Wikiwand AI

全日本実業団対抗陸上競技選手権大会

From Wikipedia, the free encyclopedia

全日本実業団対抗陸上競技選手権大会(ぜんにほんじつぎょうだんたいこうりくじょうきょうぎせんしゅけんたいかい)は、日本実業団対抗による陸上競技選手権大会である。主催は日本実業団陸上競技連合、共催は毎日新聞社1953年初開催。開催時期は2005年以降例年9月で、会場は持ち回りとなる。男子21種目・女子20種目、男女オープン4種目の45種目を実施し、出場チームは個人成績とともに種目ごとの成績で得た合計得点による総合成績を競う。実業団連合による翌年の国際大会海外派遣や合宿の選考会でもある。大会の模様は後日TBSテレビで中継録画される。

開始年 1953年
前回優勝 総合優勝 住友電工
男子優勝 住友電工
女子優勝 東邦銀行
概要 開始年, 主催 ...
全日本実業団対抗陸上競技選手権大会
開始年 1953年
主催 日本実業団陸上競技連合
前回優勝 総合優勝 住友電工
男子優勝 住友電工
女子優勝 東邦銀行
公式サイト
日本実業団陸上競技連合
テンプレートを表示
閉じる

概要

第二次世界大戦後、陸上競技部を立ち上げる企業が増え、実業団最高峰の大会の開催を求められるようになった[1]。こうして、1953年(昭和28年)7月11日から2日間の日程で第1回大会が鳥取県倉吉町で52チーム・354人が参加し、八幡製鉄が初代王者となった[2]。第1回大会は日本実業団陸上競技連合が発足していなかったため、日本陸上競技連盟毎日新聞社の主催で行われていた[1]。第1回大会に優勝した八幡製鉄は、この大会が行われる前年の1952年(昭和27年)に八幡製鉄陸上競技部の創部20周年を記念し「全国実業団陸上競技会」が36団体、260人ほどが参加して行われ、この大会の成功が本大会の開催へとつながるようになった[1][3]。この大会が始めたのを機に地域の実業団連盟結成、さらには日本実業団陸上競技連合の結成へとつながり、1957年(昭和32年)大会開催地の小田原市で日本実業団陸上競技連合が結成された[1]

表彰

団体総合優勝チームに日本実業団陸上競技連合優勝旗、男女各優勝チームにも杯が贈呈される。選手に対してMVP、敢闘選手賞が授与される。各種目の優勝者・3位以内入賞者・総合6位以内のチームに対して表彰が、出場回数が通算10回に達した選手は特別表彰が行われる[4]

参加資格は各地区の実業団陸上競技選手権大会の3位以内入賞者と前年度の種目優勝者、および大会1ヶ月前までに参加標準記録を突破した選手であることなど。個人種目は選手1名につき2種目まで出場できる。ジュニア種目を除いて各チーム1種目に3名まで出場でき、リレー種目は6名が出場できる。リレー種目は個人2種目出場した選手にも出場資格が与えられる。各種目ごとに順位に応じて得点が与えられ、その合計得点により各チームの総合成績を決定する。オープン種目を除き、1位9点、2位7点、3位6点・・・8位1点と、各種目の1位から8位までの入賞者に9点から1点までの得点が与えられる。日本人選手を対象に順位による得点と別に、日本新記録(10点)、日本記録タイ(5点)、大会新記録(2点)を樹立した選手に得点が与えられる。

実施種目

  • 男子4×400mリレー
  • 女子4×400mリレー(オープン種目)
  • ジュニア男子1500m(オープン種目)
  • ジュニア男子5000m(オープン種目)
  • ジュニア女子3000m(オープン種目)

1953年第1回大会は男子13種目(100m・400m・1500m・5000m・110mハードル・4×100mリレー・4×400mリレー・走高跳・棒高跳・走幅跳・砲丸投・円盤投・やり投)・女子7種目(100m・200m・4×100mリレー・走高跳・走幅跳・砲丸投・円盤投)の20種目を実施した。1954年第2回大会で男子200m・800m・10000m・400mH・3000mSC・三段跳・ハンマー投、女子80mハードル・やり投を追加。以降大会種目の追加が進み、追加後も年度によって実施されなかった競技種目がある。種目の追加変更を経て2013年現在は男女45種目を実施する。

