竜野駅
兵庫県たつの市揖保川町黍田にある西日本旅客鉄道の駅
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歴史
1889年に山陽鉄道が姫路駅から延伸した際に開設[1]。しかしながら、揖保川を渡る鉄橋の工事が大幅に遅れていたため、川の東側に仮駅を設置し、営業開始[1]。翌年に有年駅まで路線が延伸されると同時に、現在の場所へ移転した。
年表
- 1889年(明治22年)11月11日:山陽鉄道姫路駅 - 当駅間延伸時に終着駅として開設[1][2]。旅客・貨物取扱開始[2]。姫路寄りの揖保川東側に駅を仮駅とし、営業開始[2]。
- 1890年(明治23年)7月10日:当駅 - 有年駅間延伸。同時に現在地へ移転[1][2]。
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道国有化[2]、官設鉄道の駅となる。同時に現駅舎使用開始。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定、山陽本線所属となる。
- 1972年(昭和47年)3月15日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[2]。
- 1997年(平成9年)3月8日:JR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」導入[3]。
- 1998年(平成10年)2月26日:自動改札機設置、使用開始[4]。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2006年(平成18年)10月1日:運行管理システム (JR西日本)#JR京都・神戸線システムJR京都・神戸線運行管理システム導入。
- 2007年(平成19年)
- 2011年(平成23年)5月:改札内多目的トイレ使用開始。
- 2012年(平成24年)3月17日:改札内エレベーター通路使用開始。
- 2013年(平成25年):駅改札を簡易型に交換。
- 2015年(平成27年)3月12日:入線警告音見直しに伴い、接近メロディをJR神戸線標準接近メロディ「さざなみ」音質見直し版に再度変更。
- 2021年(令和3年)
- 2024年(令和6年)
- 2025年(令和7年)5月31日:新駅舎の併用を開始[8]。
- 旧駅舎(2019年8月)
駅名について
駅名は開業以来一貫して「竜野」であるが、所在地は開業当初揖西郡神部村、そして戦後は旧龍野市の隣町にあたる揖保郡揖保川町に属し、たつの市となったのは21世紀初頭である。たつの市の中心市街からは約5km離れており、旧山陽道の正條宿に近い地に位置している[1]。そのため開設当時は、当駅から龍野の城下町までを結ぶ、約5kmの龍野鉄道敷設計画があったが、実現には至らなかった[1]。
開設当初の駅名表記は「龍野」で、1958年(昭和33年)11月当時の当駅の駅名標も「龍野」と表記されていた。書体が丸ゴシック体である事から、1954年(昭和29年)12月以降に書き替えられた物である。時期は不明だが、本竜野駅と共に表記が「龍野」から「竜野」に変わり、龍野市とは漢字が一致しなくなった[9]。
駅構造
橋上駅舎により駅の南北から利用が可能。
2両編成対応単式ホーム2面2線を有する地上駅。以前は2面3線であったが、旧2番線は両端ポイント部分の線路が撤去され、何年か後に残りの線路も全て撤去された。
自動券売機が設置されている[7]。ICOCA及び提携ICカードが利用可能で、ICOCA対応の自動改札機が設置されている。2025年9月30日をもってJR西日本交通サービスへの受託契約を終了し、姫路駅社員が駆けつけ及び巡回をしての対応となっている。
旧駅舎は木造平屋建てで、1906年(明治39年)12月1日に建設。2016年(平成28年)から、駅舎の橋上化及び周辺の再整備が行われ[10][11]、利用開始から2024年(令和6年)2月20日まで117年間使用された木造駅舎は、橋上新駅舎建設の為に撤去された[12][13]。同年2月21日から2025年(令和7年)5月31日の新駅舎完成までは仮駅舎で運用された[14]。また1930年(昭和5年)に設置された構内の陸橋も、新駅舎の工事と共に撤去。
のりば
- ホーム(2007年8月)
ダイヤ
