海底大戦争
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ストーリー
アメリカ海軍の潜水艦による新型水中ミサイルの実験中、モニターを横切る謎の人影が目撃される[10]。取材のために立ち会っていた東日新聞記者で科学担当の安部ケンとアメリカ人カメラマンのジェニー・グリアゾンは謎を探ろうと、人影が現れた海域に潜り、海底の洞窟にて半魚人のような怪物に遭遇する[10]。
拉致を経て謎の海底基地にて目覚めた安部とジェニーは、世界征服を企む科学者のルハス・ムーア博士から、怪物の正体が「深海サイボーグ」であることを明かされる[10]。ムーア博士は野望のために改造人間の専門家を集め、人間をさらっては自我のない怪物に改造し、「海底王国」の兵士として育成していた。安部とジェニーも改造機に閉じ込められ、肉体が徐々に変容していく[10]。
やがて、同じく怪物に拉致されたハワード教授が基地のコントロール盤を破壊したことにより、怪物は人間を攻撃し始め、基地内は大混乱に陥る。安部とジェニーは怪物と化してしまう寸前、ハワード教授に救われる。怪物と基地の人々が同士討ちとなった結果、安部とジェニーとハワード教授は生き残り、基地の関係者はムーア博士だけとなる。海軍の潜水艦が基地の所在を探知してミサイルを撃ち込み、基地全体の爆発が迫るなか、安部たちはムーア博士を倒し、脱出に成功する。ハワード教授の治療によって安部とジェニーの姿は元通りになり、潜水艦は帰路につく。
キャスト
※クレジットタイトル順。
- ペギー・ニール - ジェニー・グリアゾン[12][13]
- フランツ・グルーバー - ブラウン中佐
- アンドル・ヒューズ - ハワード教授
- エリック・ニールセン - ルハス・ムーア博士[12][13]
- マイク・ダニーン - ヨゼフ・ハイム博士[12][13]
- ビバリー・ケラー - ルイーザ
- ブラウン・ガンター - 潜水艦艦長
- 三重街恒二 - チャン
- 菅沼正 - 西田
- 室田日出男 - 海底基地技官A
- 富士あけみ - 研究員
- エンベル・アルテンバイ - 記者A
- ハンス・ホルネフ - ビル・サービル[13]
- ジョン・クレイン - リチャード
- ピーター・スミス - 記者C
- ブラウン・ケラー - 士官B
- カール・スィリング - 士官C
- 比良元高 -
- 並木喜一 -
- 大竹直樹 -
- P.ヌーチョ[注釈 4] - 記者B[9]
- シュミデル[注釈 4] - 士官A[9]
- B.ハリウラ[注釈 4] - 士官E[9]
- D.ウルフ[注釈 4] - 海底基地技官B[9]
スタッフ
※監督を除き、クレジットタイトル順。
登場キャラクター
製作
本編班・特撮班・水中撮影班の3班体制が組まれ[10][5]、東映東京撮影所で撮影された[8][6]。
サイボーグ半魚人の水中シーンは『大アマゾンの半魚人』(に登場するギルマン)と同様に着ぐるみを着たまま、演技を行なっている[10][注釈 7]。変身シーンは照明効果を組み合わせたコマ落としによって表現された[10]。撮影終了後、この着ぐるみは『悪魔くん (1966年のテレビドラマ)』(1966年)第21話の「化石人」への改修を経て使用されている[15]。
アメリカ海軍所有のマンモス潜水艦、海底基地、サイボーグ半魚人のデザインを担当した成田亨は、当時は円谷特技プロダクションと契約を結んでいたため、本作には「武庫透」名義で参加している[注釈 8]。