ヒスパニア・F111
From Wikipedia, the free encyclopedia
|
| |||||||||||
| カテゴリー | F1 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| コンストラクター | HRT | ||||||||||
| デザイナー |
ジェフ・ウィリス (テクニカルディレクター) ポール・ホワイト (チーフデザイナー) | ||||||||||
| 先代 | ヒスパニア・F110 | ||||||||||
| 後継 | HRT・F112 | ||||||||||
| 主要諸元 | |||||||||||
| シャシー | カーボンファイバー&ハニカム・コンポジット製モノコック | ||||||||||
| エンジン | コスワース CA2011 2,400cc V型8気筒 自然吸気 + KERS MRエンジン | ||||||||||
| トランスミッション | ウィリアムズ製 7速 セミオートマティック | ||||||||||
| タイヤ | ピレリ | ||||||||||
| 主要成績 | |||||||||||
| ドライバー |
| ||||||||||
| 出走時期 | 2011年 | ||||||||||
| 通算獲得ポイント | 0 | ||||||||||
| 初戦 | 2011年オーストラリアGP | ||||||||||
| 最終戦 | 2011年ブラジルGP | ||||||||||
| |||||||||||
ヒスパニア・F111 はHRT F1チームが2011年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カー。2011年の開幕戦から最終戦まで使用された。
2011年シーズン
前年度に使用したF110はダラーラによる設計と製作であったが、チーム代表のコリン・コレスが独自設計のマシンも懇望していたため、ダラーラとの契約を解除して製作したチーム初の独自設計マシンである。マシンの設計はテクニカルディレクターのジェフ・ウィリスと、チーフデザイナーのポール・ホワイトによって行われる[1]。ギアボックスにウィリアムズ製のものを使用する[2]。
2011年1月25・26日に、マシン名が「F111」であり[3]、3月3日にバーレーン合同テストでシェイクダウンされることを発表した[4]。マシンのシェイクダウンは他のチームより遅れるが、これは、前年度にトヨタと提携してマシンを設計しようと試みたものの交渉が決裂するなどチーム側の幾つかの諸事情が重なったためでもある。2月8日には、インターネット上でF111の画像を公開した。ダニエル・サイモンがデザインしたマシンカラーリングはチェッカーフラッグをモチーフにした白と黒、これにアクセントとして赤に取り入れ、前年度のF110と比べて華やかな印象を与えている[5]。結局、リウッツィの起用アナウンスの際に、新マシンの発表は3月11日のカタロニア・サーキットでの最終合同テストに変更する事になった[6]。そして3月11日に「F111」が公開されたが、税関で一部部品が足止めを喰らい、合同テストでのシェイクダウンは不可能となった[7]。
開幕戦であるオーストラリアGPでのフリー走行が実質的なシェイクダウンとなった。予選では107%ルールを満たすことができず、決勝への出走は認められなかった[8]。第2戦マレーシアGPでは、107%ルールをクリアしたものの両ドライバーリタイア。第3戦中国GPではフロントウィングなどアップデートパーツを装着し、ヴァージン・MVR-02に肉薄するタイムを記録し若干のタイム向上を見せた。決勝ではダブル完走を果たし両者揃って初完走を遂げた。