九条駅 (大阪府)

大阪府大阪市西区にある大阪市高速電気軌道・阪神電気鉄道の駅 From Wikipedia, the free encyclopedia

九条駅(くじょうえき)は、大阪府大阪市西区九条一丁目にある、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)・阪神電気鉄道である。

概要 九条駅, 所在地 ...
九条駅
阪神九条駅(中央)とOsaka Metro九条駅の入口(左)
くじょう
Kujo
所在地 大阪市西区九条一丁目
所属事業者
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利用可能な鉄道路線

両路線ともに近畿日本鉄道(近鉄)と相互直通運転を行っており(中央線はけいはんな線、阪神なんば線は難波線奈良線)、どちらの路線を利用しても生駒駅へ行くことができる。

歴史

大阪市高速電気軌道

概要 Osaka Metro 九条駅, 所在地 ...
Osaka Metro 九条駅
2号出入口(2024年11月)
くじょう
Kujo
C13 弁天町 (1.3 km)
(1.5 km) 阿波座 C15
所在地 大阪市西区九条一丁目
北緯34度40分31.99秒 東経135度28分25.58秒
駅番号  C14 
所属事業者 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
所属路線 中央線
キロ程 4.4 km(大阪港起点)
夢洲から10.0 km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
14,406人/日(降車客含まず)
-2025年-
乗降人員
-統計年度-
28,469人/日
-2025年-
開業年月日 1964年昭和39年)10月31日
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相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。改札口コンコースは2階、ホームは3階にある。コンコースは阿波座駅寄りにのみにあったが、阪神なんば線の開業後は弁天町駅寄りにも設置された。改札口は南北の歩道から歩道橋で入れる2箇所と高架下の駐輪場から通じる1箇所の合計3箇所である。1964年の開業時は、西側改札口および2両分のホームのみ仕上げ工事を完成させて営業を開始した。東側改札口完成後、西側改札口はいったん閉鎖され、2009年の阪神なんば線開業に伴い再設置された[3]。2009年当時、大阪市交通局は「西側改札口閉鎖の理由は記録に残っていない」と説明していた[3]

のりば

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番線路線行先[4]
1 C 中央線 本町長田生駒学研奈良登美ヶ丘方面
2 大阪港夢洲方面
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出口

大阪メトロの出口は合計で7箇所ある[5]

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出口番号 出口周辺 接続改札 備考
1A 西改札
1B
2 阪神電車九条駅・NTT西
大阪市高速電気軌道株式会社
京セラドーム大阪
エレベーターあり
3 東東改札
4 市立西区老人福祉センター
西区子ども・子育てプラザ
5 自転車駐車場連絡口
6 京セラドーム大阪
EV出口 自転車駐車場 東西改札 エレベーターのみ
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阪神電気鉄道

概要 阪神 九条駅, 所在地 ...
阪神 九条駅
1番出入口(2025年3月)
くじょう
Kujo
HS 43 ドーム前 (0.6 km)
(1.3 km) 西九条 HS 45
所在地 大阪市西区九条一丁目25-8[6]
駅番号 HS44
所属事業者
所属路線 阪神なんば線
キロ程 7.6 km(尼崎起点)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
16,536人/日
-2024年-
開業年月日 2009年平成21年)3月20日[1]
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大阪市道九条中通線の地下に設置された島式ホーム1面2線を有する地下駅である。コンコースは地下1階、ホームは地下2階に所在する。なお、絶対信号機を持つため停留所ではない。

ホーム有効長は近鉄車両10両編成に対応している。駅舎のデザインテーマは「記憶の継承」。ホームからコンコースへの通路は、階段がホームの両端、エレベーターがホーム中央、エスカレーターがホーム中央に2箇所、尼崎寄りに1箇所設置されている。

コンコースの東西には改札口がある。トイレは西改札付近に設置されている。

駅の出入口は1番と2番の2箇所がある。

1番出入口は中央大通沿いの地下鉄九条駅西口向かい側に所在し、阪神なんば線とOsaka Metro中央線との乗換口となっている。2番出入口は九条中通線沿いの NTT西日本 西ビル内にあり、大阪シティバスへの乗換には2番出入口が案内される[7]。大阪シティバスの停留所「阪神九条」は九条中通線を南東に進んだところで交差するみなと通沿いに所在する[注 1][8]

九条が大阪市電発祥の地であることにちなみ、1番出入口側の駅舎やプラットホーム階壁面などに市電の鉄車輪をイメージした円形の意匠を取り入れている[9]

1960年代、阪神が単独事業として難波方面への延伸を進めた際、現九条駅付近では電電公社ビルと住金興産九条ビルに駅出入口の準備工事がなされていた。これらの駅出入口のうち、電電公社ビル(現:NTT西日本 西ビル)側が2番出入口として42年の歳月を経て活用された。2番出入口の階段踊り場には当時のタイルがモニュメントとして保存されている[10]。なお、住金興産九条ビル(現:日鉄住金興産九条ビル)側の駅出入口は改札内に通じてしまうため活用されなかった。

