ポドフィロトキシン
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| 臨床データ | |
|---|---|
| 販売名 | Condylox,[1] Wartec, others |
| 別名 | (5R,5aR,8aR,9R)-9-hydroxy-5-(3,4,5-trimethoxyphenyl)-5,8,8a,9-tetrahydrofuro[3',4':6,7]naphtho[2,3-d] [1,3]dioxol-6(5aH)-one |
| AHFS/ Drugs.com | monograph |
| MedlinePlus | a684055 |
| 胎児危険度分類 |
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| ATCコード | |
| 法的地位 |
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| 薬物動態データ | |
| 消失半減期 | 1.0 ~ 4.5 時間 |
| 識別子 | |
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| CAS登録番号 | |
| PubChem CID | |
| DrugBank | |
| ChemSpider | |
| UNII | |
| KEGG | |
| ChEBI | |
| ChEMBL | |
| CompTox Dashboard (EPA) | |
| ECHA InfoCard | 100.007.502 |
| 化学的および物理的データ | |
| 化学式 | C22H22O8 |
| 分子量 | 414.410 g·mol−1 |
| 3D model (JSmol) | |
| 融点 | 183.3 - 184 °C (361.9 - 363.2 °F) |
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ポドフィロトキシン(podophyllotoxin, PPT、ポドフィロックス)は、ポドフィルム属植物の根および根茎に含まれる毒性リグナンである[2]。局所ゲル剤がコンジロックスの商品名で、一部のヒトパピローマウイルスが原因の外性器尖圭コンジローマの治療に用いられる。ポドフィロトキシンおよびその誘導体(エトポシド、テニポシド、エトポホス)は、瀉下薬、発疱薬、抗リウマチ薬、抗ウイルス薬、抗腫瘍剤と幅広く応用されている。これらの抗がん活性は精力的に研究されており、肺がん、リンパ腫、生殖器腫瘍などに対する治療に使用されている。
構造
ポドフィロトキシンは1880年に初めて単離された[5]。1930年代に構造が推定され[6]、1951年に構造決定された[4]。ポドフィロトキシンは4つの連続した不斉中心(C1 - C4)と、2つのほぼ平面的に縮合した環を有している。ポロドフィロトキシンの4つの末端はそれぞれ、ジオキソール、メトキシ基、ラクトン、2級アルコールで、酸素原子を有している[7]。
ポドフィロトキシン誘導体は、環の性質と1位から4位までの構造に多様性が持たされている。例えば、A環は細胞分裂阻害活性に必須ではない。C環の芳香族化は活性を低下させ、この理由についてはE環がアキシアル位に位置しなくなるためと推測される。さらに、2位と3位の立体配置は、シス-ラクトンよりもトランス-ラクトン(天然型)の方が活性が高い。1位の不斉も、E環がアキシアル位に位置することに重要である[7]。
生合成
ポドフィロトキシンの生合成経路については完全に明らかにされていないが、これまでの研究から、コニフェリルアルコールの一電子酸化剤[8]によるラジカル中間体の立体特異的二量化反応で (+)-ピノレシノールへ変換されることが共通の経路の出発点であることが示唆されている。ピノレシノールは続いてNADPH補酵素存在化、まずラリシレシノールに、最終的にセコイソラリシレシノールに還元される。セコイソラリシレシノールのラクトン化ではマタイレシノールが生成する。セコイソラリシレシノールは、適切なキノメタン中間体を経てヤテイン (yatein) に変換されると推測されており[8]、最終的にポドフィロトキシンが合成される。
