ユーセイフェアリー

From Wikipedia, the free encyclopedia

欧字表記 Yusei Fairy[1]
性別 [1]
ユーセイフェアリー
欧字表記 Yusei Fairy[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 芦毛[1]
生誕 1987年3月23日[1]
死没 2016年8月31日(29歳没)
アズマハンター[1]
タイシンリリイ[1]
母の父 ラディガ[1]
生国 日本の旗 日本北海道静内町[1]
生産者 東牧場[1]
馬主 (有)アサヒクラブ[1]
調教師 日迫良一栗東[1]
競走成績
生涯成績 34戦5勝[1]
獲得賞金 1億8302万2000円[1]
勝ち鞍
GIII阪神牝馬特別1992年
テンプレートを表示

ユーセイフェアリー(欧字名:Yusei Fairy1987年3月23日 - 2016年8月31日)は、日本競走馬繁殖牝馬[1]。主な勝ち鞍に1992年阪神牝馬特別

半弟1993年皐月賞勝ち馬のナリタタイシンがいる。

競走馬時代

本馬は抽せん馬として有限会社アサヒクラブ、栗東トレーニングセンターの日迫良一厩舎に振り分けられ、3歳となった1989年9月にデビュー。初戦は3着に敗れた。4戦目、3歳未勝利を後続に5馬身差をつけて快勝し、初勝利を挙げる。4歳になり、善戦するも勝ちきれない競馬が続いたが、5月の4歳500万下を勝利し2勝目。次走は中日スポーツ賞4歳ステークスで重賞初出走となったが12着に終わった。4歳秋、保津峡特別で3勝目を挙げ、11月には牝馬三冠最終戦・エリザベス女王杯内田浩一騎乗で参戦し、5着に入った。次走、ゴールデンホィップトロフィーを4馬身差で制し、オープンに昇級し、年末の阪神牝馬特別で3着。年をまたいで1991年1月に京都牝馬特別(GIII)でダイイチルビーに次ぐ2着となるなど、重賞戦線で活躍した。

1992年、6歳となったユーセイフェアリーは、の京都牝馬特別で3着、3月の中山牝馬ステークスではスカーレットブーケに次ぐ2着となるなど重賞で好走するが、春以降は掲示板に載れない競走が続き、勝利からは2年間遠ざかっていた。夏休みを挟んだ秋、10月のスワンステークス8着、11月のマイルチャンピオンシップ12着と走ったところで体調が一変して良化した。

12月20日、阪神牝馬特別に出走。牝馬限定のハンデキャップ競走である本競走では斤量53キログラムが課され、騎手には4歳以来となる千田輝彦が起用された。エルカーサリバーシスタートウショウなどが上位人気に推され、ユーセイフェアリーは16頭立て最下位の16番人気に過ぎなかった。雨が降りしきる中の発走となり、日迫は、千田に積極的に先行するよう指示した。

レースでは各馬は荒れた馬場を避けてしきりに外側へ進路を求めていたが、日迫の指示通りに先行策を取ったユーセイフェアリーはただ1頭最内を走り続け、先頭を奪取した。直線では外からエルカーサリバーに迫られ、横並びで決勝線に到達したが、クビ差先着し、重賞初勝利を挙げた[2]。最低人気による優勝で、単勝式6780円の高配当であった。なお、阪神牝馬特別の1週間後のラジオたんぱ杯3歳ステークスで半弟のナリタタイシンが優勝し、姉弟による2週連続重賞優勝を果たしている。

ユーセイフェアリーは阪神牝馬特別優勝の後は3戦したが未勝利に終わり、7歳春で競走馬を引退して繁殖牝馬となった。

引退後

繁殖牝馬時代は北海道新冠町の朝日ファームに繋養されて7頭の仔を産み、2004年11月22日付で用途変更となり繁殖を引退した。同12月から、新冠町の小松隆弘牧場で引退名馬として余生を過ごし、2016年8月31日に老衰で死亡した[3]

