サクラアンプルール

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欧字表記 Sakura Empereur[1]
性別 [1]
サクラアンプルール
第158回天皇賞(秋)出走時(2018年10月28日)
欧字表記 Sakura Empereur[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 栗毛[1]
生誕 2011年3月4日(14歳)[1]
登録日 2014年12月11日(JRA復帰)[2]
抹消日 2019年9月11日[3]
キングカメハメハ[1]
サクラメガ[1]
母の父 サンデーサイレンス[1]
生国 日本の旗 日本北海道新ひだか町[1]
生産者 谷岡スタット[1]
馬主 (株)さくらコマース
→田村誠
→(株)さくらコマース
[1]
調教師 尾関知人美浦
桑原義光北海道
金成貴史美浦
[1]
競走成績
生涯成績 30戦4勝(JRA)
2戦2勝(NAR)
[1]
獲得賞金 2億2432万1000円(JRA)
40万円(NAR)
[1]
勝ち鞍
GII札幌記念2017年
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サクラアンプルール(欧字名:Sakura Empereur2011年3月4日 - )は、日本競走馬種牡馬[1]。主な勝ち鞍に2017年札幌記念

馬名の由来は、冠名+「皇帝)」。

半兄に重賞4勝のサクラメガワンダー(父グラスワンダー)がいる。

デビュー前

2011年3月4日、北海道新ひだか町谷岡スタットで誕生。同スタッドの谷岡毅代表は「幼少期から元気な馬であり、馬体の良さも目立っていました」「牧場で管理していた頃から気性が強すぎて、走ることに集中できないような一面もありました」と当時の様子を振り返る[4]

3歳時(2014年)

美浦尾関知人厩舎から2014年1月にデビュー。しかし、気性の難しさが災いし、デビューからの2戦は8着、14着と連続して大敗を喫した。その後、ホッカイドウ競馬に移籍し、2連勝を飾った[4]

4歳時(2015年)

中央に復帰し、金成貴史厩舎に所属した。この頃もまだ気性面での難しさは残っており、しばらくは500万条件戦で結果を残すことができなかった。しかし、谷岡スタットの谷岡毅代表いわく「調教助手や厩務員の方などが馬に愛着を持って接してくれた」ことで徐々に成績は安定していく[4]

5歳時(2016年)

1月16日の500万条件戦で待望の中央初勝利を挙げると、1000万条件の鹿野山特別も1着となり、2連勝で準オープンまで昇格する。準オープン3戦目となった12月の美浦ステークスで1着となり、オープン入りを果たした[5]

6歳時(2017年)

オープン昇格後初戦の白富士ステークスで勝ち馬スズカデヴィアスとタイム差なしの2着に入ると、初の重賞出走となる中山記念でも内を突いてネオリアリズムの2着に入り、頭角を現した。しかし、大阪杯では13着、函館記念では9着に終わった。

6番人気で迎えた札幌記念では直線で一気に突き抜けてると、外から追い込んできたナリタハリケーンをクビ差振り切って優勝。レース後の口取りにはホッカイドウ競馬時代の2戦でコンビを組んだ五十嵐冬樹も参加した[4]

叔父のサクラチトセオーに続く勝利を狙った天皇賞(秋)では通常有利とされる最内枠を引き当てたが、当日は大雨による極度の不良馬場となり、コーナーで外々を回す形となって8着に終わった。次戦の有馬記念では直線で外から内に切れ込んできたスワーヴリチャードと内のシュヴァルグランの間に挟まれ、鞍上の蛯名正義が大きく体勢を崩す不利を受け、最下位に沈んだ。蛯名は「完璧に進めたが、(直線の不利で)競馬にならなかった」とコメントした[6]

7歳時(2018年)

中山記念4着、日経賞3着、函館記念2着と善戦するも勝ち切れない競馬が続いた。連覇を狙った札幌記念は6着に終わった。

天皇賞(秋)では大外枠から出遅れながらも6着と健闘。前年のリベンジを期した有馬記念は不利な16番枠に入り、後方からしぶとく伸びるが7着に終わった。騎乗した田辺裕信は「枠だけが悔やまれる」とコメントした[7]

8歳時(2019年)

2019年安田記念パドック

アメリカジョッキークラブカップから始動し、5着となる。次戦の日経賞では2年連続の3着に入った。その後は金成師が「以前から使ってみたかった」というマイル戦の安田記念に出走し[8]、10着だった。3年連続出走の札幌記念では14頭立ての13着に敗れた。9月6日、右第3中手骨遠位剥離骨折のため3ヶ月以上の休養を要する見込みであることが判明[9]。その2日後の9月8日に現役引退が発表された(競走馬登録抹消は9月11日付)[10]

引退後

引退後は北海道新ひだか町レックススタッド種牡馬となった[10]2020年度に2頭の牝馬に種付けを行ったもののどちらも受胎せず、結果的にサクラアンプルールの産駒は一頭も誕生することの無いまま2022年6月30日付で用途変更[11]、種牡馬を引退した。その後、2023年より引退名馬繋養展示事業の助成対象馬となり[12]新和牧場で余生を送っている[13]

