サクラキャンドル

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欧字表記 Sakura Candle
性別
サクラキャンドル
1995年11月12日 京都競馬場
欧字表記 Sakura Candle
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1992年4月9日
死没 2019年3月4日(27歳没)[1]
登録日 1994年4月21日
抹消日 1997年4月20日
サクラユタカオー
サクラクレアー
母の父 ノーザンテースト
生国 日本の旗 日本北海道静内町
生産者 谷岡牧場
馬主 (株)さくらコマース
調教師 境勝太郎美浦
小島太(美浦)
競走成績
生涯成績 18戦5勝
獲得賞金 2億4216万4000円
勝ち鞍
GIエリザベス女王杯1995年
GIIIクイーンステークス1995年
GIII府中牝馬ステークス1996年
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サクラキャンドルは、日本で生産・調教された競走馬繁殖牝馬である。第20回エリザベス女王杯の勝ち馬。そのほかのおもな勝鞍にクイーンステークス府中牝馬ステークスなどがある。半兄にサクラチトセオー天皇賞(秋)優勝馬)がいる。

なお、馬齢は旧表記(数え年)で統一する。

3歳時

3歳戦を中心に活躍したサクラヤマトオーの全妹、また、当時、中山記念京王杯AHを勝ち、天皇賞(秋)を僅差の6着と好走していたサクラチトセオーの半妹として、兄たちと同様に、美浦境勝太郎厩舎に入厩した、1994年12月4日中山芝1600メートルの新馬戦にて、サクラ軍団の主戦小島太を背にデビュー。 単勝1倍台の圧倒的人気に応えたデビュー勝ちであり、この勝利で小島太は中央競馬史上12人目の通算1000勝を達成した。続くホープフルステークスでは2番人気に推されるものの6着に終わった。

4歳時

春のクラシックを目指し賞金を加算するため1月から積極的に出走したが、勝ちきれないレースが続き、クラシック出走も果たせず春シーズンは未勝利に終わる。 迎えた秋シーズンの9月、デビュー戦以来の久しぶりの勝利を500万下条件戦であげ、エリザベス女王杯を目指すためクイーンステークスに出走。重賞勝ち馬がサイレントハピネスのみで上がり馬が多数を占める小粒なメンバー構成ということもあって、穴人気ではあったが12番手から直線だけで豪快に差し切り快勝。 天皇賞前に、主戦騎手の小島太が翌年からの調教師転向を表明。エリザベス女王杯の2週間前の天皇賞(秋)では、半兄のサクラチトセオーが直線一気でジェニュインをハナ差差し切って優勝した。 そして好ムードで迎えた本番のエリザベス女王杯優駿牝馬の勝ち馬ダンスパートナー菊花賞参戦のため回避し混戦模様であったが、人気は良血プライムステージ武豊騎乗のフェアダンス、前走で負かしたサイレントハピネスや桜花賞馬のワンダーパヒュームが中心で、前哨戦を勝った本馬は単勝26.5倍と低評価であった。 しかし、その低評価をあざ笑うかのようにレースでは好位3番手からうまく抜け出し快勝。主戦の小島太に初の牝馬でのGI勝利と初のでのGI勝利をプレゼントし、ゴールを過ぎた後に小島太が馬上で何度も涙を拭うシーンが場内のターフビジョンに映し出されていた[2]。 また、この勝利が小島太の騎手生活最後のGI勝利であり、サクラチトセオーとともに小島の引退の花道を飾った名兄妹として記憶されている。 この年のエリザベス女王杯は4歳馬限定戦としては最後の開催であった(翌年より秋華賞が新設され、エリザベス女王杯は古馬へ開放)。また兄が天皇賞(秋)を妹がエリザベス女王杯を同じ年に制したのは3例目である(1987年:兄ニッポーテイオー・妹タレンティドガール1988年:兄タマモクロス・妹ミヤマポピー1995年:兄サクラチトセオー・妹サクラキャンドル)。

5 - 6歳時

中山牝馬ステークス(9着)を最後に、デビュー戦から騎乗し続けていた小島太が騎手を引退。その後は蛯名正義などと新コンビを組み府中牝馬ステークスを勝ち、古馬に開放されたエリザベス女王杯の連覇を目指したが、直前で故障を発症し無念の回避。翌年、定年の境勝太郎から調教師に転向した小島太厩舎に移った4月に登録を抹消した。

引退後

引退後は北海道静内町(現・新ひだか町)の新和牧場にて繁殖牝馬として繋養されていたが、産駒成績はホッカイドウ競馬で6勝を挙げたサクラエモーションが目立つ程度である。2013年の出産を最後に繁殖牝馬を引退し、同牧場豊畑分場で余生を過ごす。初仔サクラフィーストの産駒グルームアイランドが、報知オールスターカップ中日杯に優勝している。

その後同町内の谷岡スタットに移動して過ごしていたが、2019年3月4日、脚部のケガが元で急死した。27歳没[1]。スタットによると近年は足腰が弱っており、放牧地の中で倒れていたという[3]