競走成績

競走日競馬場競走名距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順タイム
(上り)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
1989.9.9 阪神 3歳新馬 芝1200m(良) 7 7 7 48.2(7人) 3着 1:13.0(48.5) 1.4 千田輝彦 51 コスモサリー 418
9.23 阪神 3歳未勝利 ダ1200m(重) 11 6 6 27.3(9人) 5着 1:15.0(51.0) 2.3 千田輝彦 51 ホシビーブ 418
10.21 京都 3歳未勝利 芝1200m(良) 9 8 8 11.3(4人) 2着 1:12.1(47.7) 0.4 千田輝彦 51 ホシプロージット 414
11.4 京都 3歳未勝利 芝1600m(良) 9 6 6 3.2(3人) 1着 1:37.7(49.1) -0.8 千田輝彦 51 (メイトウアンバー) 408
11.23 京都 3歳抽せん馬特別 400万下 芝1600m(良) 8 2 2 41.6(7人) 3着 1:37.7(47.8) 0.1 千田輝彦 54 ヘイセーテリオス 402
1990.1.15 京都 若菜賞 500万下 芝1400m(良) 14 8 14 31.4(8人) 5着 1:24.0(37.4) 0.7 千田輝彦 53 アグネスフローラ 400
2.24 阪神 4歳抽せん馬特別 500万下 芝1400m(重) 12 4 4 3.0(2人) 2着 1:25.9(50.3) 0.1 村本善之 53 ハリケンローズ 398
3.24 阪神 アネモネ賞 500万下 芝1600m(良) 11 4 4 21.7(6人) 4着 1:37.3(49.7) 0.7 本田優 53 ダイイチルビー 410
4.15 中山 4歳500万下 芝1600m(良) 11 8 11 6.1(3人) 4着 1:36.2(37.2) 0.4 村本善之 53 サクラスズカオー 406
4.29 東京 4歳500万下 芝1800m(良) 12 3 3 14.9(7人) 3着 1:48.7(36.1) 0.2 千田輝彦 52 ラビリンス 408
5.27 東京 4歳500万下 芝1400m(良) 11 7 8 2.0(1人) 1着 1:22.4(35.5) -0.4 大崎昭一 53 (メグロクラマ) 410
7.1 中京 中スポ賞4歳S GIII 芝1800m(不) 12 8 11 25.9(8人) 12着 1:50.8(38.6) 2.3 内田浩一 52 ロングアーチ 404
10.7 京都 保津峡特別 900万下 芝1600m(稍) 9 8 8 10.0(6人) 1着 1:34.3(46.9) -0.2 村本善之 53 (ワンダーアティナ) 412
11.11 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2400m(良) 18 1 1 19.6(13人) 5着 2:26.4(48.0) 0.9 内田浩一 55 キョウエイタップ 414
12.2 京都 ゴールデンホィップT 1500万下 芝2000m(良) 12 4 4 3.6(1人) 1着 2:00.7(47.1) -0.7 P.エデリー 54 (グレンチェスト) 410
12.16 京都 阪神牝馬特別 GIII 芝2000m(良) 13 1 1 5.1(2人) 3着 2:00.4(47.1) 0.2 村本善之 52 メインキャスター 412
1991.1.27 京都 京都牝馬特別 GIII 芝1600m(良) 16 4 8 12.8(5人) 2着 1:34.9(46.5) 0.1 村本善之 52 ダイイチルビー 412
2.24 中山 中山牝馬S GIII 芝1800m(良) 14 4 5 5.9(4人) 4着 1:48.0(34.5) 0.4 村本善之 54 ユキノサンライズ 412
9.15 中京 朝日チャレンジC GIII 芝2000m(稍) 16 4 7 26.4(11人) 9着 2:00.0(34.7) 0.9 田島信行 53 ヌエボトウショウ 412
1992.1.12 京都 洛陽S OP 芝1600m(良) 16 4 8 17.5(7人) 9着 1:35.3(47.3) 0.8 村本善之 53 エイシンウイザード 404
2.2 京都 京都牝馬特別 GIII 芝1600m(良) 16 4 7 29.6(9人) 3着 1:35.0(46.3) 0.2 村本善之 54 スカーレットブーケ 406
3.1 中山 中山牝馬S GIII 芝1800m(良) 11 6 7 6.1(3人) 2着 1:48.0(35.3) 0.4 藤原英幸 54 スカーレットブーケ 414
3.29 阪神 コーラルS OP 芝1400m(重) 13 5 6 7.0(2人) 3着 1:24.7(48.3) 0.5 村本善之 54 バンブーパッション 404
4.19 阪神 陽春S OP 芝1600m(良) 14 8 13 3.8(1人) 7着 1:38.7(48.7) 0.8 村本善之 54 ミスタースペイン 412
5.17 京都 京阪杯 GIII 芝2000m(良) 16 5 10 13.7(6人) 5着 2:04.1(48.5) 0.8 村本善之 53 ミスタースペイン 412
6.13 東京 エプソムC GIII 芝1800m(良) 12 6 8 29.8(9人) 4着 1:47.3(35.9) 0.2 藤原英幸 53 マルマツエース 418
7.12 中京 高松宮杯 GII 芝2000m(稍) 18 2 3 41.2(10人) 8着 2:02.2(38.7) 1.6 田島信行 55 ミスタースペイン 416
8.9 新潟 関屋記念 GIII 芝1600m(良) 15 3 4 19.7(9人) 10着 1:35.6(48.2) 1.3 吉沢宗一 54 スプライトパッサー 422
10.31 京都 スワンS GII 芝1400m(良) 16 2 3 57.7(11人) 8着 1:22.1(45.5) 0.7 田島信行 55 ディクターガール 398
11.22 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 18 3 6 62.6(17人) 12着 1:34.5(46.6) 1.2 田島信行 55 ダイタクヘリオス 410
12.20 阪神 阪神牝馬特別 GIII 芝2000m(稍) 16 2 3 67.8(16人) 1着 2:06.2(49.8) 0.0 千田輝彦 53 エルカーサリバー 414
1993.1.31 京都 京都牝馬特別 GIII 芝1600m(良) 11 4 4 12.1(6人) 5着 1:34.8(45.6) 0.8 千田輝彦 55 ヌエボトウショウ 414
2.28 中山 中山牝馬S GIII 芝1800m(良) 13 4 4 14.1(8人) 7着 1:50.3(35.3) 0.6 千田輝彦 55 ラビットボール 416
3.27 中山 韓国馬事会杯 OP 芝1600m(良) 12 8 12 9.0(5人) 11着 1:35.4(35.8) 0.8 千田輝彦 54 ハヤトラ 418

