杉本和行
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兵庫県姫路市出身[1]。東大紛争が激しさを増し、入試が取り止めになったため、京都大学に入学する。しかし、入学式の時からバリケードができており、1年間授業が開講されなかったため、再受験し、東京大学文科一類に入学し直す[2]。東京大学法学部第1類(私法コース)卒業[3]。東大在学中に司法試験と国家公務員上級甲種試験に合格。進路で多少の迷いがあったものの、「官界、とりわけ大蔵省(当時)は国内関係から国際関係まで幅広い分野の仕事ができる」と感じ[2]、1974年4月 大蔵省(現・財務省)に入省する。大臣官房文書課配属[4]。森喜朗内閣総理大臣事務担当秘書官、主計局次長(末席)、主計局次長(次席)、主計局次長(筆頭)、大臣官房総括審議官、大臣官房長を経て、2007年7月10日に主計局長、2008年7月4日より財務事務次官となる。2009年7月14日に退官し、その後は東京大学公共政策大学院教授、弁護士、みずほ総合研究所理事長、伊藤忠商事株式会社社外取締役などに着任。企業の役員のほか、研究や法律の分野を中心に活動。2013年3月5日に公正取引委員会委員長となり、2020年9月12日まで約7年半務めた。
ケンブリッジ大学に留学時、隣のカレッジに留学中の北尾吉孝(現SBIホールディングス社長、当時野村證券)と議論を戦わした。津田廣喜前次官に「心臓に毛の生えたずうずうしさ」と評された。