春日原駅
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| 春日原駅 | |
|---|---|
|
駅舎(2025年3月) | |
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かすがばる Kasugabaru | |
![]() | |
| 所在地 | 福岡県春日市春日原東町一丁目 |
| 駅番号 | T 09 |
| 所属事業者 | 西日本鉄道 |
| 所属路線 | ■天神大牟田線 |
| キロ程 | 9.5 km(西鉄福岡(天神)起点) |
| 駅構造 | 高架駅 |
| ホーム | 2面4線 |
| 乗降人員 -統計年度- |
[西鉄 1]22,070人/日 -2024年- |
| 開業年月日 | 1924年(大正13年)4月12日 |
春日原駅(かすがばるえき)は、福岡県春日市春日原東町一丁目にある、西日本鉄道(西鉄)天神大牟田線の駅である。駅番号はT09。
春日・大野城両市の拠点駅で、Nライナーを除く全営業列車が停車する。
連続立体交差事業
- 1924年(大正13年)4月12日:開業[1][注釈 1]。
- 1970年(昭和45年)5月2日:九州では初となる橋上駅に改築[1]。
- 1983年(昭和58年)3月26日:急行停車駅となる[1]。(朝ラッシュ時上りに運転される8両編成の急行を除く)
- 2001年(平成13年)1月20日:当駅を通過する8両編成の急行が快速急行に種別変更されたため、全ての急行が停車する駅となる。
- 2003年(平成15年)3月1日:バリアフリー化[2]。
- 2008年(平成20年)5月18日:ICカードnimoca供用開始。
- 2017年(平成29年)2月1日:駅ナンバリングを導入[3]。
- 2018年(平成30年)2月24日:仮駅舎に切り替え供用開始[4]。
- 2022年(令和4年)8月28日:高架化[5]。
- 2024年(令和6年)
- 2026年(令和8年)
2003年(平成15年)から福岡県・福岡市が主体となり、当駅を含む雑餉隈駅 - 下大利駅間を対象とする連続立体交差事業が進められており、当初は2021年(令和3年)3月末の高架化と、2022年(令和4年)3月末までの当該区間各駅の工事完了を予定して工事を進めていたが[9]、2019年(令和元年)6月に当駅旧駅舎の基礎撤去作業を開始したところ、想定外のコンクリートと杭があるのが確認され[10]、西鉄側は同年10月末に工期の変更が必要であるという理由で事業計画の変更を申し入れ、高架化の時期が2022年(令和4年)8月末に延期された。また、これに伴い、各駅の工事完了時期も遅れることとなり、当駅の工事完了は2024年(令和6年)11月末に予定された[9]。その後、内装工事の完了が2024年(令和6年)7月に早まり、同年7月27日に改札を1階から2階に切り替えた[7]。これにより、新駅舎が完成し、約21年に及んだ一連の事業・工事は終了した。
その後は、西鉄によって1階・2階部分に駅直結型商業施設である「レイリア春日原」の開発が進められている。
駅構造
ホーム

島式ホーム2面4線の高架駅である。平日の朝夕には普通と特急および普通と急行の緩急接続が行われる。ホーム有効長は8両分ある。
大牟田方面に渡り線があり、当駅折り返し列車の設定が可能である。電車の方向幕には「急行 春日原」、「普通 春日原」の設定があり2001年1月20日ダイヤ改正以前は平日の朝に、さらに1997年9月27日ダイヤ改正以前の休日の昼間には当駅折り返しの普通があったが、2001年1月20日ダイヤ改正以降は当駅折り返し列車はない。
| 乗り場 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ●天神大牟田線 | 下り | 二日市・太宰府・久留米・大牟田方面 | 待避線 |
| 2 | 本線 | |||
| 3 | 上り | 大橋・薬院・福岡(天神)方面 | ||
| 4 | 待避線 |
駅舎
1970年供用開始の九州初の橋上駅舎が長年にわたり使用されていたが、高架化工事の進展に伴い、2018年2月24日より仮駅舎に移行した[4]。仮駅舎は東口側と西口側のそれぞれに改札口と事務室を設置する地上駅で、改札内は跨線橋で連絡していた。なお、2022年8月28日に高架ホームでの営業を開始した後も駅舎部の工事を継続するため、当面は地上駅時代の仮駅舎を使用し、引き続き新駅舎の建設を進めていたが、高架駅舎の内装工事が完了したため、2024年7月27日始発より新駅舎の2階へ改札が移動した[7]。
- ホーム
(2022年12月) - 旧駅舎の西口
(2016年5月) - 旧駅舎の東口
(2010年1月) - 東口(仮駅舎)
(2018年12月) - 西口(仮駅舎)
(2018年12月)
レイリア春日原
レイリア春日原(RAIRIA Kasugabaru)は、春日原駅内に2026年2月27日に先行オープンし、同年6月にグランドオープンする予定の駅直結型(駅ナカ)商業施設[7][8]。西鉄によって開発され、コンセプトは「My Cozy Oasis ~くらしに欠かせない利便とともに、うるおいある日々を楽しむ、ここちよい街のオアシス~」[7][8]。
西鉄は2024年7月当初、2026年1月の開業を目指していた[7]が、2026年2月に先行オープンが、同年6月にグランドオープン(正式開業)が延期された[8]。
名称の由来
「レイリア(RAIRIA)」は「RAIL(線路・沿線)」、「ARIA(空気)」、「AREA(地域)」を組み合わせた造語[12]。「Cozy」には「居心地のよい、親しみやすい、くつろいだ」という意味がある[8]。
