君子人 From Wikipedia, the free encyclopedia 君子人(くんしじん)は中国に伝わる伝説上の人種である。古代中国では東方に位置する国に棲んでいたとされる。 古代中国の地理書『山海経』の海外東経によると、君子国は大人国の北にあり、君子人はそれぞれ虎を2匹ずつ使役しており、それをつかって獣を狩る。譲り合いの心が強く、決して人と争わないという。 君子人の登場する作品 『鏡花縁』 君子国が旅の途中に舞台として登場する。君子人の娘・廉錦楓が百才女の一人にあてられている。国の城門には「惟善為宝」(善は宝である)という扁額がかかっており、非常に善心に富み、譲り合いの心をもっている人々として君子人も登場するが「道具を使って海から魚をとるのは、魚をだます悪事なので魚をとらない」等、文章中では少々ばか正直すぎるほどに誇張された行動が描写されている[1]。 脚注 [脚注の使い方] ↑ 藤林広超訳 『鏡花縁』 講談社 1980年 88頁 参考文献 『山海経 中国古代の神話世界』高馬三良 訳 平凡社〈平凡社ライブラリー〉、1994年、ISBN 4582760341、131頁。 寺島良安 『和漢三才図会』3、島田勇雄・竹島純夫・樋口元巳訳注、平凡社〈東洋文庫〉、1986年、355頁。 表話編歴『淮南子』海外三十六国西北至西南方 長股人 天民 粛慎 白民 沃民 女子人 丈夫人 奇肱人 一臂人 三身人 西南至東南方 結匈人 羽民 讙頭人 裸民 三苗人 交脛人 不死人 貫匈人 岐舌人 豕喙人 鑿歯人 三首人 長臂人 東南至東北方 長人 君子人 黒歯人 玄股人 毛民 労民 東北至西北方 跂踵人 拘纓人 深目人 無腸人 柔利人 一目人 無継人 Related Articles