大阪難波寄りのドーム前駅から尼崎寄りの西九条駅までは上り勾配が続いており、当駅の西方約200メートルで地上に達する。ドーム前駅までの営業キロ上での駅間距離は0.6キロだが、当駅の端からドーム前駅の端までの距離は0.3キロであるため、実質的な駅間距離が阪神では一番短い[注 2]

自動改札機オムロン製で、PiTaPaICOCA、出場時2枚一括処理対応。

のりば

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番線路線方向行先
1 阪神なんば線 上り 難波奈良方面
2 下り 尼崎神戸(三宮)明石姫路方面
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出口

阪神電車の出口は2箇所ある[11]

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出口番号 出口周辺 接続改札 備考
1 地下鉄中央線九条駅
老人福祉センター
子ども子育てプラザ・九条商店街
西改札口 エレベーターあり
2 東改札口
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利用状況

Osaka Metro

2025年11月11日の1日乗降人員は28,469人(乗車人員:14,406人、降車人員:14,063人)である。中央線の駅では15駅中7位(他線と合算しない駅では弁天町駅に次いで第2位)。

各年度の特定日における利用状況は下表の通りである。なお1969・1995年度の調査についてはそれぞれ1970・1996年に行われているが、会計年度上1969・1995年度となる。

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年度別特定日利用状況[統計 1][統計 2][統計 3]
年度 調査日 乗車人員 降車人員 乗降人員 出典
メトロ 大阪府
1966年(昭和41年) 11月08日 3,242 3,214 6,456 [大阪府 1]
1967年(昭和42年) 11月14日 3,670 3,830 7,500 [大阪府 2]
1968年(昭和43年) 11月12日 3,914 3,912 7,826 [大阪府 3]
1969年(昭和44年) 01月27日 6,260 6,606 12,866 [大阪府 4]
1970年(昭和45年) 11月06日 7,450 8,117 15,567 [大阪府 5]
1972年(昭和47年) 11月14日 7,863 8,203 16,066 [大阪府 6]
1975年(昭和50年) 11月07日 8,320 8,843 17,163 [大阪府 7]
1977年(昭和52年) 11月18日 8,050 8,609 16,659 [大阪府 8]
1981年(昭和56年) 11月10日 8,814 9,075 17,889 [大阪府 9]
1985年(昭和60年) 11月12日 8,159 8,314 16,473 [大阪府 10]
1987年(昭和62年) 11月10日 8,783 8,959 17,742 [大阪府 11]
1990年(平成02年) 11月06日 8,887 9,484 18,371 [大阪府 12]
1995年(平成07年) 02月15日 8,914 9,241 18,155 [大阪府 13]
1998年(平成10年) 11月10日 7,958 8,664 16,622 [大阪府 14]
2007年(平成19年) 11月13日 8,148 8,346 16,494 [大阪府 15]
2008年(平成20年) 11月11日 8,318 8,337 16,655 [大阪府 16]
2009年(平成21年) 11月10日 9,464 9,282 18,746 [大阪府 17]
2010年(平成22年) 11月09日 9,249 9,066 18,315 [大阪府 18]
2011年(平成23年) 11月08日 9,518 9,240 18,758 [大阪府 19]
2012年(平成24年) 11月13日 9,778 9,515 19,293 [大阪府 20]
2013年(平成25年) 11月19日 10,022 9,610 19,632 [メトロ 1] [大阪府 21]
2014年(平成26年) 11月11日 10,143 9,719 19,862 [メトロ 2] [大阪府 22]
2015年(平成27年) 11月17日 10,708 10,488 21,196 [メトロ 3] [大阪府 23]
2016年(平成28年) 11月08日 11,065 10,685 21,750 [メトロ 4] [大阪府 24]
2017年(平成29年) 11月14日 11,753 11,134 22,887 [メトロ 5] [大阪府 25]
2018年(平成30年) 11月13日 11,766 11,262 23,028 [メトロ 6] [大阪府 26]
2019年(令和元年) 11月12日 12,300 11,559 23,859 [メトロ 7] [大阪府 27]
2020年(令和02年) 11月10日 11,225 10,693 21,918 [メトロ 8] [大阪府 28]
2021年(令和03年) 11月16日 11,267 10,920 22,187 [メトロ 9] [大阪府 29]
2022年(令和04年) 11月15日 12,023 11,511 23,534 [メトロ 10] [大阪府 30]
2023年(令和05年) 11月07日 12,692 12,113 24,805 [メトロ 11] [大阪府 31]
2024年(令和06年) 11月12日 13,594 12,941 26,535 [メトロ 12] [大阪府 32]
2025年(令和07年) 11月11日 14,406 14,063 28,469 [メトロ 13]
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阪神電気鉄道

