古代中国の地理書『山海経』の海外南経・大荒南経によると、羽民国は結匈国の東南にあり、羽民人は人間の姿をしているが、体に羽毛が生えているという。
類書である王圻『三才図会』では、羽民国は険しい山の中にあるとされ、鳥のくちばし、赤い眼、羽毛が生えているとしている。飛行が可能だが長距離を飛ぶことは出来ない。また、卵から羽民人たちは生まれるとも記している。日本の『和漢三才図会』や奈良絵本『異国物語』などではこの解説が使われている。
羽民国には鳳凰の仲間である鸞鶏(らんちょう)たちが多く棲息しており、羽民人たちはその卵を主食にしているという[4]。