フライヤー ALSV
From Wikipedia, the free encyclopedia
| フライヤー ALSV Flyer Advanced Light Strike Vehicle | |
|---|---|
|
フライヤー 72 (M1288 GMV 1.1) | |
| 種類 | 軽攻撃車両 |
| 原開発国 |
|
| 運用史 | |
| 配備期間 | 2013年 - |
| 配備先 | アメリカ特殊作戦軍、他 |
| 開発史 | |
| 開発者 |
ジェネラル・ダイナミクス フライヤー・ディフェンス |
| 製造業者 | ジェネラル・ダイナミクス |
| 製造数 |
M1288 GMV 1.1 – 1,297両[1] M1297 A-GMV - 300両 |
| 諸元 | |
| 重量 |
フライヤー60 — 4,500 lb (2,041 kg)[2] M1288 GMV 1.1 — 6,840 lb (3,103 kg) [1] |
| 全長 |
フライヤー60 — 180 in (4.57 m) フライヤー72 — 182 in (4.62 m) / 193 in (4.90 m) M1288 GMV 1.1 — 210 in (5.33 m) [4] |
| 全幅 |
フライヤー60 — 60 in (1.52 m) フライヤー72 — 72 in (1.83 m) |
| 要員数 |
フライヤー60 — 4名 フライヤー72 — 最大9名 |
|
| |
| エンジン | 1.95 L (119 cu in) Direct injection (Euro V) DOHC Turbodiesel / JP8 |
| 搭載容量 |
フライヤー60 — 3,500 lb (1,588 kg) フライヤー72 — 5,700 lb (2,585 kg) [3] M1288 GMV 1.1 — 4,360 lb (1,978 kg) M1297 A-GMV — 5,000 lb (2,268 kg) [5] |
| 地上高 | 17 in (43 cm) |
フライヤー ALSV (英語: Flyer Advanced Light Strike Vehicle[6]) は、アメリカ合衆国のジェネラル・ダイナミクス・オードナンス・アンド・タクティカル・システムズ (GD-OTS) が、アメリカ特殊作戦軍 (USSOCOM) のGMV(Ground Mobility Vehicle, 地上機動車両の意)バージョン1.1の開発プログラムに応じてフライヤー・ディフェンス LCCと共同開発した軽装甲/高機動の戦闘用軍用車両である。
フライヤーALSVは、GMV Ver1.1 開発プラグラムの要求仕様である、空輸可能で様々な用途に応じて構成を変更可能な軽量の戦闘車両として開発された。V-22 オスプレイ、CH-53E スーパースタリオン、CH-47 チヌーク、C-130 ハーキュリーズ、C-17 グローブマスターIII、C-5 ギャラクシーの機体内に搭載して輸送可能で、また、UH-60 ブラックホークで吊り下げ輸送が可能である。
フライヤーは様々な気象条件下において長距離かつオフロードの高速走行が可能である。また、任務に応じて、軽攻撃・救助・偵察・連絡・通信・修理など様々な車両構成に変更可能である。燃費は時速64kmで10.2km/L程度となっている。武装は車体上のリングマウントもしくは車体左右のハードポイントに搭載可能である[7][8]。装甲バージョンの車体では、最大レベル6の破片防御力を持つ[9]。
型式・派生型
- フライヤー 72
- 車体重量2,500kg、車体幅1.83m(72インチ)の基本型。前列3名 + 後列3名 + リアデッキ2名 + 機関銃手席1名の最大9名が搭乗可能で、運転席は前列の中央に位置する。
- アメリカ特殊作戦軍においてフライヤー72をベースとしたM1288 GMV 1.1が2013年に採用され、ハンヴィーをベースとした初期型GMVシリーズの後継車種となった[10]。
- また。M1288をベースとして更に改修された車両が、アメリカ陸軍軽歩兵旅団向けにM1297 A-GMVとして採用された[11][12][13]。
- 2023年末には、鉄の剣作戦中のイスラエル国防軍にベエリ (Be'eri) の名称で採用された[14][15]。名称は2023年10月7日のテロ攻撃で大規模な被害(べエリの虐殺)を受けたキブツ・ベエリに由来する。
- フライヤー 60
- アメリカ特殊作戦軍のV-22 ITV(Internally Transportable Vehicle)要求仕様に基づき、V-22 オスプレイでの空輸を可能とするため車体幅を1.52m(60インチ)に変更したバージョン[16]。前列2名+後列2名の4人乗りに変更されている。フライヤー72とはエンジン・変速機・サスペンション・電機システムなどを共有している[2]。
運用国

アメリカ合衆国
- アメリカ特殊作戦軍 - M1288 GMV 1.1 - 1300両
- アメリカ特殊作戦軍 - フライヤーII V-22 ITV - テスト中
- アメリカ陸軍 - M1297 A-GMV - 300両を納入済み
イギリス
- イギリス特殊部隊 (UKSF) - スパキャット ジャッカルの後継候補として1両を受領しテスト中[17]。