  • 1953年第1回大会 男子13種目・女子7種目を実施
  • 1954年第2回大会 男子7種目・女子2種目を追加
  • 1961年第9回大会 男子20000mを追加
  • 1962年第10回大会 女子800mを追加
  • 1965年第13回大会 男子5000m競歩、女子400mを追加
  • 1966年第14回大会 男子Jr.5000m(OP)を追加
  • 1967年第15回大会 男子Jr.100m(OP)を追加
  • 1969年第17回大会 女子80mハードルを100mハードルに変更
  • 1972年第20回大会 男子Jr.1500m・Jr.走幅跳(ともにOP)、女子1500mを追加
  • 1975年第23回大会 男子Jr.100mを200mに変更
  • 1976年第24回大会 男子Jr.走高跳・Jr.砲丸投(ともにOP)を追加
  • 1981年第29回大会 女子3000mを追加
  • 1982年第30回大会 女子5000mを初実施
  • 1986年第34回大会 女子10000mを追加、男子20000mはこの回を最後に廃止
  • 1991年第39回大会 Jr.男子200m・走高跳・走幅跳・砲丸投はこの回を最後に廃止
  • 1992年第40回大会 女子400mハードル・5000m競歩・三段跳を追加(OP)
  • 1993年第41回大会 前年度追加3種目を一般種目に変更、女子Jr.1500mを追加
  • 1994年第42回大会 女子ハンマー投げを追加
  • 1995年第43回大会 女子Jr.1500mを3000mに変更
  • 1997年第45回大会 男子5000m競歩を10000m競歩に変更
  • 2003年第51回大会 女子棒高跳を追加