2024年7月に名称が「レイリア春日原」に決定した[7]。「レイリア」の施設名を冠するのは大橋駅内の「レイリア大橋」、西鉄久留米駅内の「レイリア久留米」(2024年10月にエマックス・クルメから名称変更)に次ぐ3例目である。

店舗
2026年2月27日の先行オープン時に下記7店舗が開業し[13]、グランドオープン時に追加で5店舗の計12店が入居する予定[8][注釈 2]。
- 1階
- レガネット春日原
- 当駅ににしてつストア系列の店舗が入るのは19年ぶり[14]。
- マクドナルド西鉄春日原駅
- この店舗のみオフィスエリアに挟まれて独立した場所にあり、店舗外の通路を通って移動する必要がある。
- レガネット春日原
- 2階
- ファミリーマート 西鉄春日原駅店
- 八百屋 Fruve × お酒の美術館
- BARと青果店のコラボ店舗。お酒の美術館が青果店とコラボするのはこの店舗が初[15]。
- ワッツ春日原レイリア店
- ココカラファイン レイリア春日原店
- おたからや レイリア春日原店
利用状況
2024年度の1日平均乗降人員は22,070人[西鉄 1]。西鉄の駅としては第6位である[注釈 3]。大橋駅が特急停車駅に昇格した2017年8月26日から当駅が特急停車駅に昇格する2024年3月16日までの間、特急通過駅の中では、(特急の他に急行も通過する)井尻駅の次に利用者が多い駅となっていた[注釈 4]。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおり[16]。
| 年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員[17] |
|---|---|---|
| 1995年(平成7年) | 22,997 | |
| 1996年(平成8年) | 11,701 | 23,064 |
| 1997年(平成9年) | 11,636 | 22,924 |
| 1998年(平成10年) | 11,282 | 22,183 |
| 1999年(平成11年) | 10,931 | 21,491 |
| 2000年(平成12年) | 10,616 | 20,915 |
| 2001年(平成13年) | 10,422 | 20,548 |
| 2002年(平成14年) | 10,215 | 20,109 |
| 2003年(平成15年) | 10,292 | 20,325 |
| 2004年(平成16年) | 9,970 | 19,727 |
| 2005年(平成17年) | 9,850 | 19,620 |
| 2006年(平成18年) | 9,877 | 19,796 |
| 2007年(平成19年) | 9,904 | 19,800 |
| 2008年(平成20年) | 9,926 | 20,017 |
| 2009年(平成21年) | 9,814 | 19,820 |
| 2010年(平成22年) | 9,935 | 20,096 |
| 2011年(平成23年) | 9,895 | 20,012 |
| 2012年(平成24年) | 10,022 | 20,255 |
| 2013年(平成25年) | 10,290 | 20,801 |
| 2014年(平成26年) | 10,038 | 20,276 |
| 2015年(平成27年) | 10,440 | 21,063 |
| 2016年(平成28年) | 10,477 | 21,148 |
| 2017年(平成29年) | 10,759 | 21,703 |
| 2018年(平成30年) | 10,923 | 22,063 |
| 2019年(令和元年) | 11,071 | [西鉄 2]22,379 |
| 2020年(令和2年) | [西鉄 3]17,798 | |
| 2021年(令和3年) | [西鉄 4]18,810 | |
| 2022年(令和4年) | [西鉄 5]20,274 | |
| 2023年(令和5年) | [西鉄 6]20,922 | |
| 2024年(令和6年) | [西鉄 1]22,070 |
駅周辺
駅は春日市にあるが、駅から東側に200mほど歩けば大野城市に入る。
- 春日原変電所 - 当駅からあまり離れていない大牟田側手前の上り線の線路沿いに存在。なお、下り線側の線路沿いには開業当時の九州鉄道時代から存在すると思われる鉄筋コンクリートの古い変電所建屋が現存する。九州鉄道時代は第一変電所と呼ばれていた[18][注釈 5]。
- 春日駅 - 九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線 南西に500mほど。
- イオン大野城ショッピングセンター(イオン大野城店。旧大野城サティ) 東側400mほど。
- サニー春日原店 北西210mほど。
- 大野城市役所 南東500mほど。
- 大野城まどかぴあ 南東600mほど。
- ロイヤルチェスター福岡 - 洋風の結婚式場 北東500mほど。
- 筒井の井戸 - 大野城市域内にある古井戸の遺構。県指定有形民俗文化財。北東600mほど。参照『筒井の井戸』。
- 恵比須神社 - 大野城市内にある、事代主神と火産霊神を祀る神社。参照『雑餉隈恵比須神社』。北東500mほど。
バス路線
西口ロータリーに西鉄バスの「西鉄春日原」停留所がある。また、西口から約90m南東に春日市コミュニティバス「やよい」の「西鉄春日原駅」停留所がある。
全便がJR春日駅を経由する。(路線は2025年10月1日現在)
転回場が無いため、降車後系統を変更しての発車となる。
なお、イオン大野城ショッピングセンターには上記以外の西鉄バス路線や大野城市コミュニティバス「まどか号」が発着する。
