モズスーパーフレア

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欧字表記 Mozu Superflare[1]
香港表記 魔族閃焰
性別
モズスーパーフレア
2019年高松宮記念出走時
欧字表記 Mozu Superflare[1]
香港表記 魔族閃焰
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2015年4月1日(11歳)
抹消日 2021年12月15日[2]
Speightstown
Christies Treasure
母の父 Belong to Me
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Alpha Delta Stables LLC[1]
馬主 キャピタル・システム
調教師 音無秀孝栗東
調教助手 竹中理[3]
競走成績
生涯成績 29戦7勝
中央:27戦7勝
地方:2戦0勝
獲得賞金 4億429万9000円
中央:3億8629万9000円
地方:1800万円
勝ち鞍
GI高松宮記念2020年
GIIIオーシャンS2019年
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モズスーパーフレア(欧字名:Mozu Superflare2015年4月1日 - )は[1]アメリカ合衆国生産、日本調教の競走馬。主な勝ち鞍は2019年オーシャンステークスGIII)。2020年の高松宮記念GI)。

デビュー前

2015年4月1日にアメリカ合衆国で誕生。2016年9月のキーンランド1歳馬セールでキャピタル・システムによって12万5000ドルで落札され、日本へ輸入された[4]

2歳(2017年)

栗東音無秀孝厩舎に入厩。2017年8月19日の新馬戦小倉芝1200m)を松若風馬の鞍上で逃げ切ってデビュー勝ちを飾ると、2戦目の小倉2歳ステークスでも1番人気に推されたが、7着に敗れた。これより2歳時は勝利を挙げられなかった。

3歳(2018年)

2戦目以降はしばらく控える競馬が続き結果が出ず、5戦目以降は4戦目のつわぶき賞まで騎乗を続けた松若風馬の騎乗がなくなり、主戦騎手といえる騎手が定まらない状態となるも6戦目の2018年3月の萌黄賞にて初騎乗した中谷雄太は新馬戦の映像を見て「逃げた方がいい」と判断し、スピードで押し切る競馬に切り替えて2勝目を挙げた[5]。しかし次走のファルコンステークスでは結果を残せず、当競走を最後に中谷の騎乗はなくなった。その後、6月の函館では北村友一との初コンビで3勝目を挙げ、続く函館日刊スポーツ杯(1600万下)では控える競馬で11着に大敗するも、9月には武豊との初コンビでセプテンバーステークス(1600万下)を3馬身半差で圧勝しオープン入り[6]、ここまでの4勝は全て異なる騎手が挙げたことになる。 オープン入り後の2戦は北村友一の鞍上により3着・2着と惜敗を続けこの年を終えた。

4歳(2019年)

古馬初戦のカーバンクルステークスでは武豊の鞍上単勝1.8倍の支持を集め、前半3ハロンを32秒8で飛ばして逃げ切り、オープン昇格後3戦目で初勝利。続くオーシャンステークスでは武豊が同日のチューリップ賞シェーングランツに騎乗するため、クリストフ・ルメールと初コンビを組んだ[7]。前走5キロの斤量差があったナックビーナスと同斤量になったことで人気を分け合うかたちとなったが、前半の3ハロンを32秒3という驚異的なペースで逃げ、そのままゴールまで押し切って初の重賞勝ちを飾った[8]。次走の高松宮記念も武豊の鞍上で出走。重賞連勝中のダノンスマッシュに次ぐ2番人気に推されたが、いつものダッシュが見られず、直線では大きく後退して15着と惨敗を喫した。音無師は「本調子ではなかった。本来なら、きょうみたいな走りにはならないから。ローテーションもあっただろうし、調教もやり過ぎたかも」と語った[9]

高松宮記念以来5ヶ月ぶりの実戦となった北九州記念ではデビューから4戦目まで鞍上を務めた松若風馬の久々の騎乗にて前走比プラス26キロの馬体重で出走。これまでとは異なり3番手に控える競馬を選択したが、ラストは甘くなり4着に終わった[10]。しかし、当競走以降、松若が主戦騎手となり引退までの14戦中12戦で鞍上を務める騎乗することとなった。実績のある中山コースに戻るスプリンターズステークスではダノンスマッシュタワーオブロンドンに次ぐ3番人気に支持される。前走の敗因は控えたことにあると考えた音無師は松若風馬に逃げ戦法を厳命[11]。その指示通り、前半3ハロンを32秒8のペースで逃げ、直線でも粘り込みを図ったが、外から強襲したタワーオブロンドンに半馬身交わされて2着となった[12]

