ファインニードル
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| ファインニードル | |||||||||||||||
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2018年高松宮記念 | |||||||||||||||
| 欧字表記 | Fine Needle[1] | ||||||||||||||
| 香港表記 | 鐵杵成針[2] | ||||||||||||||
| 品種 | サラブレッド[3] | ||||||||||||||
| 性別 | 牡[3] | ||||||||||||||
| 毛色 | 鹿毛[3] | ||||||||||||||
| 生誕 | 2013年4月26日(13歳)[3] | ||||||||||||||
| 抹消日 | 2019年1月9日[4] | ||||||||||||||
| 父 | アドマイヤムーン[3] | ||||||||||||||
| 母 | ニードルクラフト[3] | ||||||||||||||
| 母の父 | Mark of Esteem[3] | ||||||||||||||
| 生国 |
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| 生産者 | ダーレー・ジャパン・ファーム[3] | ||||||||||||||
| 馬主 |
H.H.シェイク・モハメド →ゴドルフィン[3] | ||||||||||||||
| 調教師 | 高橋義忠(栗東)[3] | ||||||||||||||
| 厩務員 | 新村伸治[5] | ||||||||||||||
| 競走成績 | |||||||||||||||
| タイトル | JRA賞最優秀短距離馬(2018年)[3] | ||||||||||||||
| 生涯成績 |
28戦10勝[3] 中央:26戦10勝 海外:2戦0勝 | ||||||||||||||
| 獲得賞金 |
4億9141万3600円[4] 中央:4億7827万6000円[3] 香港:91万2000香港ドル[6] | ||||||||||||||
| WBRR | S116 / 2018年[7] | ||||||||||||||
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ファインニードル(欧字名:Fine Needle、2013年4月26日 - )は、日本の競走馬・種牡馬[3]。主な勝ち鞍は2018年の高松宮記念、スプリンターズステークス。
馬名の意味は、細針[4]。史上5頭目の春秋スプリントGI連覇を果たし、この年のJRA賞最優秀短距離馬に選出された。
2歳(2015年)
2015年9月19日に行われた阪神競馬場の新馬戦で、藤岡康太を鞍上に迎えてデビューするも、4着に敗れる。続く10月の未勝利戦を経て、11月の未勝利戦で初勝利を挙げる。12月の2歳500万下では短期免許を取得して来日中だったアンドレア・アッゼニに乗り替わり、2着に敗れる。
3歳(2016年)
明け3歳初戦となったシンザン記念は道中3番手で脚を溜めるも直線で伸びを欠いて10着と大敗すると、その後しばらくは勝ち切れないレースが続いた。5月22日京都芝1200mの3歳500万下では好位追走から直線で抜け出すと後続に3馬身半差をつけ快勝する。9月の札幌スポニチ賞9着を挟んで、10月1日に行われた芦屋川特別は4番手追走からしぶとく脚を伸ばして3勝目をマークする。12月には1600万下特別を3戦するが未勝利に終わった。
4歳(2017年)
4歳初戦となった山城ステークスは道中2番手でレースを進めたが逃げ粘るウインムートを最後まで捕え切れず2着に敗れる。続くアクアマリンステークスは4・5番手追走から直線で先頭に立つと最後はレーヴムーンとブレイズエターナルの追撃を振り切り4勝目をマークしてオープン入りを果たす。この後、鞍馬ステークス4着、安土城ステークス7着と2連敗して準オープンに降格する。6月17日に行われた水無月ステークスでは3番手のインで脚を溜め、直線で抜け出すと最後は後続に1馬身1/4差をつけ快勝し再度オープン入りとなる。久々の重賞挑戦となった北九州記念では1番人気に支持され、レースでは中団から脚を運んだが直線で伸び切れず5着に惜敗。9月10日のセントウルステークスでは道中好位集団に位置し、直線で抜け出すと最後は馬群のインから脚を伸ばしてきたラインミーティアに1馬身1/4差をつけ重賞初制覇を果たした[8]。そしてGI初出走となった10月1日のスプリンターズステークスでは12着と惨敗し、その後休養に入った。
5歳(2018年)
川田将雅騎手と久々のコンビ結成となった初戦のシルクロードステークスでは道中好位追走から直線で鮮やかに抜け出して重賞2勝目を挙げる[9]。迎えた高松宮記念は中団に控え、直線で外から脚を伸ばすと早めに抜け出したレッツゴードンキをゴール前ハナ差でかわしてGI初制覇を果たした[10]。またこの勝利がゴドルフィンにとっての日本におけるGI初制覇となった[11]。次走には香港のチェアマンズスプリントプライズが選ばれた。主戦の川田騎手に先約があったためトミー・ベリー騎手が起用されたが香港勢の壁は厚く4着に敗れた。
