諸法実相 From Wikipedia, the free encyclopedia 諸法実相(しょほうじっそう、梵: dharmatā[注釈 1])とは、仏教において、全ての存在のありのままの真実の姿のこと[1][2]。 三論宗 諸法実相は仏教の真理を指す言葉の一つであり、大乗仏教の根本思想であるが、その意義は宗派ごとに様々である[1][2]。 三論宗では、空理を諸法の実相とする[1]。 天台宗 天台宗では、諸法実相をいう場合に三重の区別があり、初重は因縁所生の諸法がそのまま空であることを指して実相とする[1]。二重は、空と有を諸法とし、別に中道第一義諦の理を立てて実相とする[1]。三重は、差別の現象を全て諸法といい、その諸法が三諦円融している真実のあり方を指して実相とする[1]。 日蓮宗 日蓮宗では、本門の題目に関して諸法実相の意を解釈する[1]。 禅宗 禅宗では、本来の面目が諸法の実相をあらわすものとする[1]。 浄土真宗 浄土真宗では、真如の理を諸法実相とし、南無阿弥陀仏の名号を実相法と呼ぶ[1]。 脚注 注釈 ↑ 原語は梵: dharmatāの他にも複数ある[1]。 出典 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 中村元『広説佛教語大辞典』 中巻、東京書籍、2001年6月、926-927頁。 1 2 “諸法実相(しょほうじっそう)とは - コトバンク”. 朝日新聞社. 2017年9月22日閲覧。 表話編歴仏教基本教義 四諦 八正道 中道 三相 無常 苦 無我 解脱と涅槃 人物 釈迦 十大弟子(舎利弗/目連/大迦葉/須菩提/富楼那/迦旃延/阿那律/優波離/羅睺羅/阿難) 龍樹 無著 世親 玄奘 達磨 世界観 生と輪廻(サンサーラ) 三千大千世界 六道(天界/人間道/修羅道/畜生道/餓鬼道/地獄道) 三界 重要な概念 無明 十結 五蘊 渇愛 煩悩 三毒(貪/瞋/癡) 五蓋 業 三業 唯識 仏性 三法印と四法印 諸行無常 諸法無我 涅槃寂静 一切皆苦 心所 菩提への道 菩提 菩薩 四向四果 (預流/一来/不還/阿羅漢) 成仏 三十七道品 三学 (戒/定(禅定)/慧(般若)) 四無量心 (慈/悲/喜/捨) ヨーガ/瞑想 (サマタ/ヴィパッサナー) 布施 信仰対象 三宝(仏/法/僧) 日本の仏尊(如来/菩薩/明王/天部/垂迹神/高僧) 分類/宗派 初期仏教 部派仏教 上座部仏教 大乗仏教 密教 神仏習合 修験道 Category:仏教の宗派 仏教系新宗教 地域別仏教 インド 中国 日本/日本の戒律史 朝鮮 台湾 ベトナム チベット ネパール(ネワール仏教) スリランカ ミャンマー タイ 中東 ヨーロッパ アフリカ 中央アメリカ 聖典 三蔵 律蔵 経蔵 論蔵 パーリ語 パーリ仏典 漢訳 大蔵経 大正新脩大蔵経 漢訳仏典一覧 西蔵訳 チベット大蔵経 聖地 ルンビニ ブッダガヤ サールナート クシナガラ 霊峰 霊場 歴史 仏教のシルクロード伝播 インドにおける仏教の弾圧 インドにおける仏教の衰退 美術・音楽 仏教美術 声明 チベット仏教の声明 宗教 カテゴリ プロジェクト ポータル Related Articles