次走に選択した京阪杯では松山弘平が騎乗。楽な形でハナを切る事ができたうえ、前半34秒台で脚を溜められたが、4コーナーに入っても行き脚がつかず、直線で早々と各馬に交わされ8着に敗退した[13]

5歳(2020年)

5歳初戦は鞍上を松若風馬に戻し、シルクロードステークスに出走したが4着。続く同年の高松宮記念は9番人気と前年の同競走より大きく人気は落としたが、スムーズにハナを切ると、直線でも脚が衰えることなく、クリノガウディーの1頭には差し切られたものの、グランアレグリアやタワーオブロンドンといった有力馬を抑え、2位で入線した。しかし、レース後の審議の結果クリノガウディーが4位に降着となった為、本馬が繰り上がりで優勝となり鞍上の松若風馬と共にGI初制覇となった[14]

昨年2着のスプリンターズステークスを目指し、前哨戦として前年と同じく北九州記念に出走。敢えてハンデ戦の北九州記念を選択したことについて、音無調教師は「レース間隔を考えてここからのスタートにしました」とコメントしている[15]。56.5kgの重いハンデながら1番人気に推された同馬は、好スタートからすんなりハナを奪い自分の形に持ち込んだが、粘りきれず最後はレッドアンシェルに差されて2着となった[16]。レース後、鞍上の松若は「久々の分でしょう。叩いて良くなると思います」とコメントした[16]

本番のスプリンターズステークスはグランアレグリアに次ぐ2番人気で出走、好スタートを切りハナに立つが、ビアンフェにマークされ前半3ハロンが32秒8というハイペースで逃げるも力尽き10着。春秋スプリント制覇とはならなかった[17]。次走は初めてのダート戦となるJBCスプリントを選択、初ダートながら先手を取ると4着に入線し適性は示した。

6歳(2021年)

6歳初戦はシルクロードステークスを選択、鞍上は久々の北村友一でハンデ56.5㎏ながら1番人気に推されるが、直線バテてしまい、ブービーの17着と大敗する。鞍上を松若風馬に戻し連覇を狙った高松宮記念はマイペースで逃げるが、外から交わされ5着。連覇とはならなかった。5か月の休み明け、前年と同じく北九州記念に出走し、先手を取るが最後はヨカヨカファストフォースに交わされ3着に敗れた。続くスプリンターズステークスは大外枠からスタートを決め、先手を取ったものの、直線で後続に交わされ5着に敗れた。その後、1年ぶりのダート戦となったJBCスプリントでは道中軽快に逃げ、最後の直線でレッドルゼルサンライズノヴァに交わされるも3着と粘った。そして引退レースとなったカペラステークスに1番人気で出走、大外枠からハナを奪い逃げるも直線で一杯になり4着に敗れた[18]。12月15日付で競走馬登録を抹消、引退後は北海道浦河町谷川牧場繁殖牝馬となる[2]

