慈眼寺 (鹿児島市)
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『三国名勝図会』等によると百済の僧侶・日羅によって飛鳥時代の頃に建立されたと言われる[1]。その後の経緯は明らかではなく、存在が確実になるのは応永年間に島津久豊によって再興されたときからである。はじめ天台宗、ついで臨済宗の寺だったが[1]、天文11年(1542年)には島津貴久によって福昌寺18世・代賢和尚を新たに開祖として迎えて伽藍が建立され、曹洞宗寺院へと転じた。その後、18代当主島津家久の菩提寺となって「慈眼寺」と改称した(慈眼は家久の号[2]:1)。
実質的な薩摩藩祖の菩提寺と言うことで賑わった事から、一乗院、宝満寺と共に「薩摩三名刹」と言われた。
境内には和田川が流れ、古くから紅葉の名所として知られる[1]。
明治期の廃仏毀釈の為に完全に破壊された。跡地が公園となり、入り口に残る仁王像や公園に点在する石仏ほどしか跡を偲ぶ物は残っていない。
周辺には1972年(昭和47年)5月28日に慈眼寺自然遊歩道が開設され、慈眼寺公園や谷山神社などを巡ることができる[3]。
慈眼寺公園
慈眼寺公園は慈眼寺跡周辺に広がる公園。斜面上にあり、北側が高く、南が低くなっている。中を自然遊歩道が通っている[5]。南側には和田川が流れ、川沿いに春は桜、秋は紅葉が見られる。北側には花の広場があり、菜の花・ネモフィラ・コスモスなどが見られる[6]。
そうめん流しは谷山観光協会が経営しており、そうめんの他にじゃんぼ餅なども提供する[7]。
- 期間:3月中旬から10月末
- 時間:10:00~17:30(日祝10:00~18:30、7・8月10:00~19:00)
市道(慈眼寺木屋宇都線)を隔てて北側には鹿児島市立ふるさと考古歴史館と懐良親王を祀る谷山神社があり、これらの施設にも桜などの植物が植えられている。市道に沿ってアジサイが植えられており、駐車場の向かい側の「アジサイの壁」は撮影スポットとして人気がある[8]。