競走成績

以下の内容はnetkeiba.comの情報[5]に基づく。

競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上がり3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
2014.2.1 東京 3歳新馬 芝1800m(良) 16 8 15 23.1(7人) 8着 1:51.4(34.2) 0.9 宮崎北斗 56 カレンリスベット 468
3.16 中山 3歳未勝利 ダ1800m(稍) 16 4 7 19.9(9人) 14着 1:59.1(41.1) 2.5 宮崎北斗 56 タマモマズルカ 468
5.28 門別 日高山脈ペデガリ岳賞 ダ1700m(良) 12 8 12 2.0(1人) 1着 1:53.7(40.0) -0.3 五十嵐冬樹 56 (ミヤジレイナ) 470
6.18 門別 サラブレッドロード新冠賞 ダ1700m(稍) 8 2 2 1.2(1人) 1着 1:52.4(39.6) -0.0 五十嵐冬樹 56 (スクートオフ) 470
2015.1.4 中山 4歳上500万下 ダ1800m(良) 15 8 14 36.4(12人) 11着 1:57.3(40.5) 2.4 田辺裕信 56 マドリードカフェ 462
6.28 函館 3歳上500万下 ダ1700m(不) 13 4 5 121.1(13人) 4着 1:44.4(36.4) 0.2 勝浦正樹 57 トーセンアーネスト 480
8.8 札幌 3歳上500万下 ダ1700m(良) 13 5 6 10.6(5人) 5着 1:45.2(36.9) 0.6 勝浦正樹 57 メイショウナゴミ 472
9.5 札幌 3歳上500万下 芝2000m(稍) 16 8 16 28.0(8人) 4着 2:03.7(36.4) 0.2 勝浦正樹 57 ペンタトニック 466
10.25 新潟 浦佐特別 5下 芝1800m(良) 10 2 2 12.9(4人) 2着 1:47.0(34.9) 0.2 勝浦正樹 57 リーサルウェポン 462
12.26 中山 3歳上500万下 芝2000m(良) 18 1 2 3.3(1人) 3着 2:00.3(35.0) 0.3 戸崎圭太 57 ツクバアズマオー 462
2016.1.16 中山 4歳上500万下 芝2000m(良) 16 8 15 1.9(1人) 1着 2:01.7(34.6) -0.2 戸崎圭太 57 (シングンジョーカー) 466
4.17 中山 鹿野山特別 10下 芝2000m(良) 13 7 10 4.4(2人) 1着 2:00.1(34.9) -0.1 戸崎圭太 57 (トミケンスラーヴァ) 462
7.9 福島 阿武隈S 16下 芝1800m(稍) 12 7 9 3.7(2人) 9着 1:49.0(36.5) 0.9 戸崎圭太 55 ウインインスパイア 464
11.5 東京 ノベンバーS 16下 芝2000m(良) 14 1 1 27.8(6人) 4着 2:00.0(33.9) 0.1 横山典弘 55 トルークマクト 462
12.11 中山 美浦S 16下 芝1800m(良) 16 4 8 5.2(2人) 1着 1:47.4(35.7) -0.0 横山典弘 55 (カレンリスベット) 470
2017.1.28 東京 白富士S OP 芝2000m(良) 14 8 14 8.7(5人) 2着 2:00.6(33.2) 0.0 横山典弘 56 スズカデヴィアス 480
2.26 中山 中山記念 GII 芝1800m(良) 11 5 5 45.3(8人) 2着 1:47.7(33.8) 0.1 横山典弘 56 ネオリアリズム 484
4.2 阪神 大阪杯 GI 芝2000m(良) 14 4 6 69.6(9人) 13着 2:00.9(35.9) 2.0 横山典弘 57 キタサンブラック 478
7.16 函館 函館記念 GIII 芝2000m(重) 16 8 16 21.3(8人) 9着 2:02.0(35.9) 0.8 蛯名正義 56 ルミナスウォリアー 474
8.20 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(良) 13 1 1 19.9(6人) 1着 2:00.4(35.0) -0.0 蛯名正義 57 (ナリタハリケーン) 476
10.29 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(不) 18 1 1 52.5(12人) 8着 2:10.2(40.4) 1.9 蛯名正義 58 キタサンブラック 482
12.24 中山 有馬記念 GI 芝2500m(良) 16 5 9 72.9(13人) 16着 2:35.5(36.6) 1.9 蛯名正義 57 キタサンブラック 494
2018.2.25 中山 中山記念 GII 芝1800m(良) 10 2 2 7.1(4人) 4着 1:47.8(34.9) 0.2 蛯名正義 57 ウインブライト 490
3.24 中山 日経賞 GII 芝2500m(良) 15 6 11 12.3(6人) 3着 2:34.1(34.6) 0.2 田辺裕信 57 ガンコ 486
7.15 函館 函館記念 GIII 芝2000m(良) 15 2 3 11.5(7人) 2着 1:59.9(34.6) 0.1 田辺裕信 57.5 エアアンセム 478
8.19 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(稍) 16 5 9 13.1(7人) 6着 2:01.5(37.1) 0.4 吉田隼人 57 サングレーザー 480
10.28 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 12 8 12 135.2(10人) 6着 1:57.6(33.8) 0.8 田辺裕信 58 レイデオロ 468
12.23 中山 有馬記念 GI 芝2500m(稍) 16 8 16 147.0(15人) 7着 2:32.9(35.6) 0.7 田辺裕信 57 ブラストワンピース 486
2019.1.20 中山 AJCC GII 芝2200m(良) 11 8 11 13.6(4人) 5着 2:14.3(34.4) 0.6 蛯名正義 56 シャケトラ 488
3.23 中山 日経賞 GII 芝2500m(稍) 12 4 4 8.2(4人) 3着 2:34.6(35.2) 0.4 横山典弘 56 メイショウテッコン 484
6.2 東京 安田記念 GI 芝1600m(良) 16 2 3 203.5(15人) 11着 1:31.9(33.3) 1.0 横山典弘 58 インディチャンプ 486
8.18 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(良) 14 8 13 172.2(12人) 13着 2:02.7(37.5) 2.6 横山典弘 57 ブラストワンピース 480

血統表

脚注

外部リンク

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