株価暴落

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イラスト 多田和博(装幀)
発行日 2004年3月30日
発行元 文藝春秋
株価暴落
著者 池井戸潤
イラスト 多田和博(装幀)
発行日 2004年3月30日
発行元 文藝春秋
ジャンル 経済小説サスペンス
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判 上製カバー装
ページ数 280
公式サイト books.bunshun.jp/
コード ISBN 978-4-16-322780-1
ISBN 978-4-16-772801-4文庫判
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株価暴落』(かぶかぼうらく)は、池井戸潤の小説。2004年3月30日に文藝春秋から書き下ろしで単行本が刊行された[1]。2007年3月10日には文春文庫版が出版された[2]

2014年にWOWOWテレビドラマ化された。

ある日、白水銀行の板東洋史が担当する大手スーパー・一風堂の店舗で爆破テロが発生。債務超過に転落してから経営再建に乗り出した矢先の事件だった。犯人は「案山子」と名乗り、一風堂会長と社長の辞任、そして会社清算を要求する声明文を出し、一風堂の株価暴落する。メインバンクである白水銀行では、破産懸念の一風堂にこれ以上の追加融資を反対する坂東と、倒産しないように支援を続けるべきという企画部次長の二戸哲也が激しく対立する。

そんな状況下で一風堂内部では、財務部長の友部勇作が一風堂創業者でワンマン会長の風間耕造を解任すべくクーデターを画策していた。一方、爆破犯人を追う野猿刑事田崎刑事は、容疑者と目された犬鳴黄を追いかけるが、なぜかなかなか捕らえることが出来ず、やがて第2・第3の爆破テロが発生する。

そして白水銀行では、追加支援を見送るかどうかを決定する役員会が開かれようとしていた。

登場人物

白水銀行

一風堂のメインバンクである大手銀行。白水電気・白水自動車などの同資本系列企業と共に白水グループを構成している。

板東洋史(ばんどう ひろし)
審査部調査役。傘下に数百社を擁する大企業・一風堂を担当している。
淡島平太(あわしま へいた)
板東と同じ審査部調査役で、板東の補佐を務めている。
川嶋雄一(かわしま ゆういち)
審査部部長。板東の上司。
田丸直紀(たまる なおき)
融資部企業融資グループ調査役。
熱血漢で、一風堂の子会社・ネオ一風堂進出の煽りを受けて倒産した、安岡商店のことを坂東に教える。
二戸哲也(にと てつや)
企画部次長。一風堂の追加融資を主張し、板東と対立している。
来栖太平(くるす たいへい)
企画部部長。二戸の上司。
波田尚人(はだ なおと)
総務部調査役。二戸の同窓同期。
小松善次(こまつ よしつぐ)
人事部次長。
香西喬久
頭取。

株式会社一風堂

全国に300店舗を展開している巨大スーパーチェーン。グループ売上2兆円・傘下企業数百社を抱える大企業で「流通業界の巨象」と言われる程の存在だが、1兆円超の有利子負債を抱えている上に業績悪化により実質的に債務超過状態に陥っていた。そのためにトップ交代を実施し再建計画を策定、メインバンクである白水銀行の支援の下経営再建に乗り出したが、その矢先に連続爆破テロの標的にされる。

友部勇作(ともべ ゆうさく)
財務部長。
財前知春(ざいぜん ともはる)
広報室長。一風堂きってのエリートと言われる。
西原竹史(にしはら たけし)
社長。元財務省課長で、女婿になって今の地位を得た。
風間耕造(かざま こうぞう)
会長。カリスマの創業社長。

警察関係者

野猿(やえん)
警視庁捜査一課特殊捜査班刑事。
田崎
警視庁捜査一課特殊捜査班刑事。
滝田君夫
蒲田署の刑事。

犬鳴電子部品

犬鳴黄(いぬなき こう〈旧姓:安岡〉)
21歳。両親の死後、叔父に引き取られ「犬鳴電子部品」に入社し、一人住まいをしている。一風堂爆破事件の容疑者。
犬鳴徳一
社長。黄の叔父。
高田昌二(たかだ しょうじ)
運送係長。元暴走族。

その他

安岡精二(やすおか せいじ)
安岡商店社長で黄の父。白水銀行から融資が受けられず、会社が倒産し自殺する。
東堂由希(とうどう ゆき)
看護師。黄の恋人。
山崎信夫(やまざき のぶお)
黄の同級生。元暴走族。

書誌情報

テレビドラマ

脚注

外部リンク

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