | 遊撃手 |
|---|---|---|---|---|
| 2006[10] | アルバート・プホルス(STL) | オーランド・ハドソン(ARI) | エイドリアン・ベルトレ(SEA) | アダム・エバレット(HOU) |
| 2007[11] | アルバート・プホルス(STL)(2) | アーロン・ヒル(TOR) | ペドロ・フェリス(SF) | トロイ・トゥロウィツキー(COL) |
| 2008[12] | アルバート・プホルス(STL)(3) | ブランドン・フィリップス(CIN) | エイドリアン・ベルトレ(SEA)(2) | ジミー・ロリンズ(PHI) |
| 2009[13] | アルバート・プホルス(STL)(4) | アーロン・ヒル(TOR)(2) | ライアン・ジマーマン(WSH) | ジャック・ウィルソン(PIT、SEA) |
| 2010[14] | ダリック・バートン(OAK) | チェイス・アトリー(PHI) | エバン・ロンゴリア(TB) | トロイ・トゥロウィツキー(COL)(2) |
| 2011[15] | アルバート・プホルス(STL)(5) | ダスティン・ペドロイア(BOS) | エイドリアン・ベルトレ(TEX)(3) | トロイ・トゥロウィツキー(COL)(3) |
| 2012[16] | マーク・テシェイラ(NYY) | ダーウィン・バーニー(CHC) | エイドリアン・ベルトレ(TEX)(4) | ブレンダン・ライアン(SEA) |
| 2013[17] | ポール・ゴールドシュミット(ARI) | ダスティン・ペドロイア(BOS)(2) | マニー・マチャド(BAL) | アンドレルトン・シモンズ(ATL) |
| 2014[18] | エイドリアン・ゴンザレス(LAD) | ダスティン・ペドロイア(BOS)(3) | ジョシュ・ドナルドソン(OAK) | アンドレルトン・シモンズ(ATL)(2) |
| 2015[19] | ポール・ゴールドシュミット(ARI)(2) | イアン・キンズラー(DET) | ノーラン・アレナド(COL) | アンドレルトン・シモンズ(ATL)(3) |
| 2016[20] | アンソニー・リゾ(CHC) | ダスティン・ペドロイア(BOS)(4) | ノーラン・アレナド(COL)(2) | アンドレルトン・シモンズ(LAA)(4) |
| 2017[21] | ポール・ゴールドシュミット(ARI)(3) | DJ・ルメイユ (COL) | ノーラン・アレナド(COL)(3) | アンドレルトン・シモンズ(LAA)(5) |
| 2018[22] | マット・オルソン(OAK) | コルテン・ウォン (STL) | マット・チャップマン (OAK) | アンドレルトン・シモンズ(LAA)(6) |
| 2019[23] | マット・オルソン(OAK)(2) | コルテン・ウォン(STL)(2) | マット・チャップマン(OAK)(2) | ニック・アーメド(ARI) |
| 2020[24] | マット・オルソン(OAK)(3) | コルテン・ウォン(STL)(3) | ノーラン・アレナド(COL)(4) | ハビアー・バエズ(CHC)(4) |
| 2021[25] | ポール・ゴールドシュミット(STL)(4) | ウィット・メリフィールド(KC) | ケブライアン・ヘイズ(PIT) | カルロス・コレア(HOU) |
| 2022[26] | クリスチャン・ウォーカー(ARI) | ブレンダン・ロジャース(COL) | ノーラン・アレナド(STL)(5) | ホルヘ・マテオ(BAL) |
外野手
| 年度 | 左翼手 | 中堅手 | 右翼手 |
|---|---|---|---|
| 2006[10] | カール・クロフォード(TB) | カルロス・ベルトラン(NYM) | イチロー(SEA) |
| 2007[11] | エリック・バーンズ(ARI) | アンドリュー・ジョーンズ(ATL) | アレックス・リオス(TOR) |
| 2008[12] | カール・クロフォード(TB)(2) | カルロス・ベルトラン(NYM)(2) | フランクリン・グティエレス(CLE) |
| 2009[13] | カール・クロフォード(TB)(3) | フランクリン・グティエレス(SEA)(2) | イチロー(SEA)(2) |
| 2010[14] | ブレット・ガードナー(NYY) | マイケル・ボーン(HOU) | イチロー(SEA)(3) |
| 2011[15] | ブレット・ガードナー(NYY)(2) | オースティン・ジャクソン(DET) | ジャスティン・アップトン(ARI) |
| 2012[16] | アレックス・ゴードン(KC) | マイク・トラウト(LAA) | ジェイソン・ヘイワード(ATL) |
| 2013[17] | アレックス・ゴードン(KC)(2) | カルロス・ゴメス(MIL) | ジェラルド・パーラ(ARI) |
| 2014[18] | アレックス・ゴードン(KC)(3) | フアン・ラガーレス(NYM) | ジェイソン・ヘイワード(ATL)(2) |
| 2015[19] | スターリング・マルテ(PIT) | ケビン・キアマイアー(TB) | ジェイソン・ヘイワード(STL)(3) |
| 2016[20] | スターリング・マルテ(PIT)(2) | ケビン・ピラー(TOR) | ムーキー・ベッツ(BOS) |
| 2017[21] | ブレット・ガードナー(NYY)(3) | バイロン・バクストン(MIN) | ムーキー・ベッツ(BOS)(2) |
| 2018[22] | アレックス・ゴードン(KC)(4) | ロレンゾ・ケイン(MIL) | ムーキー・ベッツ(BOS)(3) |
| 2019[23] | デビッド・ペラルタ(ARI) | ロレンゾ・ケイン(MIL)(2) | コディ・ベリンジャー(LAD) |
| 2020[24] | タイラー・オニール(STL) | ケビン・キアマイアー(TB)(2) | ムーキー・ベッツ(LAD)(4) |
| 2021[25] | タイラー・オニール(STL)(2) | マイケル・A・テイラー(KC) | アーロン・ジャッジ(NYY) |
| 2022[26] | スティーブン・クワン(CLE) | マイルズ・ストロー(CLE) | ムーキー・ベッツ(LAD)(5) |
マルチポジション
※2014年より制定された部門で、複数ポジションを守った選手(いわゆるユーティリティープレイヤー)から1人選ばれる。受賞する資格を得るには、全ポジション合計で少なくとも600イニングをプレイし、全ポジション合計イニングのうち70%以上を占めているポジションが無いこと。
| 年度 | マルチポジション |
|---|---|
| 2014[18] | ロレンゾ・ケイン(KC) |
| 2015[19] | エンダー・インシアーテ(ARI) |
| 2016[20] | ハビアー・バエズ(CHC) |
| 2017[21] | ハビアー・バエズ (CHC)(2) |
| 2018[22] | ハビアー・バエズ (CHC)(3) |
| 2019[23] | コディ・ベリンジャー(LAD) |
| 2020[24] | エンリケ・ヘルナンデス(LAD) |
| 2021[25] | エンリケ・ヘルナンデス(BOS)(2) |
| 2022[26] | トミー・エドマン(STL) |