大会一覧

さらに見る 回, 年度 ...
年度開催日程開催地総合優勝男子優勝女子優勝
11953年7月11日 - 12日倉吉町八幡製鉄八幡製鉄[2]旭化成[2]
21954年5月29日 - 30日大阪市立運動場[5]八幡製鉄八幡製鉄[5]日紡宮川[5]
31955年6月4日 - 5日大阪市立運動場[6]八幡製鉄八幡製鉄[6]旭化成[6]
41956年5月26日 - 27日岐阜市八幡製鉄八幡製鉄[7]旭化成[7]
51957年6月2日 - 3日小田原市八幡製鉄八幡製鉄旭化成
61958年6月7日 - 8日神戸市王子陸上競技場リッカーミシン八幡製鉄リッカーミシン
71959年5月23日 - 24日瑞穂公園陸上競技場リッカーミシン旭化成リッカーミシン
81960年5月21日 - 22日国立競技場リッカーミシンリッカーミシンリッカーミシン
91961年5月20日 - 21日鞘ヶ谷陸上競技場リッカーミシンリッカーミシンリッカーミシン
101962年6月23日 - 24日岐阜市リッカーミシン東急リッカーミシン
111963年6月1日 - 2日小田原市リッカーミシン東急リッカーミシン
121964年5月23日 - 24日紀三井寺運動公園陸上競技場リッカーミシン東急リッカーミシン
131965年5月29日 - 30日駒沢陸上競技場東急東急リッカーミシン
141966年5月28日 - 29日鞘ヶ谷陸上競技場東急東急リッカーミシン
151967年5月27日 - 28日広島スタジアムリッカーミシン八幡製鉄リッカーミシン
161968年5月25日 - 26日草薙陸上競技場大昭和製紙東急リッカーミシン
171969年6月7日 - 8日西京極陸上競技場大昭和製紙大昭和製紙リッカーミシン
181970年9月19日 - 20日藤沢陸上競技場大昭和製紙東急リッカーミシン
191971年10月2日 - 3日西階陸上競技場ユニチカ東急ユニチカ
201972年10月7日 - 8日長居陸上競技場ユニチカ東洋工業ユニチカ
211973年9月15日 - 16日岐阜市大昭和製紙大昭和製紙ユニチカ
221974年10月5日 - 6日国立競技場大昭和製紙日立ユニチカ
231975年10月4日 - 5日岡山県総合グラウンド陸上競技場大昭和製紙大昭和製紙大昭和製紙
241976年10月16日 - 17日長居陸上競技場新日鉄八幡新日鉄八幡大昭和製紙
251977年10月15日 - 16日長野市営陸上競技場大昭和製紙新日鉄八幡大昭和製紙
261978年9月30日 - 10月1日宮崎県総合運動公園陸上競技場大昭和製紙大昭和製紙大昭和製紙
271979年9月22日 - 23日国立競技場大昭和製紙大昭和製紙大昭和製紙
281980年9月27日 - 28日皇子山陸上競技場旭化成ヱスビー食品ユニチカ
291981年9月26日 - 27日維新百年記念公園陸上競技場大昭和製紙神戸製鋼大昭和製紙
301982年10月16日 - 17日福井運動公園陸上競技場大阪ガスヱスビー食品大昭和製紙
311983年9月24日 - 25日草薙陸上競技場大阪ガスヱスビー食品大阪ガス
321984年9月29日 - 30日熊本市水前寺競技場ナイキジャパンナイキジャパン大昭和製紙
331985年9月7日 - 8日三ツ沢公園陸上競技場ナイキジャパン新日鉄八幡大昭和製紙
341986年10月25日 - 26日西京極陸上競技場日本建設日本建設大昭和製紙
351987年10月3日 - 4日広島スタジアム日本建設日本建設大昭和製紙
361988年10月22日 - 23日平塚競技場日本建設日本建設ワコール
371989年9月30日 - 10月1日西部緑地公園陸上競技場日本建設日本建設リクルート
381990年10月13日 - 14日小田原市城山陸上競技場日本建設日本建設ワコール
391991年10月5日 - 6日長良川競技場ゼンリンゼンリン光アクティス
401992年10月17日 - 18日平塚競技場ゼンリンゼンリン大京
411993年10月2日 - 3日東平尾公園博多の森陸上競技場ゼンリンゼンリン七十七銀行
421994年9月23日 ・ 25日福島県営あづま陸上競技場ゼンリンゼンリン日本電装
431995年9月30日 - 10月1日富山県総合運動公園陸上競技場富士通富士通七十七銀行
441996年10月4日 - 6日鹿児島県立鴨池陸上競技場七十七銀行三英社七十七銀行
451997年6月13日 - 15日ユニバー記念競技場三英社三英社デンソー
461998年6月12日 - 14日鳴門総合運動公園陸上競技場三英社富士通三英社
471999年6月12日 - 13日長良川競技場ミズノスズキ三英社
482000年6月10日 - 11日布勢陸上競技場スズキスズキスズキ
492001年6月29日 - 30日西部緑地公園陸上競技場スズキ富士通七十七銀行
502002年6月28日 - 29日福島県営あづま陸上競技場富士通富士通グローバリー
512003年6月27日 - 28日岡山県総合グラウンド陸上競技場スズキスズキスズキ
522004年6月25日 - 26日新潟スタジアムスズキ富士通ミズノ
532005年9月23日 - 25日香川県立丸亀競技場スズキスズキスズキ
542006年9月30日 - 10月1日大分スポーツ公園総合競技場スズキ富士通スズキ
552007年9月21日 - 23日長良川競技場富士通富士通ナチュリル
562008年9月26日 - 28日山形県総合運動公園陸上競技場富士通富士通ナチュリル
572009年9月25日 - 27日岡山県総合グラウンド陸上競技場富士通富士通ナチュリル
582010年9月24日 - 26日新潟スタジアム富士通富士通ナチュリル
592011年9月23日 - 25日鳴門総合運動公園陸上競技場富士通富士通東邦銀行
602012年9月21日 - 23日東平尾公園博多の森陸上競技場富士通富士通東邦銀行
612013年9月20日 - 22日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場ミズノ富士通東邦銀行
622014年10月10日 - 12日維新百年記念公園陸上競技場ミズノ富士通東邦銀行
632015年9月25日 - 27日長良川競技場住友電工住友電工東邦銀行
642016年9月23日 - 25日長居陸上競技場新潟アルビレックスRC富士通新潟アルビレックスRC
652017年9月22日 - 24日長居陸上競技場東邦銀行富士通東邦銀行
662018年9月21日 - 23日長居陸上競技場住友電工富士通東邦銀行
672019年9月20日 - 22日長居陸上競技場富士通富士通東邦銀行
682020年9月18日 - 20日熊谷スポーツ文化公園陸上競技場東邦銀行ミズノ東邦銀行
692021年9月24日 - 26日長居陸上競技場富士通富士通七十七銀行
702022年9月23日 - 25日長良川競技場住友電工住友電工豊田自動織機
712023年9月22日 - 24日長良川競技場KAGOTANI富士通ミズノ
722024年9月21日 - 23日維新百年記念公園陸上競技場新潟アルビレックスRC東京ガスエコモ東邦銀行
732025年9月26日 - 28日維新百年記念公園陸上競技場住友電工住友電工東邦銀行
742026年9月11日 - 13日西京極陸上競技場
752027年西京極陸上競技場
 [8][9][10][11][12][13][14][15][16][17][18][19]
閉じる