繁殖成績

生年馬名毛色馬主厩舎戦績出典
初仔 1996年 ユーセイシャイニー 芦毛 マークオブディスティンクション (有)アサヒクラブ
→最勝寺俊治
栗東・音無秀孝
佐賀・東美義
33戦8勝(繁殖) [4]
2番仔 1997年 トウケイハヤアシ 芦毛 ダンシングブレーヴ 木村信彦 栗東・大久保正陽 5戦0勝(引退) [5]
3番仔 1998年 アップジョン 栗毛 フォーティナイナー 後藤豊 栗東・武邦彦 9戦2勝(引退) [6]
4番仔 2000年 ユーセイキャロル 鹿毛 ジェネラス (有)アサヒクラブ
→吉岡秀宜
栗東・音無秀孝
水沢・小野寺三男
名古屋・山本功
→水沢・只野廣明
→名古屋・植松則幸
→水沢・小野寺三男
→水沢・佐藤祐司
→名古屋・井手上慎一
→水沢・畠山信一
→水沢・村上佐重喜
179戦20勝(引退) [7]
5番仔 2001年 シルバーウイング 芦毛 ウォーニング (有)アサヒクラブ
→最勝寺俊治
栗東・鮫島一歩
荒尾・畑田修治
14戦0勝(引退) [8]
6番仔 2003年 アキノトップラン 芦毛 デザートキング 今村安隆
→谷謙介
佐賀・手島勝利
→佐賀・三小田幸人
63戦2勝(引退) [9]
7番仔 2004年 アキノフェアリー 芦毛 ヘクタープロテクター 今村安隆
→谷謙介
佐賀・手島勝利
→水沢・村上佐重喜
福山・吉井勝宏
68戦3勝(引退) [10]

血統表

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI