北村拓己

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国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1995-08-29) 1995年8月29日(30歳)
身長
体重
181 cm
90 kg
北村 拓己
2024年3月10日 京セラドーム大阪
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 石川県金沢市
生年月日 (1995-08-29) 1995年8月29日(30歳)
身長
体重
181 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内野手
プロ入り 2017年 ドラフト4位
初出場 2018年7月20日
最終出場 2025年9月30日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

北村 拓己(きたむら たくみ、1995年8月29日 - )は、石川県金沢市出身の元プロ野球選手内野手)。右投右打。

プロ入り前

金沢市立十一屋小学校2年時から2つ上の兄・祥治の影響で軟式野球(十一屋ファイターズ)[1][2]を始め、小学校高学年・星稜中学校・高等学校亜細亜大学では主将を務めた。

星稜高校入学後は1年春から三塁手のレギュラーを獲得し、兄と共に三遊間を守っていた。高校3年時には夏に甲子園出場。1回戦で板東湧梧擁する鳴門高校に敗戦するも、9回表に3点本塁打を放った。当時のチームメイトには1学年後輩の岩下大輝がいた。

亜細亜大学進学後は1年秋からリーグ戦に出場し、3年秋は三塁手、4年秋は遊撃手でベストナインに選出された。大学には3学年先輩に山﨑康晃薮田和樹大下佑馬、2学年先輩に板山祐太郎藤岡裕大、1学年先輩に宗接唯人木浪聖也、同期に髙橋遥人、1学年後輩に頓宮裕真中村稔弥正隨優弥、3学年後輩に平内龍太内間拓馬矢野雅哉がいた。一部リーグでは、通算53試合に出場し、163打数52安打、打率.319、2本塁打、35打点、10盗塁を記録した。3年生時には第40回日米大学野球選手権大会の代表に選出された[1]

2017年10月26日に行われたドラフト会議では、読売ジャイアンツから4位指名を受け[3]、11月17日に契約金5000万円、年俸800万円で仮契約を結んだ(金額は推定)[4]。背番号は52。担当スカウトは、亜細亜大学の先輩でもある木佐貫洋[5]

巨人時代

2018年は、7月20日の広島東洋カープ戦で代打として公式戦初出場を果たしたものの、シーズンではこの1打席のみとなった。二軍では109試合に出場し、打率.270、6本塁打、44打点を記録。オフに、40万円増の推定年俸840万円で契約を更改した[6]

2019年は、5試合に出場。プロ初スタメンとなった5月6日の横浜DeNAベイスターズ戦では初盗塁を決めたものの、5打数0安打に終わった。二軍では112試合に出場し、打率.290、8本塁打、66打点を記録し、出塁率.414で最高出塁率のタイトルを獲得。また、打率、安打数(107本)はリーグ3位だった。オフに、20万円増の推定年俸860万円で契約を更改した[7]

2020年は、開幕一軍入りを果たし、開幕第3戦となった6月22日の阪神タイガース戦では、代打でプロ初安打・初打点を記録した。翌23日には「1番・二塁手」でスタメン出場すると、勝ち越し二塁打を放つ活躍を見せ、初のヒーローインタビューを受けた[8]。8月4日の阪神タイガース戦(阪神甲子園球場)ではプロ初本塁打を記録し、試合後には元アイドリング!!!伊藤祐奈と1月に結婚していたことと[9]、試合前に第一子となる長女が生まれたことを報告した[10]。最終的に、57試合出場と出場機会を大幅に増やし、打率.227、2本塁打、10打点を記録。オフに、640万円増の推定年俸1500万円で契約を更改した[11]

2022年3月11日 京セラドーム大阪

2021年は、2年連続の開幕一軍入り。地元の金沢で行われた6月22日の横浜DeNAベイスターズ戦では、シーズン1号本塁打を含む2安打3打点の活躍を見せ、チームとして28年ぶりの金沢での勝利に貢献した[12]。オフには300万円増の1800万円で契約を更改した[13]

2022年は、33試合出場、打率.173に終わった。オフには100万円減の1700万円で契約を更改した[14]

2023年は、9月2日のDeNA戦で8点ビハインドの8回に投手として起用され(野手登板[15]、最速141km/hを記録するなど1回を1失点で抑え、敗戦処理としての役割を全うした[15]。投手としての登板は、公式戦では中学3年生以来だった[15]。野手としては27試合に出場し打率.206を記録した。二軍では68試合の出場で打率.305、3本塁打、24打点を記録した[16]

ヤクルト時代

2023年12月8日、現役ドラフトにより東京ヤクルトスワローズへ移籍することが発表された[17][18][19]。背番号は38。移籍先であるヤクルトの小川淳司GMは、「右打ちの内野手として、どこでも守れる。ショートでもセカンドでも守れる。どちらかというと、中距離から大砲っていうところに期待が持てるんじゃないかな」と獲得理由を語った[20]

2024年は、オープン戦16試合で打率.296、5打点と結果を残し、開幕一軍入り[21]。7月6日に行われた古巣・巨人戦では、代打で移籍後初となる本塁打を記録した[22]

2025年は春季キャンプから二軍で過ごし、開幕前には下半身を負傷した[23]。4月22日の二軍戦で実戦復帰する[24]と、長岡秀樹など一軍の内野手に故障が続出していたチーム事情もあり[24]、同月29日に一軍昇格[25]。5月3日の阪神戦で代打起用されシーズン初出場・初安打を記録すると、初のスタメン出場となった13日の中日戦では守護神の松山晋也から本塁打を記録する[注 1]など[24]、昇格後しばらくは好調だった[23]が、交流戦ごろから打撃不振に陥っていた[24]。9月12日のDeNA戦では8点ビハインドの9回に自身2度目となる投手起用があり、プロ初奪三振を記録するなど1回を1失点に抑え[27][28]、救援投手陣の負担軽減に貢献した[29]。この年は昇格後は一度も抹消されず、自己最多の62試合に出場し、打率.190、3本塁打、7打点の成績だった[29]。シーズン終了後の10月24日、球団から戦力外通告を受けた[29]。 12月30日に放送された『プロ野球戦力外通告・クビを宣告された男達』で、現役引退を報告した。オイシックス新潟アルビレックスBCからオファーが来たが、現役引退を決めた[30][31]。またかつて所属した巨人からもフロントでのオファーがあったことを明かしている[32]

現役引退後

現役引退後の2026年からは妻の伊藤が起業した株式会社TKMKの事業の一つとして野球教室「TKMアカデミー」を設立した[32][33]

選手としての特徴・人物

守備のフットワークが良く、ドラフト時、内野守備三塁遊撃の両方を守れるとされ[34]、プロ入り後は一塁のレギュラー候補にあがったり[35]二塁の守備にもついていたりなど内野全般を守れる。深い位置で守ることができ、これはスローイングに不安がないためであると野球解説者の里崎智也も分析している[36]

打者としては長打力を秘めた勝負強い打撃が魅力[37]。二軍では高い四球率や低い三振割合を記録しているものの、一軍だと四球率が極端に低くなり、一軍レベルでの選球眼向上が求められている[38]

プロでは2度の野手登板を経験。2度目の登板になった際、監督の髙津臣吾は「亜細亜の後輩だからです」という理由の他、相手に当てる可能性が少しでも少ない選手を選ぶ中で、コントロールとスローイングの良さを見込んで登板する野手に北村を選んだ[27]

幼い頃から大の巨人ファンであり、高橋由伸パジャマを愛用していたり自室の壁に「巨人にドラフト2位で入る」という目標を貼っていた[39]

前述の伊藤祐奈との結婚をすぐには公表しなかったが、これについて北村も「結婚の報道で僕の名前が出るというのが、おこがましい部分があった。結婚で名前が出るより、プロ野球選手で名前を残していきたかった」と理由を説明している[40]

気配りができる男気溢れる人物であり[37]、後輩から慕われている[41]。巨人時代の2023年春季キャンプでは、同年齢の選手がいないことで夕食を1人で食べていた当時ルーキーの浅野翔吾を見つけると「こっちで一緒に食おうぜ」と席に招き、彼の不安を和らげた[37]。また、キャンプ初日からキャッチボールに誘うなど気を配っており、浅野は「北村さんのおかげで馴染めた」と感謝していた[37]

ホルモンマルチョウみたいな体をしているという理由から、愛称は「まるちょう」[22]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2018 巨人 1110000000000000000.000.000.000.000
2019 5753000000100010120.000.286.000.286
2020 578875917202251000201011242.227.326.333.659
2021 5310392132330438111020811284.250.317.413.730
2022 335552391101210010101162.173.204.231.434
2023 2738342710080001021173.206.270.235.506
2024 ヤクルト 4849402500184211250182.125.229.200.429
2025 621321169223033470160604291.190.254.293.547
通算:8年 28647341541831011012533421323331011414.200.274.301.575

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2023 巨人 100000000----41.011000000119.001.00
2025 ヤクルト 100000000----61.020100100119.003.00
通算:2年 200000000----102.031100100229.002.00

年度別守備成績

投手守備


投手












2023 巨人 10000----
2025 ヤクルト 10000----
通算 20000----
内野守備


一塁二塁三塁遊撃
















































2019 巨人 --204011.000-
2020 27892051.0001924390141.000823001.000-
2021 18392031.000294860113.99130000-----
2022 6111011.00055710.923403001.00014825041.000
2023 110001.0006410031.000943001.000517011.000
2024 ヤクルト -13182716.978191411.833-
2025 -835031.0003091920.93317273917.985
通算 521405091.00080102148339.98875163632.945363671112.991

記録

初記録
打撃記録
投手記録
  • 初登板:2023年9月2日、対横浜DeNAベイスターズ20回戦(横浜スタジアム)、8回裏に8番手で救援登板・完了、1回1失点[44]
  • 初奪三振:2025年9月12日、対横浜DeNAベイスターズ22回戦(明治神宮野球場)、9回表に石上泰輝から空振り三振[45]

背番号

  • 52(2018年 - 2023年)
  • 38(2024年 - 2025年)

登場曲

  • 「今すぐに逢いにゆくから」小山翔吾(2018年)
  • 「明日へ」小山翔吾(2019年)
  • 「CHAIN BREAKER」PKCZ(R) feat. 登坂広臣(2020年)
  • 「ファンファーレ」小山翔吾(2021年 - )
  • Dear WOMANSMAP(2021年7月 - )

脚注

関連項目

外部リンク

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