モプティ州
マリの州
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歴史
モプティ州のある地域は1820年にマシーナ帝国の支配下に入り、その後トゥクロール帝国の版図に加えられた。19世紀末にはフランス領となった。1960年6月7日、モプティ州が創設された[3]。2023年2月22日、州東部のドゥエンツァ圏がドゥエンツァ州として、バンディアガラ圏とコロ圏とバンカス圏がバンディアガラ州として分離し、面積が縮小した[4]。
この地域は2012年以来マリ北部紛争に巻き込まれ、「マシナ解放戦線」を含むさまざまな集団が活動する[5]。2016年から2017年にかけてドゴン族の民兵組織「ダ・ナ・アンバサゴウ」(フランス語: Da Na Ambassagou)がドゴン高原地域を占拠した。
地理

マリ中央部に位置し、北をトンブクトゥ州、東をドゥエンツァ州とバンディアガラ州、南をサン州、西をセグー州と接する。 ニジェール川が州の中央部を貫流しており、最大の支流であるバニ川(Bani)が州都モプティでニジェール川と合流する。セグーとクリコロの地域とともに州中央部は広大な内陸デルタ地帯となっている[6][7]。気候的には、モプティ州は全域がサヘルに属する。
2023年以前はブルキナファソと国境を接し、バンディアガラの断崖やバンカスの平原(Bankass、マリ最高峰である標高1153mのオンボリ山を擁していたが、それぞれドゥエンツァ州とバンディアガラ州に移管された。
2023年以前はモプティ地域には7ヵ所に密林があり、総面積は8646 ha[8]。また自然保護区としてはニジェール川沿いのグルマ・マリにドゥエンツァ・ゾウ特別保護区、加えてラムサール条約登録湿地としてワラド・デボとセリ平原の2ヵ所があった[8]。
主要都市はモプティに加えてセヴァレ、ジェンネ、ユーワルー。
住民
文化
交通機関
産業
行政区画

2023年2月以降、モプティ州は8つの圏(Circle)に分かれている[4]。圏の下は34郡[4]、50コミューン、785村・フラクスィオン・カルティエの順に細分化されている[13]。
- モプティ圏(Mopti)
- ジェンネ圏(Djenné)
- テネンクー圏(Ténenkou)
- ユーワルー圏(Youwarou)
- コンナ圏(Konna)
- コリヤンゼ圏(Korientzé)
- ソファラ圏(Sofara)
- トゴレ=クンベ圏(Toguéré-Coumbé)
2023年以前は以下の8圏に分かれていた。
- バンディアガラ圏 --- バンディアガラ
- バンカス圏 --- バンカス
- ジェンネ圏 --- ジェンネ
- ドゥエンツァ圏 --- ドゥエンツァ、オンボリ
- コロ圏 --- コロ
- モプティ圏 --- モプティ、セーヴァレー、コンナ
- テネンクー圏 --- テネンクー
- ユーワルー圏 --- ユーワルー
分散型協定
州政府はフランス本土のイル=エ=ヴィレーヌ県議会と1984以来、行政に関する提携関係を維持してきた。サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏(フランス)とは2005に分散型提携協定を取り交わし、その一環の協力事業として「ロワール川-ニジェール川プロジェクト」を立ち上げた。