競走成績

以下の内容は、netkeiba.comの情報[19]に基づく。

競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上がり3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
備考
2017.8.19 小倉 2歳新馬 芝1200m(良) 13 7 11 1.7(1人) 1着 1:08.5(34.5) -0.1 松若風馬 54 (ジャスパープリンス) 470
9.3 小倉 小倉2歳S GIII 芝1200m(良) 18 6 11 2.8(1人) 7着 1:09.4(36.1) 0.3 松若風馬 54 アサクサゲンキ 472
11.3 京都 ファンタジーS GIII 芝1400m(良) 13 3 3 10.6(7人) 5着 1:23.2(34.8) 0.3 松若風馬 54 ベルーガ 472
12.16 中京 つわぶき賞 500万下 芝1400m(良) 16 5 10 5.6(2人) 8着 1.23.4(34.5) 0.6 松若風馬 54 アンコールプリュ 472
2018.1.14 京都 紅梅S OP 芝1400m(良) 9 5 5 17.6(6人) 6着 1.23.5(35.7) 0.8 和田竜二 54 モルトアレグロ 466
3.4 小倉 萌黄賞 500万下 芝1200m(良) 18 4 8 5.5(4人) 1着 1:08.3(35.4) -0.2 中谷雄太 54 (トゥラヴェスーラ) 482
3.17 中京 ファルコンS GIII 芝1400m(良) 16 1 2 36.2(9人) 5着 1:22.4(35.8) 0.3 中谷雄太 54 ミスターメロディ 478
6.16 函館 HTB杯 1000万下 芝1200m(良) 16 8 16 6.3(2人) 1着 1:07.9(34.9) -0.1 北村友一 52 (ディバインコード) 474
7.21 函館 函館日刊スポーツ杯 1600万下 芝1200m(良) 16 7 14 4.4(2人) 11着 1:09.4(34.8) 1.0 丸山元気 52 ダノンスマッシュ 472
9.22 中山 セプテンバーS 1600万下 芝1200m(稍) 16 6 12 3.8(2人) 1着 1:07.0(33.8) -0.6 武豊 52 (アドマイヤナイト) 472
10.7 京都 オパールS OP 芝1200m(良) 18 4 8 3.0(1人) 3着 1:08.5(35.1) 0.3 北村友一 51 アンヴァル 468
12.2 中山 ラピスラズリS OP 芝1200m(良) 11 8 11 1.8(1人) 2着 1:08.1(34.1) 0.0 北村友一 53 ダイメイフジ 480
2019.1.5 中山 カーバンクルS OP 芝1200m(良) 16 6 12 1.7(1人) 1着 1:07.0(34.2) -0.2 武豊 53 ナックビーナス 488
3.2 中山 オーシャンS GIII 芝1200m(良) 16 7 14 3.1(1人) 1着 1:07.1(34.8) -0.2 C.ルメール 54 (ナックビーナス) 486
3.24 中京 高松宮記念 GI 芝1200m(良) 18 7 15 4.1(2人) 15着 1:09.0(35.8) 1.7 武豊 55 ミスターメロディ 480
8.18 小倉 北九州記念 GIII 芝1200m(良) 18 7 13 5.4(2人) 4着 1:08.5(35.6) 0.3 松若風馬 55 ダイメイプリンセス 506
9.29 中山 スプリンターズS GI 芝1200m(良) 16 4 7 6.2(3人) 2着 1:07.2(34.4) 0.1 松若風馬 55 タワーオブロンドン 502
11.24 京都 京阪杯 GIII 芝1200m(良) 18 7 14 2.7(1人) 8着 1:09.6(35.4) 0.8 松山弘平 56 ライトオンキュー 500
2020.2.2 京都 シルクロードS GIII 芝1200m(良) 18 2 3 5.1(2人) 4着 1.09.2(35.3) 0.2 松若風馬 56 アウィルアウェイ 494
3.29 中京 高松宮記念 GI 芝1200m(重) 18 8 16 32.3(9人) 1着 1:08.7(34.5) -0.0 松若風馬 55 グランアレグリア 494 [注 1]
8.23 小倉 北九州記念 GIII 芝1200m(稍) 18 5 10 3.9(1人) 2着 1:08.1(35.7) 0.3 松若風馬 56.5 レッドアンシェル 508
10.4 中山 スプリンターズS GI 芝1200m(良) 16 1 2 3.9(2人) 10着 1:09.3(36.5) 1.0 松若風馬 55 グランアレグリア 502
11.3 大井 JBCスプリント JpnI ダ1200m(稍) 16 1 2 5.9(4人) 4着 1:11.2(37.8) 0.5 松若風馬 55 サブノジュニア 495
2021.1.31 中京 シルクロードS GIII 芝1200m(良) 18 7 15 4.1(1人) 17着 1:09.7(36.0) 1.4 北村友一 56.5 シヴァージ 500
3.28 中京 高松宮記念 GI 芝1200m(重) 18 2 4 13.5(6人) 5着 1:09.5(35.4) 0.3 松若風馬 55 ダノンスマッシュ 498
8.22 小倉 北九州記念 GIII 芝1200m(稍) 18 6 12 5.8(2人) 3着 1:08.4(35.2) 0.2 松若風馬 56.5 ヨカヨカ 504
10.3 中山 スプリンターズS GI 芝1200m(良) 16 8 16 15.3(5人) 5着 1:07.8(34.5) 0.7 松若風馬 55 ピクシーナイト 504
11.3 金沢 JBCスプリント JpnI ダ1400m(良) 12 6 7 9.0(4人) 3着 1:25.3(36.7) 0.7 松若風馬 55 レッドルゼル 506
12.12 中山 カペラS GIII ダ1200m(良) 16 8 16 3.9(1人) 4着 1:10.0(37.2) 0.5 松若風馬 56 ダンシングプリンス 494

繁殖成績

馬名 生年 毛色 馬主 厩舎 戦績
初仔 モズエムブイピー 2023年 鹿毛 グランプリボス (株)キャピタル・システム 栗東・矢作芳人 (デビュー前)
2番仔 モズデキマリ 2024年 栗毛 モズアスコット (デビュー前)
3番仔 モズスーパーフレアの2025 2025年 栗毛
  • 2026年1月10日現在

血統表

出典

参考文献

外部リンク

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