日中時間帯は上下共に、普通電車が1時間に1本停車する。
2016年3月26日ダイヤ改正に伴い新快速日中運転は取止められ、朝晩のラッシュ時間帯のみ運行されるようになった。2021年10月2日からは日中時間帯は上下共に1時間当たり1本に半減した[5][6]。
当駅を含む山陽本線姫路駅 - 相生駅間は、赤穂線相生駅 - 播州赤穂駅間と一体運用となっており、日中は全列車が次の相生駅から赤穂線・播州赤穂方面に入る。この時間帯に上郡・岡山方面に行く場合は相生駅で乗換が必要。朝晩は山陽本線経由姫路駅 - 上郡・岡山方面間列車が運行されるため1時間3 - 4本と多くなる。
当駅と相生駅・有年駅・上郡駅は12両編成までの乗入に対応しているが、赤穂線内の西相生駅・坂越駅・播州赤穂駅ホーム有効長が最大8両編成分しか無く、12両編成での乗入が出来なくなっている。そのため、大阪方面と赤穂線・山陽本線上郡方面とを直通運転する朝晩の新快速は、姫路駅(朝の上り列車は網干駅)で米原寄りの編成を増解結した上で当駅に停車している[注釈 1]。但し当駅に乗入れる列車は、上り始発と下り終電(いずれも上郡発着普通列車)の10両編成が、岡山方面発着列車は7両編成が最長であり、定期運用で12両編成が入ることはない。
利用状況
「兵庫県統計書[16]」と「たつの市統計書[17]」によると、2024年(令和6年)度の1日平均乗車人員は1,964人である[* 1]。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
| 年度 | 1日平均 乗車人員 |
|---|---|
| 1995年(平成7年) | 2,346 |
| 1996年(平成8年) | 2,396 |
| 1997年(平成9年) | 2,381 |
| 1998年(平成10年) | 2,499 |
| 1999年(平成11年) | 2,453 |
| 2000年(平成12年) | 2,382 |
| 2001年(平成13年) | 2,243 |
| 2002年(平成14年) | 2,108 |
| 2003年(平成15年) | 2,053 |
| 2004年(平成16年) | 2,024 |
| 2005年(平成17年) | 1,983 |
| 2006年(平成18年) | 1,967 |
| 2007年(平成19年) | 1,978 |
| 2008年(平成20年) | 1,998 |
| 2009年(平成21年) | 1,940 |
| 2010年(平成22年) | 1,955 |
| 2011年(平成23年) | 2,014 |
| 2012年(平成24年) | 2,088 |
| 2013年(平成25年) | 2,151 |
| 2014年(平成26年) | 2,091 |
| 2015年(平成27年) | 2,169 |
| 2016年(平成28年) | 2,177 |
| 2017年(平成29年) | 2,172 |
| 2018年(平成30年) | 2,165 |
| 2019年(令和元年) | 2,204 |
| 2020年(令和2年) | 1,787 |
| 2021年(令和3年) | 1,889 |
| 2022年(令和4年) | 1,984 |
| 2023年(令和5年) | 1,959 |
| 2024年(令和6年) | [* 1]1,964 |
駅周辺
- たつの市役所揖保川総合支所(旧揖保川町役場)
- たつの市総合文化会館アクアホール
- たつの市立揖保川公民館
- 揖保川郵便局
- 片島簡易郵便局
- 正条北簡易郵便局
- 神戸神社
- 昭和高分子龍野工場
- たつの市立揖保川中学校
- 揖保川文化センター
- 国道2号
- 兵庫県道120号たつの竜野停車場線
- 兵庫県道441号中島揖保川線
- 兵庫県道442号岩見揖保川線
- 揖保川
バス路線
駅前を通る兵庫県道120号線沿いに「竜野駅」停留所があり、たつの市コミュニティバスの路線が発着する[18]。山陽網干駅~御津・室津方面で運行されていた神姫バスの便が2024年9月30日限りで休止となったことから、御津・室津方面への公共交通機関での玄関口は山陽網干駅から当駅へと移った。
- 南行(御津町方面)
- 日山ルート/兵庫県龍野庁舎ルート/はつらつセンタールート/龍野北高校ルート(いずれも終点の新舞子まで同一経路)
- 竜野駅大浦線(御津小学校まで上記各ルートと同一経路)