2024年11月平均の乗降人員は16,536人である。 阪神電鉄全駅では深江駅に次ぐ第17位。

各年度の11月平均利用状況は下表の通り。

さらに見る 年度, 乗車人員 ...
各年度 11月平均利用状況[統計 4]
年度 乗車人員 降車人員 乗降人員 増減率 順位 出典
2019年(令和元年) 6,979 7,473 14,452 21位 [阪神 1]
2020年(令和02年) 6,311 6,658 12,969 -10.3% 21位 [阪神 2]
2021年(令和03年) 6,638 6,893 13,531 4.3% 19位 [阪神 3]
2022年(令和04年) 6,925 7,161 14,086 4.1% 19位 [阪神 4]
2023年(令和05年) 7,698 7,955 15,653 11.1% 17位 [阪神 5]
2024年(令和06年) 8,069 8,467 16,536 5.6% 17位 [阪神 6]
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年次・年度別利用状況

大阪府・大阪市それぞれが公表しているデータによると、開業後各年の1日平均(全期間対象)利用状況は下表の通り[注 3]

さらに見る 年次/年度, 各年次 ...
年次・年度別1日平均利用状況[統計 2][統計 3]
年次/年度 各年次 各年度
乗車人員
出典
乗車人員 降車人員 乗降人員 大阪府 大阪市
2008年(平成20年) 272 [大阪府 16] [大阪市 1]
2009年(平成21年) 3,047 3,175 6,222 3,100 [大阪府 17] [大阪市 1]
2010年(平成22年) 3,766 3,997 7,763 3,820 [大阪府 18] [大阪市 1]
2011年(平成23年) 3,788 4,020 7,808 3,858 [大阪府 19] [大阪市 1]
2012年(平成24年) 4,548 4,907 9,455 4,555 [大阪府 20] [大阪市 1]
2013年(平成25年) 4,902 5,211 10,113 4,973 [大阪府 21] [大阪市 1]
2014年(平成26年) 5,266 5,734 11,000 5,277 [大阪府 22] [大阪市 1]
2015年(平成27年) 5,744 6,213 11,957 5,800 [大阪府 23] [大阪市 1]
2016年(平成28年) 5,777 6,164 11,941 5,838 [大阪府 24] [大阪市 1]
2017年(平成29年) 6,318 6,757 13,075 6,441 [大阪府 25] [大阪市 1]
2018年(平成30年) 6,597 7,087 13,684 6,672 [大阪府 26] [大阪市 1]
2019年(令和元年) 7,047 7,388 14,435 7,029 [大阪府 27] [大阪市 2]
2020年(令和02年) 5,764 6,169 11,933 5,190 [大阪府 28] [大阪市 3]
2021年(令和03年) 6,499 6,853 13,352 6,002 [大阪府 29] [大阪市 4]
2022年(令和04年) 6,994 7,262 14,256 6,941 [大阪府 30] [大阪市 5]
2023年(令和05年) 7,495 7,751 15,246 7,401 [大阪府 31] [大阪市 6]
2024年(令和06年) 7,884 8,149 16,033 7,844 [大阪府 32] [大阪市 7]
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駅周辺

1624年から開発が始まり、林羅山によって衢壌島(くじょうじま)と命名された。1674年洪水の際に九条家木笏が漂着したことから九条島と表記されるようになったとの伝承がある。九条島は淀川の河流・航行の妨げとなっていたため、1684年河村瑞賢が九条島を2つに割いて安治川を開削。以降、安治川左岸が九条、右岸が西九条となった。

九条駅周辺にはねじの工場などが多い。

バス路線

大阪シティバスが運行している。「阪神九条」・「九条新道」の2つが利用可能。

九条新道停留所は地下鉄九条駅からナインモール九条を経由して400メートル程離れた国道172号線(みなと通)上にある。また、阪神の九条駅からは阪神九条停留所が近い。同線開業後の2009年3月29日に九条南一丁目から阪神九条に改称された[8]

その他

京阪中之島線中之島駅から西九条駅を経由して新桜島まで延伸される計画だったが、2017年7月に京阪ホールディングスの加藤好文社長は、「夢洲へのIR誘致が決まれば、中之島駅から南西に進んで地下鉄中央線の九条駅につなげる」との考えを明らかにした。当初計画していた西九条駅から九条駅への変更について加藤社長は「九条駅で中央線とつなげば、京都とIRのある夢洲が結ばれる」と説明している[12]

近鉄や京都市営地下鉄烏丸線にも九条駅が存在するため、定期券では(阪神)九条として発行される。

当駅は先に開業した地下鉄のOsaka Metro中央線が高架で建設され、阪神なんば線はその地下をくぐる構造であるため、日本では4例しかない「同一駅で私鉄のホームが地下にあり地下鉄のホームが高架(地上)にある」という珍しい形態となっている[注 4]

隣の駅

大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
C 中央線
弁天町駅 (C13) - 九条駅 (C14) - 阿波座駅 (C15)
阪神電気鉄道
阪神なんば線
快速急行・準急・区間準急・普通
ドーム前駅 (HS 43) - 九条駅 (HS 44) - 西九条駅 (HS 45)
  • ( ) 内は駅番号を示す。

脚注

関連項目

外部リンク

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