その後は休養に入りセントウルステークスから始動。手綱が川田騎手に戻ったここでは重馬場をものともせずに危うげなく抜け出し快勝、連覇を果たした[12]。1番人気に推された本番のスプリンターズステークスでは中団からレースを進め、直線抜け出しにかかったラブカンプーをゴール寸前で差し切り、スプリントGI連覇を成し遂げた[13]。
香港スプリントではゲートで長時間待たされた影響もあり、8着に敗れる。年が明けた2019年1月8日、高橋義忠調教師により現役引退を発表。翌9日付で競走馬登録を抹消[4]、引退後はダーレー・ジャパン・スタリオン・コンプレックスで種牡馬入りする[14]。
- 2017年セントウルS
- 2018年シルクロードS
- 2018年高松宮記念
- 2018年セントウルS
競走成績
以下の内容は、netkeiba.com[15]およびJBISサーチ[16]に基づく。
| 競走日 | 競馬場 | 競走名 | 格 | 距離 (馬場) | 頭 数 | 枠 番 | 馬 番 | オッズ (人気) | 着順 | タイム (上り3F) | 着差 | 騎手 | 斤量 [kg] | 1着馬(2着馬) | 馬体重 [kg] |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2015.9.19 | 阪神 | 2歳新馬 | 芝1400m(良) | 14 | 4 | 5 | 5.2(3人) | 4着 | 1:23.3(34.7) | 0.4 | 藤岡康太 | 54 | ピュアコンチェルト | 464 | |
| 10.11 | 京都 | 2歳未勝利 | 芝1400m(良) | 16 | 2 | 3 | 6.6(4人) | 3着 | 1:22.3(35.0) | 0.1 | 藤岡康太 | 55 | ビナイーグル | 460 | |
| 11.28 | 京都 | 2歳未勝利 | 芝1400m(良) | 15 | 4 | 6 | 4.3(2人) | 1着 | 1:21.8(34.8) | -0.0 | 藤岡康太 | 55 | (スペードクイーン) | 466 | |
| 12.20 | 阪神 | 2歳500万下 | 芝1200m(良) | 12 | 2 | 2 | 3.4(2人) | 2着 | 1:09.6(34.7) | 0.2 | A.アッゼニ | 55 | シゲルノコギリザメ | 458 | |
| 2016.1.10 | 京都 | シンザン記念 | GIII | 芝1600m(良) | 18 | 6 | 11 | 118.7(13人) | 10着 | 1:34.8(36.0) | 0.7 | F.ヴェロン | 56 | ロジクライ | 464 |
| 3.5 | 阪神 | 3歳500万下 | 芝1400m(良) | 9 | 8 | 9 | 4.3(2人) | 4着 | 1:21.6(35.1) | 0.2 | F.ヴェロン | 56 | ルグランフリソン | 472 | |
| 3.19 | 阪神 | 3歳500万下 | 芝1400m(重) | 16 | 8 | 15 | 5.7(3人) | 4着 | 1:23.0(36.9) | 0.4 | 川田将雅 | 56 | キアロスクーロ | 470 | |
| 5.8 | 京都 | 3歳500万下 | 芝1400m(良) | 14 | 3 | 4 | 2.1(1人) | 3着 | 1:21.9(33.9) | 0.0 | 川田将雅 | 56 | ウェーブヒーロー | 466 | |
| 5.22 | 京都 | 3歳500万下 | 芝1200m(良) | 16 | 1 | 1 | 1.8(1人) | 1着 | 1:08.6(33.9) | -0.6 | 浜中俊 | 56 | (オフクヒメ) | 468 | |
| 9.3 | 札幌 | 札幌スポニチ賞 | 1000万下 | 芝1200m(良) | 16 | 1 | 1 | 5.3(3人) | 9着 | 1:10.0(34.7) | 0.6 | 浜中俊 | 55 | イッテツ | 470 |
| 10.1 | 阪神 | 芦屋川特別 | 1000万下 | 芝1200m(稍) | 16 | 5 | 9 | 5.1(2人) | 1着 | 1:08.8(34.0) | -0.2 | 浜中俊 | 55 | (グレイトチャーター) | 460 |
| 12.4 | 中京 | 浜松S | 1600万下 | 芝1200m(良) | 18 | 7 | 14 | 4.4(2人) | 10着 | 1:08.5(33.6) | 0.6 | M.デムーロ | 55 | トウショウピスト | 470 |
| 12.18 | 中山 | 南総S | 1600万下 | 芝1200m(良) | 16 | 1 | 1 | 10.6(3人) | 11着 | 1:09.3(35.1) | 0.4 | 蛯名正義 | 55 | トウカイセンス | 466 |