大会記録

さらに見る 種目, 男子 ...
種目男子女子
選手 所属 記録 年度 場所 備考 選手 所属 記録 年度 場所 備考
100m 山縣亮太 セイコーホールディングス 10.00 2017 大阪 兒玉芽生 ミズノ 11.24 2022 岐阜
200m 末續慎吾 ミズノ 20.36 2006 大分 兒玉芽生 ミズノ 23.41 2022 岐阜
400m 佐藤風雅 那須環境技術センター 45.84 2021 大阪 松本奈菜子 東邦銀行 52.20 2024 山口
800m 横田真人 富士通 1:48.58 2010 新潟 杉森美保 京セラ 2:02.41 2004 新潟
1500m ロナルド・ケモイ[20]
小林史和
小森コーポレーション
NTN
3:37.54
3:38.95
2015
2006
岐阜
大分
テレシア・ムッソーニ[20]
田中希実
ダイソー
豊田自動織機
4:02.54
4:10.41
2024
2022
山口
岐阜
5000m マーティン・マサシ[20]
青木涼真
スズキ
Honda
13:03.84
13:21.81
2004
2021
新潟
大阪
ムワンギ・レベッカ・ジェリ[20]
新谷仁美
ダイソー
積水化学
14:55.32
14:55.83
2020 熊谷
10000m リチャード・キムニャン[20]
宮脇千博
日立物流
トヨタ自動車
27:01.42
27:41.57
2020
2012
熊谷
福岡
福士加代子 ワコール 30:57.90 2006 大分
110m/100mハードル 高山峻野 ゼンリン 13.39 2022 岐阜 福部真子 日本建設工業 12.73 2022 岐阜
400mハードル 苅部俊二
成迫健児
富士通
ミズノ
48.99 1999
2007
岐阜
岐阜
久保倉里美 新潟アルビレックスRC 55.90 2011 鳴門
3000mSC ナホム・メスフィン英語版[20]
山口浩勢
カネボウ
愛三工業
8:21.36
8:25.34
2010
2020
新潟
熊谷
西山未奈美 三井住友海上 9:41.96 2025 山口
5000m競歩 古賀友太 大塚製薬 18:19.45 2026 京都 川崎真裕美 海老澤製作所 43:01.60 2008 天童
10000m競歩 池田向希 旭化成 38:15.86 2022 岐阜 川崎真裕美 富士通 43:01.60 2010 新潟
4×100m 住友電工 38.94 2014 山口 ナチュリル 44.97 2009 岡山
(野川大地, 小谷優介, 堀江新太郎, 土手啓史) (佐藤真有, 渡辺真弓, 松田薫, 丹野麻美)
4×400m ミズノ 3:04.51 2016 大阪 七十七銀行 3:47.38 2010 新潟
(渡邉和也, 飯塚翔太, 松下祐樹, 野澤啓佑) (西田紀子, 齋ともみ, 山田舞, 小野友実)
走高跳 真野友博 九電工 2m31 2020 熊谷 太田陽子 ミキハウス 1m94 1999 岐阜
棒高跳 山本聖途 トヨタ自動車 5m70 2020 熊谷 諸田実咲 アットホーム 4m51 2026 京都 日本記録
走幅跳 田川茂 ミズノ 8m15 1999 岐阜 秦澄美鈴 シバタ工業 6m67 2022 岐阜
三段跳 杉林孝法 ミキハウス 16m63 2002 福島 森本麻里子 内田建設 13m71 2022 岐阜
砲丸投 佐藤征平 新潟アルビレックスRC 18m20 2020 熊谷 森千夏 スズキ 17m67 2003 岡山
円盤投 堤雄司 群馬綜合ガードシステム 60m74 2017 大阪 李暁恵[20]
郡菜々佳
日建
新潟アルビレックスRC
58m76
56m15
1988
2022
平塚
岐阜
ハンマー投 室伏広治 ミズノ 80m61 2001 金沢 綾真澄 丸善工業 65m48 2006 大分
やり投 小南拓人 筑波銀行 81m73 2019 大阪 北口榛花 JAL 63m45 2020 熊谷
Jr.1500m 木實淳治 八千代工業 3:47.90 2000 鳥取 - - - - -
Jr.3000m - - - - - ローズメリー・モニカ[20]
廣中璃梨佳
スターツ
JP日本郵政グループ
8:48.44
8:52.80
2014
2020
山口
熊谷
Jr.5000m 早田俊幸 鐘紡 13:56.72 1988 平塚 - - - - -
 [21][22]
閉じる

参加標準記録

2025年第73回大会のS標準記録を示す(S標準記録の設定がないリレー種目はA標準記録を記載)[23]

さらに見る 種目, 男子 ...
種目 男子 女子
100m10秒2211秒70
200m20秒7024秒00
400m46秒3055秒00
800m1分49秒002分09秒00
1500m3分42秒004分20秒00
5000m13分30秒0015分25秒00
10000m28分00秒0032分00秒00
110m/100mハードル13秒6013秒25
400mハードル49秒8058秒50
3000m障害8分40秒009分50秒00
4×100mリレー41秒30(A標準)48秒00(A標準)
4×400mリレー3分17秒00(A標準)-
10000m競歩41分30秒00
5000mW : 20分00秒00
47分00秒00
5000 mW : 22分30秒00
走高跳2m201m75
棒高跳5m404m00
走幅跳8m006m15
三段跳16m0012m80
砲丸投17m3015m00
円盤投52m5050m00
ハンマー投66m0060m00
やり投75m0057m00
2025年第73回大会の標準記録 有効期間:2025年4月1日~2025年8月12日[23]
閉じる

脚注・出典

関連項目

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks