ミレットビール
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製造工程
アルコール醗酵を行う酵母は、雑穀に含まれるデンプンを利用できないため、まず雑穀を温水に浸して発芽させることによって、雑穀中の麦芽糖の含有量を増大させる。麦芽糖ならば酵母は利用できるからである。ただし、雑穀(種子)が発芽の際にデンプンを加水分解して麦芽糖にするのは、発芽に必要なエネルギーを得るためであり、このまま種子を成長させると麦芽糖は消費されてしまう。そこで発芽した雑穀は、それ以上の成長をとめるために乾燥させる。その後、粉砕して水と混ぜるが、この状態にしたものを、一般的なビールの製造工程でも作られる麦汁と同様にワートと呼ばれる。ワートに雑菌が繁殖するのを防止するために、これを加熱して沸騰させることによって殺菌し、それが充分に冷えたところに酵母を加えてアルコール醗酵を開始させることで製造される[4]。