| 12.23 | 阪神 | 六甲アイランドS | 1600万下 | 芝1400m(重) | 18 | 5 | 9 | 44.4(12人) | 4着 | 1:22.4(36.3) | 0.0 | A.アッゼニ | 56 | スナッチマインド | 468 |
| 2017.2.5 | 京都 | 山城S | 1600万下 | 芝1200m(重) | 14 | 7 | 11 | 3.7(2人) | 2着 | 1:10.3(35.4) | 0.3 | 浜中俊 | 56 | ウインムート | 480 |
| 2.25 | 中山 | アクアマリンS | 1600万下 | 芝1200m(良) | 16 | 6 | 11 | 3.8(1人) | 1着 | 1:08.5(34.5) | -0.0 | S.フォーリー | 56 | (レーヴムーン) | 470 |
| 5.7 | 京都 | 鞍馬S | OP | 芝1200m(良) | 18 | 2 | 3 | 11.8(6人) | 4着 | 1:07.6(33.9) | 0.3 | 幸英明 | 56 | キングハート | 470 |
| 5.28 | 京都 | 安土城S | OP | 芝1400m(良) | 16 | 3 | 5 | 7.8(4人) | 7着 | 1:20.4(35.0) | 0.6 | 藤岡康太 | 55 | シャイニングレイ | 468 |
| 6.17 | 阪神 | 水無月S | 1600万下 | 芝1200m(良) | 13 | 2 | 2 | 2.1(1人) | 1着 | 1:07.1(33.7) | -0.2 | M.デムーロ | 57.5 | (アドマイヤナイト) | 464 |
| 8.20 | 小倉 | 北九州記念 | GIII | 芝1200m(良) | 18 | 4 | 8 | 3.5(1人) | 5着 | 1:07.7(34.5) | 0.2 | M.デムーロ | 55 | ダイアナヘイロー | 466 |
| 9.10 | 阪神 | セントウルS | GII | 芝1200m(良) | 14 | 5 | 7 | 3.1(1人) | 1着 | 1:07.5(33.4) | -0.2 | M.デムーロ | 56 | (ラインミーティア) | 464 |
| 10.1 | 中山 | スプリンターズS | GI | 芝1200m(良) | 16 | 7 | 13 | 14.1(6人) | 12着 | 1:08.3(34.1) | 0.7 | 内田博幸 | 57 | レッドファルクス | 470 |
| 2018.1.28 | 京都 | シルクロードS | GIII | 芝1200m(良) | 18 | 1 | 1 | 7.7(4人) | 1着 | 1:08.3(33.9) | -0.3 | 川田将雅 | 57 | (セイウンコウセイ) | 488 |
| 3.25 | 中京 | 高松宮記念 | GI | 芝1200m(良) | 18 | 5 | 9 | 5.5(2人) | 1着 | 1:08.5(34.5) | -0.0 | 川田将雅 | 57 | (レッツゴードンキ) | 480 |
| 4.29 | 沙田 | チェアマンズSP | G1 | 芝1200m(良) | 9 | 4 | 7 | 28.0(6人) | 4着 | 1:09.28 | 0.65 | T.ベリー | 57 | Ivictory | 計不 |
| 9.9 | 阪神 | セントウルS | GII | 芝1200m(重) | 15 | 8 | 14 | 3.4(1人) | 1着 | 1:08.8(34.6) | -0.2 | 川田将雅 | 58 | (ラブカンプー) | 470 |
| 9.30 | 中山 | スプリンターズS | GI | 芝1200m(稍) | 16 | 4 | 8 | 2.8(1人) | 1着 | 1:08.3(34.5) | -0.0 | 川田将雅 | 57 | (ラブカンプー) | 470 |
| 12.9 | 沙田 | 香港スプリント | G1 | 芝1200m(良) | 11 | 12 | 6 | 31.0(7人) | 8着 | 1:09.48 | 0.63 | 川田将雅 | 57 | Mr.Stunning | 計不 |
種牡馬成績
2022年7月2日小倉1Rをウメムスビが勝利して、産駒の初勝利を挙げた[17]。
2023年11月4日、カルチャーデイがファンタジーステークスを制覇。産駒の重賞初勝利となった。15番人気という伏兵扱いであったが、見事な勝利を飾った。
2025年2月2日、エイシンフェンサーがシルクロードステークスを制覇。産駒の古馬重賞初勝利を果たす。鞍上を務めた川又賢治騎手は重賞初制覇。また、当競走はファインニードル自身も制しているため、親子制覇となる。
主な産駒
グレード制重賞優勝馬
- 2020年産
- エイシンフェンサー(2025年シルクロードステークス)
- 2021年産
- カルチャーデイ(2023年ファンタジーステークス)[18]
- フィオライア(2026年シルクロードステークス)
- 2022年産
- 2023年産