生年馬名毛色 馬主厩舎戦績
初仔1998年サクラフィースト鹿毛サクラチヨノオー (株)さくらコマース美浦・田中清隆7戦0勝(引退・繁殖)
2番仔1999年サクラフィオーレ栗毛サクラローレル美浦・上原博之不出走(引退・繁殖)
3番仔2000年サクラメモリアル黒鹿毛栗東・池江泰寿14戦1勝(引退・繁殖)
4番仔2003年サクラキセキ黒鹿毛フジキセキ美浦・小笠倫弘12戦1勝(引退・繁殖)
5番仔2004年サクラフォルツァ鹿毛カリズマティック美浦・小島太6戦0勝(引退)
6番仔2005年サクラエモーション鹿毛ダンスインザダーク (株)さくらコマース
→田村誠
北海道・石本孝博
→北海道・桧森邦夫
水沢佐々木修一
29戦6勝(引退)
7番仔2006年サクラキャンドルの2006栗毛サクラプレジデント -不出走
8番仔2011年サクラパピルス栗毛アグネスデジタル (株)さくらコマース美浦・尾関知人
→北海道・桑原義光
6戦1勝(引退・繁殖)
9番仔2012年サクラティンクル鹿毛ステイゴールド栗東・須貝尚介
大井渡邉和雄
→北海道・田中淳司
16戦0勝(引退・繁殖)
10番仔2013年リズムオブワールド黒鹿毛サクラオリオン 古谷剛彦
→谷岡真喜
川崎・山崎裕也
→大井・栗田裕光
→北海道・小国博行
27戦1勝(引退)

競走成績

年月日競馬場競走名頭数オッズ
(人気)
着順騎手斤量
(kg)
距離(馬場)タイム
(上り3F)
タイム
勝ち馬/(2着馬)
1994.12.4 中山 3歳新馬 16 1.9 (1人) 1着 小島太 53 芝1600m(良) 1:35.9 (37.3) -0.1 (ダイワリアル)
12.25 中山 ホープフルS OP 11 4.6 (2人) 6着 小島太 53 芝2000m(良) 2:03.3 (36.7) 1.0 マイネルブリッジ
1995.1.16 中山 黒竹賞 500万下 10 2.8 (2人) 3着 小島太 53 芝1600m(良) 1:35.6 (36.4) 0.4 エアジャスティス
2.11 東京 4歳500万下 10 1.9 (1人) 3着 小島太 53 ダ1600m(良) 1:41.7 (39.1) 0.8 ガルフパール
4.16 中山 山藤賞 500万下 11 5.0 (3人) 4着 小島太 53 芝1800m(稍) 1:50.9 (36.0) 0.9 フォルスモア
4.30 東京 4歳500万下 13 1.9 (1人) 2着 小島太 53 芝1400m(重) 1:23.1 (35.8) 0.2 ゲイリースマイリー
5.13 東京 夏木立賞 500万下 7 4.1 (2人) 2着 小島太 53 芝1800m(重) 1:51.2 (34.9) 0.2 フロインシャフト
6.3 東京 ロベリア賞 500万下 8 1.7 (1人) 5着 小島太 53 芝1800m(良) 1:49.4 (36.7) 0.6 ケニイサンタ
9.10 中山 4歳上500万下 11 2.1 (1人) 1着 小島太 53 芝1800m(良) 1:49.2 (35.4) -0.4 (トウショウロミオ)
10.1 中山 クイーンS GIII 17 13.1 (8人) 1着 小島太 54 芝2000m(良) 2:01.8 (37.1) -0.2 (アラマサキャップ)
11.12 京都 エリザベス女王杯 GI 18 26.5 (10人) 1着 小島太 55 芝2400m(良) 2:27.2 (34.7) -0.1 (ブライトサンディー)
12.17 阪神 阪神牝馬特別 GII 12 6.5 (2人) 11着 小島太 55 芝2000m(良) 2:01.6 (36.3) 1.3 サマニベッピン
1996.2.25 中山 中山牝馬S GIII 15 5.4 (4人) 9着 小島太 56.5 芝1800m(良) 1:48.9 (35.5) 0.7 プレイリークイーン
3.23 中山 韓国馬事会杯 OP 15 7.1 (4人) 2着 蛯名正義 55 芝1800m(良) 1:49.4 (35.9) 0.0 オースミタイクーン
4.7 中山 エイプリルS OP 12 1.7 (1人) 2着 M.ロバーツ 56 芝2000m(良) 2:00.2 (35.5) 0.2 フェアダンス
4.28 東京 メトロポリタンS OP 12 1.8 (1人) 6着 横山典弘 56 芝2300m(良) 2:20.2 (35.0) 0.5 プレイリークイーン
8.25 中山 新潟記念 GIII 11 4.4 (4人) 2着 蛯名正義 55 芝2000m(良) 2:02.4 (36.4) 0.3 トウカイタロー
10.13 東京 府中牝馬S GIII 14 4.0 (1人) 1着 蛯名正義 55 芝1800m(良) 1:46.0 (34.8) -0.3 (フェアダンス)

血統表

出典

外部リンク

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